昨日、クッキーを焼きすぎてグッタリ疲れて帰宅したら、
脈拍100前後の動悸が夕方何時間か続いて、
目眩や胸痛などはなかったのだがとにかく体が休まらない感じで、
救心を飲んでしばらく横になったら、晩には、おさまった。
が、こりゃ心臓がどうかなったのではないかと不安になり、
きょうは早速、近所の循環器内科に行ってみた。
余談だが、ネットで読んだ話によると、
私のように、不調を感じるとすぐ医者に行く、
というのは、心がけが良いのでもなんでもなく、
一種の、不安神経症あるいは予期不安の表れだそうである。
少々の体調不良があっても、あまり気にせず、しばらく放置する、
というほうが、ある意味、健全な人間であるとのことだ。
さて、循環器の先生も、果たして、
「いろんなことを言って来られますなあ」
と笑われた。
そうなのだ、ここには前回、右足のふくらはぎがツると言って、
「下肢静脈血栓ではないでしょうか!」
と駆け込んだことがあったのだ。
それの前は「除湿かけて昼寝したら咳が出るようになった」、
さらにその前は「アクアビクスしたら左下腹が痛くなった」。
診察室での測定では脈拍125、血中酸素飽和度98。
脈拍がとても多いが、医師の前で測ると私は昔からこんなものなので、
この数値には全く(私は)驚かなかった。
で、先日来、甲状腺を診て貰っているのは、内分泌専門の別の内科なので、
そこでの血液検査票も一通り見て頂いたが、
「T3とT4は僅かに基準値オーバーですが、体調の変動の範囲内でしょう。
TSHが正常値だし、甲状腺機能亢進症ではなく、頻脈とは関係ありません」
ということで、甲状腺の異常と頻脈・動悸との関わりは否定された。
次に心電図を取った。結果についてはその場で説明があった。
医「異常ないです」
私「はい」
医「とりあえず脈拍が多いほかは大丈夫です」
私「はい」
医「あと、完全右脚ブロックがある以外には、何もありません」
私「はい」
ふたつも異常があるやんけ!とツッコもうかと思ったが、
頻脈も完全右脚ブロックも昔からで、わかっていたことだった。
先生も、またフフっと笑われた。
医「それじゃ、あとは自宅で簡単にできる検査で、
24時間ホルター心電図というのをやりますか。
夜間、睡眠のときの脈拍なんて普段、知らないでしょ。
寝てる間にどの程度、下がっているかいないか、見ましょう」
私「はい」
―――ということで、私は今、上半身前面のあちこちに、
電極とコードとを絆創膏で留め付けられた姿になり、
携帯ラジオみたいなものをウエストポーチに入れて腰につけている。
明日の午前中、ちょうど装着から24時間後に、
これを外すためにもう一度、その循環器内科に行かねばならない。
確かに、なんの侵襲もなく、実に手軽な検査であることは認める。
が、カユい。絆創膏を貼った喉元のところがとくに、激しくカユい。
今夜、寝入ったら、無意識に剥がしてしまうのではというのが心配だ。
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