すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

七滝〜大地獄谷〜お花畑 9/15

2018-09-15 19:32:52 | 岩手山

日一日と秋の気配が色濃くなってまいりました。秋と言えば七滝コース。

3連休の初日とあって、人の流れが途絶えない。七滝コースもじわじわと賑わうようになってきました。

台風後に処理した倒木をさらに並べてました。「ちまちまやってないで早く全部やっちゃいなよ!」というご批判もあることでしょう。労力の割に報われない作業なんです。成果の割にかなりの労力をかけてます。ご了解を。

山道を駆け足で トレラン人が行き過ぎる まるで忘却のぞむように 止まる私を誘っている♪とトレランの人が通る度、五輪真弓の「恋人よ」が頭の中でリフレイン。秋ですねえ。 

湯華採取跡も足場がヌルっとしますが、テープ通りに行けば、それほどでもありません。

やや色づき始めた紅葉の名所「チバの滝」。渓谷沿いの紅葉は発色が良いですよね。

大地獄谷のロープ点検も怠らず。以前に比べたら、かなり通過しやすくなったと思いますけどねえ。。。

大地獄谷分岐を過ぎてお花畑へ行く途中。鬼ヶ城と屏風尾根に囲まれた西岩手山カルデラ内も紅葉の名所。

ナナカマドが色づき始めております。ちなみに去年は9/24が鬼ヶ城稜線付近の紅葉ピーク、10/1が黒倉山直下のピークでした。

大地獄谷分岐からお花畑の間は雫石側の担当ですが、登山者からすれば、雫石でも八幡平でもどっちの担当だろうが整備してほしいですよね。ササの刈り払い手鋸でやってきました。

お花畑にお花はすでになく、あとは山頂から紅葉が降りてくるのを待つばかり。

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八幡平〜黒谷地〜茶臼口 9/13

2018-09-13 19:32:13 | 八幡平(無雪期)

姥倉の刈り払いは担当分を昨日終わらせ、本日は八幡平のメインストリートのパトロール。

春先はドラゴンアイで賑わった鏡沼。紅葉のはしりで、まだ訪れる人は少ない。今日は風もなく、始まりかけの紅葉を水面に映し、まさに鏡沼。

気象条件がそうさせるのか、八幡平山頂周辺は発色鮮やかな紅葉にならない。

八幡沼周辺の紅葉も始まりましたが、発色は例年通りです。でももう少し赤くなります。

秋は何方かと言えば、紅葉よりも八幡沼湿原の草の波。

源太森裏のお花畑を経由して黒谷地へ。

黒谷地の展望デッキの工事は佳境を迎え、今週中には完成だそうですが、完成後の検査がすまないと一般に開放されないそうです。

茶臼山荘へ向かう登山脇。エゾオヤマリンドウはもうそろそろ見頃を終える。

茶臼山荘をお掃除し下山。茶臼岳もうっすらと色づいてきました。

前山から見るとこんな感じの茶臼岳。ここ数日の低温で急に色づき始めました。

アキノキリンソウ、ヤマハハコ。花の時期もそろそろ終わり。あっと言う間に紅葉狩り。

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刈り払い@姥倉山 9/11

2018-09-11 18:25:25 | 八幡平(無雪期)

陽の光を燦々と浴びるのも久しぶり。いよいよ最後の大仕事、姥倉山の刈り払いが始まりました。

姥倉山の山頂の紅葉はまだ先のようですが、今日ぐらいの冷え込みが続けばあっと言う間。

刈り払いを紅葉シーズン前に終わらせたいところ。姥倉山山頂からスタートし、登山口から刈り払いしている別働隊と合流出来ればゴールです。

毎年の刈り払いの甲斐もあり、刈り払いの済んでいないところでも歩きやすさは保証します。

闇夜に光るツキヨダケ。光ることは先日確認。次は森の中で確認したい!

ありがたきかな陽の光。

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ツキヨダケ光る

2018-09-08 23:42:28 | 

昨年、源太ヶ岳の登山道で出会ったおばさまから「ツキヨダケが光るのを家に持ち帰って見るんだよ。」って話を聞いて以来、今年こそはやってみようと、持ち帰って電気も消して真っ暗にして見てみると。。。

肉眼では白くぼんやり発光しているように見えました!オオッ!と調子に乗ってカメラを出して、バルブ撮影してみると、光ってる様子がさらによく分かりました!ツキヨダケが光るってやっぱり本当なんだって納得。

真っ暗い中をブナ林に入っていくのもおっかないですからね。家でやるのが一番です。

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七滝コース倒木処理 9/8

2018-09-08 17:51:05 | 岩手山

昨日は自然公園保護管理員の総会があり、県内各地の管理員の皆さんのお話を伺う機会がありましたが、他の地域の管理員に比べれば、八幡平地区の管理員は恵まれているんだなあと実感。

と気持ちも新たに、今日は七滝コースの倒木処理。

一昨日、七滝コースの倒木パトロールをしてもらい、やはりこちらも大物の倒木があり、チェーンソーを担いでブナ林を登っていきます。いつもより荷物が重いので、足取りももちろん重く。

比較的小物ですが、手鋸でちょっと厳しい。

雨水でえぐれたところに、カットした倒木を埋め込んでここは終了。

樹勢の衰えたブナに生えるツキヨダケ。あの木も間もなく、何かの拍子で倒れるだろう。

この間までは朽ちた状態で立っていたアオモリトドマツが、すっかり道を塞いでいます。

朽ちている木は、チェーンソーがすーっと入っていきますが、テンションのかかり具合を見定めるのが、容易ではない。

極相状態の林も、このように木が倒れることでギャップが生じ、遷移段階の植物が見られるようになるでしょう。

倒れた木を朽ちるに任せておくのもいいんでしょうけど、せっかくなので再利用。

カットした倒木を背負子に積んで70~80m運んで、泥濘区間に敷いてきました。距離にすれば大したことはありませんが、3往復は堪えました。。。

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源太ヶ岳登山道倒木処理/三ツ石山登山道パトロール

2018-09-06 18:00:00 | 源太ヶ岳

台風21号が近畿地方に大きな爪痕を残し過ぎ去ったと思った途端、今度は北海道を襲った最大震度7の大きな地震。被害に遭われた方には、本当に心からお見舞い申し上げます。また多くの方々が安否不明となっておりますが、一刻も早く無事で発見されることをお祈りいたします。

そして心配なのが、運転を停止中とは言え泊原発。道内全域の停電で一時外部電源が断たれ、非常用電源で使用済み燃料プールを冷却。外部電源は復旧したとの報道ですが、冷却出来なくなれば大変な事態に陥ることは自明のこと。これだけ災害が多発している日本で、原発を再稼動さようとする電力会社、政治家の気が知れません。人智を超える災害は必ずやってくる。人間ごときが核分裂をコントロール出来るわけなんかない。

 

今日も二手に分かれ、七滝パトロールと源太ヶ岳登山道の倒木処理。

こちらの倒木。昨日、通れるぐらいには処理してありましたが、かなりの大木。

手持ちのチェーンソーで処理出来るのは、このぐらいが限界。問題なく通過は出来ます。

上倉の水場下の倒木は枝払いはしてありましたが、これも大物。手鋸では無理。

これぐらいが、手持ちのチェーンソーで処理出来る限界。テンションのかかり具合が難しく、手こずりました。

台風の度に、倒木が発生し、苔むしていき土に戻り、また新たな命を育む。

源太ヶ岳登山道の倒木処理の後は、三ツ石山登山道へ。松川温泉からいきなりの階段の急登は堪えます。

途中、降りてきた振興局の管理員Mさんにちょうど会い、三ツ石山までの登山道状況を確認し、問題ないということで、そこから下山。

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モッコ岳登山口〜大深山荘〜松川温泉 9/5

2018-09-05 21:58:09 | 裏岩手縦走路

台風21号は西日本を縦断し、関西を中心に大変な被害がありました。被害に遭われた方には、心からお見舞い申し上げます。

八幡平も、我が家を含め松尾寄木地区では昨夜11頃から未明まで600戸停電となり、台風通過後の道路には強風で落下した枝が散乱しておりました。

ゆえに、今日は二手に分かれ倒木パトロール。モッコ岳登山口では、入口の案内板が吹っ飛んでました。恐るべし。。

先が思いやられる、、、と出発。台風は通過したとは言え、稜線上はまだ強風が吹きつけてきます。

今回の台風はどちらかと言えば風台風でしたが、それなりに降水量もあったようです。

部分的には沢歩きの様相を呈す。

長靴でなかったら、もう靴の中はビチョビチョでしょう。

沢山落下した枝が落ちているものの、倒木はなく、心穏やかに歩ける。

石沼の水量はMAX状態。

嶮岨森の登り途中で前モロビを振り返る。気の早いミネザクラが色づき始める。

一昨日よりも一段秋へ近づいた。

大物の倒木なく、なで肩の肩をさらになでおろして大深山荘。まさかこんな日に登山客はおるまいと油断していたところ、若いお姉さんがお食事中。向こうもびっくりしたと思いますが、私も。。。お姉さんから倒木情報をいただき、がっくりしながら松川温泉へ。

源太ヶ岳分岐までは、中途半端に折れているものを完全切断で危険回避。

上倉の水場下の木道には大物のブナの倒木。

手鋸では完全処理は無理なので、枝を払って、チェーンソー持参でまた次回。

台風は森の恵みも運んでくる。なかなかのサイズのサンゴハリタケがありました!

丸森川に架かる橋の橋脚に引っかかったゴミを処理して。。。

いくらも行かないうちにまた倒木!というか巨木の太い枝。

枝を細かく払って通行可能。

自然の猛威の前には、人間なんてちっぽけだ。

自然をコントロールするのは不可能だ。

人智を超える災害は、生きてる間にやってくる。

どんなにテクノロジーが進歩しようとも、それに頼り過ぎてはいけないね。

どこかで歯止めをかけなきゃいけないね。

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モッコ岳登山口〜大深山荘〜松川温泉 9/3

2018-09-03 20:05:43 | 裏岩手縦走路

今日は裏岩手縦走路のパトロール。

裏岩手縦走路の道標の建て替えが行われております。まだ始まったばかりですが、早速、クマの餌食に!おお。。。

いよいよ9月。もう3週間もすれば紅葉も始まることでしょう。

モッコ岳分岐を過ぎれば、諸桧岳へ続く県境のたおやかな稜線を遠く見渡せる。

刈り払いから2月近く経てばササもそれなりに伸びてきます。

諸桧岳を過ぎたところに倒木あり。アオモリトドマツは風に弱い。大荒れの天気の後は仕事が増えます。

けっこうな大物だったので、手鋸では傍に寄せるので手一杯。

この間(8/12)来た時はカラッカラの石沼でしたが、このところの雨で水量復活。

雨多少に関わらず、苔むした風情漂う前モロビの登り。

前モロビを過ぎると稜線西側にひょうたん沼。こちらの水位はまだ復活せず。

鞍部付近から見上げる嶮岨森。北斎の凱風快晴のような雲が湧く。秋だなあ。

名前ほど怖くない嶮岨森。今日は気持ち良い風が吹いてくれず、汗の滴る裏岩手。

夏とも言えず、秋とも言えず。こんな景色もまたオツ。

大深山荘の清掃の後、大深湿原へ。ここの水は飲み頃のビールぐらい冷たい。そして美味い。

源太ヶ岳直下の湿原ではキンコウカの草紅葉が始まる。湿原の向こうの山並みは前森山から茶臼岳(右から左)にかけて。

またすぐ台風がやってくる。丸森川に架かる橋の橋脚の流木等のゴミも今のうちに取っておこう。

夜にはコオロギが「コロコロー♪」と羽を震わせ(擦り合わせ)、秋の風情を感じさせますが、まだ9月。一度気温が上がると一斉に蝉が鳴き出します。「ジーーーー!」っとエゾゼミの耳鳴りがするような鳴き声は、お腹の中の筋肉を震わせ共鳴させている。

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七滝コース登山道整備 9/2

2018-09-02 18:53:34 | 岩手山

今日は七滝コースの登山道整備。

8/31はけっこう雨が降りましたが、岩手山エリアの方が降水量が多かったようです。登山道上には水の流れた痕跡がはっきりと残っていました。

湿り気十分のブナ林の中では、収穫の秋目前。

とは言え、今日は100Lのザック担いでいたので、キノコには目もくれず黙々と歩く。

100Lのザックの中身は何かと言えば、泥濘区間に簡易木道を設置すべく担ぎ上げてきました。

担ぎ上げて来た簡易木道だけでは、泥濘区間すべてには間に合いません。足りない部分に折れた枝等を敷き詰め。

この間大雨で、泥濘区間の半分がドライ化。自然とは面白いもの。

チバの滝。あと一月もすれば目にも鮮やかな紅葉となるだろう。

設置した造作物の点検も怠らず。

そう言えば、大地獄谷の看板がなかったと手作り看板。

大地獄谷の難所。この間設置したロープは、鉄杭がしっかり利いているので問題無し。

上のロープも問題無し。

今シーズン付けた巻道に案内標識も付けました。

七滝から上がってきて、巻道を越えればこのような感じ。

大地獄谷分岐まではザレ場の登山道となりますが、集中的に雨が降るとかなり削られてしまいます。今回は大きな穴が開いてしまいました。

それを問題ない程度に埋めときました。

これから紅葉シーズンに向けて、もう少し手直しが必要かなあ。

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八幡平 キスゲ通り木道補修

2018-09-01 19:09:39 | 八幡平(無雪期)

今日はキスゲ通りの木道に滑り止めを付けていく作業です。

雨が続いたり、霜が降りたりすれば、傾斜のある木道は滑りやすくなります。八幡平市観光協会から市の商工観光課へキスゲ通りの傾斜のある区間に滑り止めを付けてほしいとリクエストがあり、即対応。ここ八幡沼周辺は登山客のみならず、観光客の方も歩くところなので、これぐらいは滑り止めなしでも歩いてほしいところですが、安全第一ですからね。

自然公園財団の用意してある滑り止めも使わせていただきました。こんな時には助け合い。

とりあえず今日は、手持ちの廃材も使用して比較的傾斜のあるところに優先的に設置。今後、滑り止め設置区間を随時延長していきたいと思います。

また、アスピーテライン県境旧レストハウスの解体復旧作業も佳境を迎えております。紅葉シーズンに間に合わせてほしいなあ。。。

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