本日は松川温泉出発、三ツ石山から源太ヶ岳をトライアングルに縦走してきました。
風もなく良いお天気で、出発時、源太ヶ岳が奥産道からも望まれました。
(奥産道冬期閉鎖ゲート7:20発)
本日はノーシールのステップソールでの縦走です。きらめく雪面に足取りも軽く。。。
奥産道の松川大橋はまだ雪がいっぱいのっかてます。橋の横断意外と怖いです。
(松川大橋8:00)
奥産道終点の赤川渡渉点までは林道を歩きます。新雪が少し乗っているので、ステップソールでも歩きやすい。
(赤川渡渉点8:40)
赤川渡渉点から若干赤川沿いを行き、途中から右岸の台地に上がると、すっかりトドマツ林となり、まるで迷路です。
ダケカンバの霧氷が青空に映えます。
三ツ石山と大松倉山の鞍部を目指していくと、快適な避難小屋の三ツ石山荘です。背後には三ツ石山のオープンバーンが白く輝いています。
(三ツ石山荘9:40)
今日の目的は縦走。山頂はスルーして、山腹をトラバース気味に登って行きます。
振り返ると、大松倉山越しに岩手山の山頂が顔をのぞかせています。
山腹のトラバースを終えると裏岩手縦走路に飛び出します。三ツ石山頂の大岩は遠くからでもよく目立ちます。
(三ツ石山腹トラバース終了10:20)
稜線は風当たりが強く、新雪がないところもあり、カチカチバーンはステップソールだとちょっとキツかった。。。
1448mピークも山腹をトラバースし、小畚山を目指します。
(1448mピーク直下10:50)
小畚山の南東の雪庇を迂回するため若干高度を下げて、やはりトラバース。
(小畚山トラバース終了10:55)
ここから大深岳への登りが始まります。パックされた新雪部分を登りますが、クラックが隠れているところもあるので、注意深く進んで行きます。
あらかた高度を上げたところからカチカチバーンを歩くことが多くなり、けっこう疲れてきたところで、大深岳のだだっ広い山頂に到着。大深岳の山頂は標識を確認出来ず。裏岩手縦走路から源太ヶ岳へと続く稜線。
(大深岳山頂12:05)
八幡平山頂からモッコ岳、前モロビと続く稜線。
源太ヶ岳への稜線はほぼカチカチバーンでした。この時期、樹氷はすっかり落ちてしまいますが、ちょいちょいやって来る低気圧のおかげで、大きなエビの尻尾がくっついて、樹氷もどきになってます。
と最後のピーク源太ヶ岳に到着です。
ここまで来ると、ちょっとホッとします。
(源太ヶ岳山頂12:40)
オープンバーンをベンディングで絶叫とともに滑降。けっこう脚がパンパンです。
ちょっと雪が良いとホッとしますが…、
ブナ林の中のストップ雪&ザラメ深雪の絶妙なハーモニーに、またしても絶叫!気合です。
林道もノッキングしながらの下山。
そろそろミズバショウも咲きそうな勢いの今日この頃。
無事に下山出来ました。
(奥産道冬期閉鎖ゲート13:30着)