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すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

安比高原から茶臼岳

2010-08-28 16:02:55 | 八幡平(無雪期)
朝、起きると、ヒロシは置き手紙をして出発していた。

昨日の酒は残っていない。
そこで、かねてからの懸案であった、安比高原からの茶臼岳登山にGO!
  
登山口は赤川林道終点。安比高原のブナの駅から、さらに奥ですが、車高の低い車は止めといた方いいかもしれません。車止めには7~8台は駐車可能でしょうか?
ここから赤川治山ダムを横切るとすぐ水場があり、冷たい水で喉を潤す。安比温泉と茶臼岳の分岐まではブナ林。
  
登山口から20分ほどで分岐で、ここを過ぎると主にコメツガ林になります。コメツガ林と言えば、そろそろアレが出てくるんでしょうか?アレです。山仕事の格好したおじさんが下りてきました。登山のメインルートではありませんが、歩きやすい緩やかな道が続きます。
  
分岐から1時間も歩けば、左側に安比の前森山、西森山が望める切り開きがあります。茶臼までの間、唯一展望が開けるがこのあたり。恵比寿森が近づいてくると、コメツガ林からトドマツ林へと変わり、林床は立派なチシマザサに覆われる。見通しの利かないチシマザサの林の中に、動物の気配を察するとやはり緊張しますが、大声一発上げれば、大概大丈夫。
茶臼岳まではほぼ樹林帯の中で、足元見ながら歩くしかありません。
 
ツクバネソウの実。これが黒く熟して実が落ちると、こんな形になるんですね。
 
マイヅルソウの実はマーブルパターン。最終的には赤く熟して終わり。
 
ツバメオモトにタケシマラン。
  
恵比寿森の山頂直下を巻くようにして、ツアー標識57番に出ます。あとは冬のツアー標識通りに茶臼小屋まで。
ツアー標識57番からしばらくは、エゾオヤマリンドウ街道の様相を呈しています。
  
しかも、ここのエゾオヤマリンドウはちょうど見頃で綺麗でした。
 
標識70番台が見てきたら、茶臼小屋はもう間もなく、小屋から山頂までは目と鼻の先。
   
ツルリンドウ咲く登山道をトドマツやコメツガの枝をくぐり抜け、出発から2時間10分で山頂に到着。
 
山頂直下には熊沼、彼方にモッコ岳。おお!そして、冬のパウダースポット・小屋下の斜面も見えます。

処暑は過ぎたが、樹林帯歩きは暑かった・・・。

コチラも参考に→ルートラボ
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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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懐かし (和泉屋AK.T)
2010-08-30 20:11:35
学生の頃、車もなかったので男二人で安比高原駅から徒歩で行ったのを思い出しました。林道をひたすら歩き安比温泉でテント泊。温泉に寝そべって星を眺めながら入っていたものでした。
多分、安比岳を経由し見返り峠からバスで盛岡に帰って来たような。懐かしいっすわ。
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安比温泉 (RST)
2010-08-30 20:38:33
安比温泉。安比川の源流沿い、野趣溢れる露天風呂。
時間の都合で、今回は寄ってこれませんでしたが、パキスタンから帰ってきたら、テント担いで行ってみます。
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