融雪が進む八幡平。
アスピーテライン県境登山口から鏡沼分岐を経て鏡沼手前まで、遊歩道上には雪がなくなり、手間のかかるステップ掘りもほとんどしなくて良い状態となりました。
鏡沼のドラゴンアイはもう間もなく終焉を迎えそうですが、今日はギリギリまだドラゴンアイと言って差し支えない状態だったでしょうか。
鏡沼から山頂の間で、一番迷いやすいところが蒸の湯登山口への分岐。この写真の状態よりも雪があり、看板も雪の下に隠れ、足元しか見ていないとついついまっすぐ行ってしまいそうですが、この間「八幡平山頂⇨」の補助看板を設置しましたので、これで迷うようでは困ります。
蒸の湯分岐から30mほどで山頂展望デッキです。
山頂からガマ沼展望台の間の残雪も、もう間もなく無くなるでしょう。
八幡沼展望台からの八幡沼。
ドラゴンアイ騒動も一息ついて、八幡沼湿原にもしばしの静寂が訪れる。
源太分れ〜源太森〜安比岳分岐はまだ少々雪がありますが、トレッキングシューズを履いていれば問題ありません。
この時期、一番厄介なのが安比岳分岐から黒谷地の間の登山道がえぐれた地峡地帯。融雪の過程で踏み抜き地獄と化しますが、あらから融けました。
残っているところも、ある程度落としたので、激しく落下するようなことはないかと思います。
黒谷地湿原のチングルマが咲き始めました。
湧き上がる積乱雲。夕方には激しい雨となりました。