朝、眩しいばかりの日差しで目が覚めるも、昨晩は八幡平温泉郷では雨降り。
予想通り、山のほうはどうやら雪。。。もう降んなくていいよー!
奥産道冬期閉鎖ゲートから歩き始め、ベタベタ雪のラッセルで歩き始めから汗でじっとり。。。
小畚橋を過ぎたところから尾根に取り付き、ニセ小畚を目指します。湿雪のラッセルは脚にくる。。。足取りも重く。。。
雪質はともかく、感じの良いブナ林。リスも木から木へと歩き回っています。足跡から、その活発に走り回る様が目に浮かぶようでした。
そして、今日はウサギに3回も遭遇!しかし、撮影出来たのは足跡だけね。。。
こんな陽気なら、そろそろクマもウロウロし始めてもよさそうなものの、まだ足跡はありませんでしたね。
標高を上げていくと徐々に視界が開けてきます。向いの尾根の南側に大松倉山(1407m)。向いの尾根の佇まいが良い感じです。
北を見やれば源太ヶ岳(1545m)。東から見ると颯爽とした山容ですが、南側から見るとどっしり。
霧氷の付いたアオモリトドマツ越しに三ツ石山(1466m)も見えてきた!
第1目標地点のニセ小畚(1448m)。ここまで約2時間。
振り返るとアオモリトドマツ越しに岩手山。登るとキツイですが、それゆえに立派な山です。
今日は、ベタベタパック雪が予想され細板やめました。軟弱。
ニセ小畚東側を通過し、三ツ石方面を振り返る。登山道脇は強風でほとんど雪が付いていません。このあたり、紅葉の時期は真っ赤なカーペットです。
小畚山は山頂東側をトラバース。
そして、本日の難所。大深岳の登り。斜度はキツくないですが、そろそろ疲れてくる頃なので。
もう少し暖かくなってくれば、雪庇付近のクラックへの落下に気をつけないといけません。まだ目立ったクラックはなし。
今だにこんなエビのシッポが出来るとは。。。稜線上の風は冷たい。
3時間で大深岳山頂。風は強いが視界良好!裏岩手縦走路の南側。
裏岩手縦走路の北側。GWはここを踏破するのだ!八幡平はホントに素晴らしい山岳スキーエリアです!
とそして、この間来たばっかりの源太ヶ岳。今日は裏側から失礼!大深岳から近そうで意外と遠い。夏道でも20分~30分かかります。
オープンバーンは板が滑ったが・・・
やはりブナ林の中は湿雪地獄。最近の中でも最強クラス。悶絶の絶叫とともに下山。松川温泉到着まで約4時間半。
あまりの絶叫にクマも目を覚ましたか?