m's diary

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コリアンフードの会

2009-04-20 | 異食文化の会


そろそろ我が家でトック(韓国の餅)パーティーを、と思っていたところ、同じく韓国帰りのIさんが次はI家でキンパ(韓国風のり巻)の実演付きパーティーを開いてくれる。というので、今回はI家でということでお願いしてトック料理持参で伺った。
メンバーはいつもの異食文化の会のみんな。
Iさんは今回、韓国から帰ったらキンパを皆に伝授しようと、韓国ではあちこちのキンパを食べ歩き、お店でもキンパの作り方を見学させてもらい調査を重ねてきた模様。
韓国で手に入れてきた食材+日本で調達し、下準備してくれてたものでキンパの巻き方実演が始まった。





キンパの海苔はそれ専用のものがあるらしい。
ごま油&塩付きの韓国海苔ではなく、普通の焼き海苔だそう。
そこへ150g(これはIさんが研究を重ね、ベストの量を導き出した。)のご飯を載せ広げる。
三分の一ほどの空白を残し、後は端まできっちりと敷き詰めるのがポイント。
具は彩りを考えて。
そして両端から具をややはみ出させるのがイケてる巻き方だとか。
最後にゴマを忘れずに。
日本の巻き寿司と違うところはご飯は酢飯ではなく少しの塩とゴマ油を混ぜたものを用い、両端から具がはみ出るところや、最後の巻き終わりは海苔にはけでシャッと水をつけて、海苔どうしをピッタリ密着させるところなど・・





そして以前具には魚肉ソーセージがポピュラーだったキンパだが、今回こんなハムのようなサラミのような具が出回っていて、それがスーパーにも売っていたそう。
板状のハムがキンパ用のサイズに細長く筋がつけられている。
よくぞ発見したな~Iさん・・





そして巻き終わったキンパには最後の仕上げが待っている。
最後は海苔巻きの天辺だけに刷毛でごま油をシャッと塗り、白ゴマを振りかけるのだ。
これだけで、もうゴマのよい香りがプーンと漂ってきて、韓国度が一気に増す。
もう一つのポイントは日本の巻き寿司よりもかなり薄めに切ること。
これを基本にスタンダードキンパ、ソコギ(牛肉)キンパをそれぞれ巻いてみた。





そして盛り付け後のキンパ。
彩が美しい~
以前、節分の日にKさんより日本の巻き寿司を教わっていたので、日本と韓国の海苔巻きの作り方の違いがいろいろとわかって面白かった。
韓国のキンパは地下鉄の駅から屋台、店など結構あちこちで見かける。
キンパは日本の巻き寿司よりもより日常的でファーストフード的なもののようだ。





そしてこれは自分作のトッポギ。天ぷら、茹で玉子に玉ねぎも入れてみた。





もう一つの餅料理にはトックスープを。鶏もも肉を鶏ガラスープで煮込んだものにタッカンマリをイメージしてジャガイモや白ネギを入れてみた。

そしてキンパはもう一種類、忠武キンパを。
このキンパは海苔とご飯だけで通常のものより細い。
具は入ってないのだが、付け合せに大根のキムチ、イカのキムチが添えられてるそう。
それを忠実に再現するIさん。





そしてIさんはなんと私が韓国で食べたかったが食べれなかった安東チムタクを作ってくれてた。
醤油ベースの味なので日本の煮物系の味に似てる?!
韓国のこの思い切り弾力のある春雨が汁を吸って激ウマ!
が、本物のチムタクをIさんも私も食べてないのでこの味で合ってるのかは謎;





そしてデザートに餅菓子いろいろ。
帰りに空港で買って、帰ってすぐ冷凍保存してたもの。
この度、復活~
虹色のトックケーキやさまざまな豆がふんだんに入ったトック、中に胡麻だれが入ったトック、シンプルなヨモギやきなこのトックなど。
どれも甘味が控え目だ。





お菓子作りの達人Kさんは、いろんなスパイスが入ったチャイを作ってくれて、今回チャレンジケーキ?を焼いてきてくれた。ベースの生地になんとコーラが入っているというもの。
上にはマシュマロやナッツ類がチョコレートでコーティングされている。
初めて味わうケーキだったが美味しかった!
更に持ち帰り土産にとボロボローネも。
このボロボローネは最初に1時間半も小麦粉を炒るという力作。

今日もお腹いっぱい、楽しいコリアンフードの会だった~
みんなに感謝!!



コメント (2)
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