転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



今度は実家の母だ。

「起きたら、突然、右足に力が入らなくなっていた」
と母が電話して来たので、きょうは朝イチで実家に行った。
長丁場になる可能性が高いと考え、途中でスーパーに寄り、
昼と晩のお総菜になるものと、おにぎりも仕入れて持参した。

母の話から私が一番心配したのは脳梗塞だったが、
母本人は、ある意味、さすがに私の母なので
「筋炎になったのではないか」
と結構マイナーな病名を出して来た。
二年前にもそういえば、リウマチ熱では?とか言っていたよな。
そういうのって、どっから思いつくねん(汗)。

脳梗塞でなければ、年末から傷めている腰が原因の、
ヘルニアとかそういうものではないかと私は思ったのだが、
母は、なぜかかなり筋炎が気に入っている(爆)ようだったので、
とりあえず母の懸念と私の懸念の両方を解決できそうな、
「脳神経外科・神経内科」をネットで探して、行くことにした。
幸い、父が空いていて、自家用車を運転してくれたのだが、
考えてみたら、父もまた80歳で、それなりに高齢者なのだった。
すみません(汗)。

待合室のテレビでは国会中継をやっていて、
母が声高に政府批判をするので、私は正直、参った。
母が、野党の質問者になりかわって首相にツッコミを入れるので、
私はなんとか話題を反らそうと苦心したが、徒労に終わった。
早く呼ばれてくれ、と一心に念じた。実に長い時間だった。
うちのばーちゃんとは違った大変さがあるな(汗)と思った。

診察では、脳疾患由来か、腰痛由来の、どちらかだろう、と言われ、
握力血圧などの測定、平衡感覚の検査のあと、
簡単な計算問題や、四つ並んだ数字を聞いて逆から言うテストをやり、
最後は脳のMRI検査だった。

それらの結果、有り難いことに、というか
案の定、というか、母の頭には問題が無いことがわかった。
大脳も小脳も多少の萎縮はあるものの80歳とは思えない容積を誇り、
目立った脳梗塞跡もなく、血管もくっきりと写っていた。
立派だ、と先生に褒められ、母は自信を深めた。

こうなると、先生のお見立てでも、
やはり「腰が原因では」ということになった。
ただ、椎間板ヘルニアなどの場合は、足がちぎれそうなほど痛い等々、
激しい症状を訴えることが多いが、母はそれほどでもなかった。
とりあえず、明日もう一度、腰のMRIを撮ることになった。そして
「撮影はここでしますが、診て、必要あれば整形外科に紹介状を書きます」
と先生は仰った。

このあたりになると、筋炎の話はとっくにどっかに行っていたが、
母はもう、思い出さないようだった(^_^;。ただ、
「結局、右足に力が入らんのが、なおっとらん」
と苦情を言った。
そりゃ仕方ないだろう、一日で完治とは行くまいよ。
だいたい今日は検査しただけで、何も治療してないし(爆)。
ということで、とりあえず、また明日。

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