台風21号は西日本を縦断し、関西を中心に大変な被害がありました。被害に遭われた方には、心からお見舞い申し上げます。
八幡平も、我が家を含め松尾寄木地区では昨夜11頃から未明まで600戸停電となり、台風通過後の道路には強風で落下した枝が散乱しておりました。
ゆえに、今日は二手に分かれ倒木パトロール。モッコ岳登山口では、入口の案内板が吹っ飛んでました。恐るべし。。
先が思いやられる、、、と出発。台風は通過したとは言え、稜線上はまだ強風が吹きつけてきます。
今回の台風はどちらかと言えば風台風でしたが、それなりに降水量もあったようです。
部分的には沢歩きの様相を呈す。
長靴でなかったら、もう靴の中はビチョビチョでしょう。
沢山落下した枝が落ちているものの、倒木はなく、心穏やかに歩ける。
石沼の水量はMAX状態。
嶮岨森の登り途中で前モロビを振り返る。気の早いミネザクラが色づき始める。
一昨日よりも一段秋へ近づいた。
大物の倒木なく、なで肩の肩をさらになでおろして大深山荘。まさかこんな日に登山客はおるまいと油断していたところ、若いお姉さんがお食事中。向こうもびっくりしたと思いますが、私も。。。お姉さんから倒木情報をいただき、がっくりしながら松川温泉へ。
源太ヶ岳分岐までは、中途半端に折れているものを完全切断で危険回避。
上倉の水場下の木道には大物のブナの倒木。
手鋸では完全処理は無理なので、枝を払って、チェーンソー持参でまた次回。
台風は森の恵みも運んでくる。なかなかのサイズのサンゴハリタケがありました!
丸森川に架かる橋の橋脚に引っかかったゴミを処理して。。。
いくらも行かないうちにまた倒木!というか巨木の太い枝。
枝を細かく払って通行可能。
自然の猛威の前には、人間なんてちっぽけだ。
自然をコントロールするのは不可能だ。
人智を超える災害は、生きてる間にやってくる。
どんなにテクノロジーが進歩しようとも、それに頼り過ぎてはいけないね。
どこかで歯止めをかけなきゃいけないね。