転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



先月から、低用量ピルを服用すると不正出血があって、
休薬期間の後半のほうが逆に調子が良いような感じで、
ただの副作用というよりも、
どうもうまくコントロールできていない気がしたので、
きょうは、いつもの婦人科クリニックに行った。

エコーでの診察の結果、左卵巣チョコレート嚢腫は、
特に心配なほどの変化はしていなかった。
だが、腺筋症がやや悪化しているような印象があるとのことだった。
それで、まずは出血の原因として最も心配な、
子宮体がんを除外しなくてはならないので、細胞診を受けた。
結果は一週間後(T.T)。

結果が悪かった場合はそのほうの更なる精査をすることになるが、
悪性が否定できた場合の、次なる選択肢としては、

1.再度、リュープリンを打つ
2.手術を考える

ということだった。
低用量ピルは、一般的には内膜症治療には最善なもののひとつだが、
私の場合、粘膜下筋腫や腺筋症があって、
内膜の血管で弱いものがあるとなかなか不正出血が止められないので、
低用量ピルのみのコントロールは困難だとわかった、と言われた。
そういう場合、中用量ピルで様子を見る方法もあるが、
さらに確実に管理できるのはリュープリン注射だそうだ。

だが、リュープリンは、副作用への懸念もあり、
良性疾患の場合、連続6ヶ月以上は打てないことになっている。
海外では内膜症への年単位の投与もあるそうなのだが、
日本では乳がん・前立腺がんでないと、
リュープリンを連続使用することは許可されていないとのことだ。

今後、半年間、注射を続けて、様子を見ながら半年空けて、
また半年続けて、・・・という繰り返しはある程度可能で、
そうしているうちに閉経した場合はすべてが解決するが、
もし途中で内膜症の改善が頭打ちになったら、
内科的には次に打つ手がなくなるし、
閉経までもし十年あるとなると、この繰り返しをするには長すぎる。

つまり、今年や来年のうちは内科的にやるのも充分可能ではあるが、
将来的には、手術も視野に入れて良いのではないか、
というのが主治医のきょうの意見だった。
悪性の可能性さえ否定されれば、急ぐものではないし、
リュープリンの注射はいつでも開始できるから、
家族ともよく相談して、ゆっくり考えていい、ということだった。

勿論、人並みに、全身麻酔とか手術そのものへの恐怖心はあり、
しないで済めば、やっぱりそのほうが良いような気も、するのだが、
現状だって快適とは言えない面がいろいろとある。改善は、したい。
何より1月の大カクラン→救急搬送は、それなりにトラウマになった。

娘の中学生活も一応、軌道に乗ったことだし、
身内に病人がいない落ち着いた時期を選べるならば、
このあたりで手術しておいたほうが、良いのかもしれない、とも思った。
主人の転勤があるかないかが、かなり気にかかる時期ではあるけれど。


ということで、算命学をやっている友人に、先ほどメールを出した。
「ヤったほうがいいでしょうか。ヤるなら、いつがいいでしょうか」

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若い頃、じーちゃんは身ひとつで家を飛び出し、
所帯を持つときには本籍まで新しくして、
以来、自分で手に入れたものだけで暮らしてきた。
もともと親との縁も薄く、自分を過去につなぎ止めるものは、
じーちゃんには何ひとつ、なかった。

ので、墓も、なかった(爆)。

舅本人は、『墓なんか要らんわい。金かけるなや』と言い残した。
じーちゃんのイメージでは、お寺の遺骨堂(用語がわからないが)
みたいな、ロッカー形式のところに置いて貰えればいい、
ということだったのだと思う。
浄土真宗の考えには「先祖供養」という概念もないし、
それはそれでも良かったかもしれない。

だが主人は、「結局、皆、入るところが要るのだから」と言い、
自分が、家の墓をたてると決めた。
舅の四十九日からあと、一周忌、三回忌と、
ずっとお世話になったお寺さんに頼んで、
境内墓地の一画を購入させて貰うことができたので、
そこに、ごく平凡だが真宗の作法どおりの墓石を、
長男である主人がたてる、ということに、なった。
そこには、まず舅が入るわけだが、
いずれは、姑や主人や私も入ることになるだろう。

それで今日、お寺さんから紹介して頂いた石屋さんに会い、
境内墓所まで出かけ、隣近所の墓石なども見ながら、
どういうお墓にするかをあらかた、決めた。
小さい区画だし、特に凝った要望もないので、
ごく普通の、手入れのしやすいものを頼むことにした。

石屋さんは良いかたで、とても親切にして下さり、
思った以上にスムーズに打ち合わせも進み、
こういうのも「縁」だなと思い、とても温かい気持ちになったが、
最後にたったひとつ、問題が発覚した。

それは。
家紋が、わからなかった

生家と決別したに等しかったじーちゃんは、家紋を持たなかった。
主人も、見たことがないと言った。


誰に聞いたらわかるんだろう(^_^;

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