転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



姑のところに行ったら、職員さんが、
「○○ーが死んだんと。可哀想に、ね」
と、ほかの誰かに話していらっしゃる声が部屋まで聞こえてきた。

肝心の○○ーの箇所が聞き取れなかった私は、
最初、何の話かわからず、少々変な気分になった。
『○○ー』は愛称か何か、カタカナ的な名前のように聞こえたので、
それだけで話が通じる存在だということは、芸能人か何か、
知名度のある人のようなのだが、それにしては、後半の、
『可哀想に、ね』が、とてもカル過ぎて、変だったのだ。
例え世界的に有名な人であっても、亡くなられたときには、
もっと何らかの、死を悼む言葉があるのが普通ではないか??

……と思っていたら、さきほどネットサーフィンをしていて、
ふとしたことから、これが何の話だったか、わかった。
ベースボール犬のミッキー逝く…半旗で哀悼の意(Sponichi)
『旧広島市民球場で球審にボールを運ぶベースボール犬として人気を集めたミッキーが、8日に老衰のため死んでいたことが分かった。14日の横浜戦で球団旗を半旗にし、哀悼の意を示した。ミッキーは2005年から3シーズンにわたり、ボールが入ったかごをくわえて運んでいた。訓練士の上野智美さんは「4月10日のマツダスタジアムのこけら落としの一戦が(12歳の)誕生日だった。新球場に遊びに連れて行ってあげたかった」とコメントした。』

前述の職員さんの話は、『ミッキーが死んだんと』だったのだ。
ミッキーくんは、ゴールデンレトリバーのオスで、
賢く、愛嬌もあって、旧市民球場では皆に愛されたそうだ。
昨年の旧市民球場の最後の試合の頃には、既に年老いていて、
出場の要請はあったが、出て来られなかったということだ。
世界初のベースボール犬(汗)も、老衰には勝てなかった。

広島のボール犬・ミッキー逝く(デイリースポーツ)
『(14日の横浜戦では)愛犬家として知られ、試合前に体をなでていた嶋は「きょうは何としても勝ちたい」と意気込んでいた。一回終了後にバックスクリーンのオーロラビジョンに在りし日の姿が映し出されると、スタンドからはため息が漏れた。球団、ナイン、ファンはミッキーを追悼するために一体となったはずだった。』『しかし、その思いは通じなかった。先発の大竹は6回4失点。打線も横浜投手陣を攻めあぐねた。八回無死三塁で代打・喜田の左前打で1点を返し、無死満塁までチャンスを広げながら石原、栗原、嶋のクリーンアップが凡退。ブラウン監督は「ミッキーはかわいかった。私も同じような犬を飼ったことがあるので残念だ」と悔やんだ。』

主人がテレビに向かって悪態をついていたので、
この日の試合展開は、実は私も知っている(汗)。
ノーアウト満塁まで来ながらチャンスを全くいかせないカープ打線、
一体どんだけ沈黙したら気が済むねん、と私でも思った。

ちなみに、昨日15日のカープは勝ったが、
なんと試合中通して、合計3安打しか出ず、それで得点も3点。
とっても省エネというか、コストパフォーマンス良過ぎっていうか。
ミッキーくんの供養になるどころか、
コメントに困ってしまってわんわんわわん、だと思うぞ。

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