転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



腎結石には関係ないと思うのだが、きょうはどうも元気がなかった。
連日の検査の疲労とそれに伴う心身のUP&DOWNのために、
一段落付いて、逆に、がっくり力が抜けた気分だった。

NTT、光回線の目標下方修正へ 割高料金などで失速(朝日新聞)
『NTTグループは、「10年度末までに2千万件」としてきた光ファイバー回線の契約目標数を下方修正する方針を固めた。景気の悪化で料金が割高な点も嫌気され、契約件数が伸び悩んでいた。ブロードバンド(高速大容量通信)サービスの牽引(けんいん)役を期待される光ファイバーだが、失速が鮮明だ。』『契約件数の目標を1500万~1700万件程度に減らす▽目標の達成時期を12年度末に先延ばしする――などの方向で調整している。下方修正は、07年に続いて2度目となる。』

必死すぎる宣伝電話が大失敗なのだと私は思うがな?
『お客様の快適なご使用環境より、とにかく手前の都合が最優先』
という印象しか与えない、執拗で無礼な電話攻勢のせいで、
少なくとも私の場合、「光ファイバー」に対する印象は最悪になった。
もし今後、世の中の電話がNTTの「光」だけになるなら
我が家では固定電話を撤去しよう、
と考えるようになったのも、NTTグループの宣伝電話が原因だ。
契約件数の伸び悩みを景気の悪化や割高料金のせいにするより、
最低限、顧客の気分を害さない宣伝方法を考えるのが先だと思う。


筆記体がいつの間にかレアな存在になっていた(exciteコネタ)
『文部科学省に問い合わせてみたところ、「筆記体は、平成10年に改訂された学習指導要領から『教えることができる』という記述に変わり、必須ではなくなりました」とのこと。』『公立中学校で英語を教えている先生に話を聞いてみた。「私は教えていないです。よって現在、私の学校ではほとんどの生徒が筆記体を書けません。(中略)時々黒板にばーっと筆記体を書くとわーっと声があがるくらい、筆記体はレアな存在になっています。授業ではコミュニケーションを重視しているのと、海外では筆記体を実際に使用している人が少ないこともあって、私は教えていないんですよ」』

20年ほど前、大学受験する高校生に英語を教えていた頃は、
まだ彼らのノートも答案も筆記体が結構多かったが、
その後、極零細学習塾を経営して中学生に英語を教えてみたら、
もう、公立学校の生徒のほとんどは筆記体を書くことが出来なかった。
私は彼らに筆記体を書けとは言わなかったが、
私の書く筆記体を読めるようになれ、とは要求した。
自分の考えで「筆記体など書かない」のは完全に自由だとしても、
ヨーロッパには筆記体しか書かないという人たちだっているのだから、
人の書いた筆記体が皆目読めないというのは困るのだ。

ただ、それとは別に、英語学習者としての私の感覚では、
筆記体というのは日本人が英語を学ぶツールとしては
実に有効なものだという気がするので、捨てるのは惜しいと思う。
というのは、筆記体を書くことで、英語の綴りの規則を手が覚えるからだ。
筆記体で綴り慣れると、英語にあり得ないスペリングに対しては、
手がその動きをしたことがないので違和感を覚えるようになる。
「続け字」を書かずに、ただブロック体を並べているだけでは、
なかなか、こういう感覚は育たない。
また、筆記体を書かなくても、英文タイピングを学べば、
手をキーボードの位置に置くだけで、
英語の綴りを指先が思い出してくれるという、同様の効果があるのだが、
学校ではパソコン操作は教えても、タイピングは指導していないだろう。
人に見せるためではなく、自分の英語学習のために、
筆記体で綴ることを手に覚えさせるのは有意義だ、
というのが、現在までの私の考えだ。

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