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すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

ビーコントレーニング

2017-12-14 16:06:18 | 

本日は、旧八幡平スキー場でガイド有志によるビーコントレーニングです。

ヨシミツ先生が中心となって、ビーコン操作の確認、埋没者捜索、掘り方等の練習です。

機械のほうだけではなく、技術も年々アップデートされていくので、少なくとも1年に1度は確認のための時間を取りたいですね。

埋没者を少しでも早く探し当てないといけませんが、だからと言って落ち着いて確認すべきは確認。分かっちゃいても、ついつい慌ててしまいます。やっぱり何度も練習する必要がありますね。

埋没者を発見したら掘り出す。これも従来の掘り進め方からアップデートされておりました。

最終局面では半雪洞を掘るように。埋没者を掘り出してからのことを考えると、なるほど、こう言う掘り方のほうが良い。また2人で掘る場合、背中合わせで掘ると力が入りやすいというような。

今日は風もなく暖かく、ホントにトレーニング日和でした。しかし、本番はこうとは限らないということを肝に銘じ。

お山の積雪量も順調に増えております。安全確認を怠らずに雪山を楽しんでいただきたいと思います。

ヨシミツ先生ありがとう。ご参加の皆さん、お疲れさまでした。

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山の神の日 12/12

2017-12-12 21:08:49 | 

12/12は山仕事に従事する人たちにとっては特別な日、山の神の年取りです。山の神と言っても箱根駅伝の話ではありませんのであしからず。

山仕事に従事する人は、今日ばかりは仕事の手を休め、山には入らず、山の神の年取りのお祝いをするのです。

毎年、柏台の山神社にお参りしておりますが、必ず私よりも先に参拝している方がいらっしゃいます。

古来より続く風習をいまだに律儀に続けている方がいるかと思うと嬉しく思います。

山の神はオコゼみたいな顔をした女神様ということです。マタギの風習で、オコゼの干物をお守りと持っていたというようなことも。

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ガイド研修会@男助山

2017-05-27 22:16:56 | 

5/26〜5/27の2日間、ガイド資格の更新研修会が雫石の男助山で行われました。

先週下見に訪れたケッパレランドに、北東北のガイド50名ほどが集合。

危急時の対応や転落防止のためのロープワーク中心とした研修です。技術はアップデートされていきますので、こういった研修は大切。我が班の講師は妙高の菅野さんで、分かりやすい説明がとっても良かったです。

2日目は実際のツアー形式での研修。雨模様でのスタートでしたが、新緑が眩しいブナ林の中、地形の把握、読図、現在地確認なども怠らず。

途中、山中で起こりうる事故を想定して、その際どう対応すべきかガイド同士で話し合い対応し、そして検証。

転落防止のショートロープの技術も実際の現場で数多くこなすことで、しっかり自分の技術になりますね。

真面目な研修会とは言え、皆、自然大好きなガイドたちですから、エゾハルゼミの羽化に偶然遭遇し大喜びでした。

と、このように昼は真面目に、夜の親睦会も楽しい充実した2日間。講師の方々、集まったガイドの皆さん、北東北山岳ガイド協会事務局の方々、ありがとうございました。

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山の神の日

2016-12-12 19:46:44 | 

12月12日は山の神の年取りの日です。

山仕事に従事する人たちは、今日この日は山に入らず、山の神の年取りを祝う日であります。

昨年は迂闊にもこの日に仕事をしてしまい、後ろめたい気持ちとなり、そのせいかどうかはさておき、超暖冬の冬のシーズンとなってしまいました。。。

ということで、今年は気持ちを入れ替え酒を持って山の神へ参拝。新しい足跡もあり、信心深い方が参拝に来た様子です。

昔の人がそう決めたのには、案外何かしらの理由があったりするもんです。単なる迷信と言わずに、やはり山で仕事をする身ですから、山の神の怒りに触れないように、今年はおとなしくして山の神の年取りを家で迎えることにしたのでした。

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山の気象予報士 猪熊隆之氏による山のお天気講座

2015-05-13 20:14:02 | 

山の気象予報士 猪熊隆之氏による山のお天気講座

~山の天気は山岳専門の気象予報士に聞け!~

 主催:RASU-T 鈴木央司 協力:北東北エリア雪崩事故防止研究会 平山順子 

 

山専門気象予報士の猪熊隆之さんを八幡平にお呼びして、山のお天気講座を開催します。

猪熊さんは山岳気象専門会社「ヤマテン」の代表で、国内の山岳気象予報はもちろんのこと、ヒマラヤ山岳地帯における予報でも、多くのクライマーが厚い信頼を寄せる山岳気象予報のスペシャリストです。

山岳気象予報士として第一線で活躍する猪熊さんから、山で役に立つ気象のノウハウを学びませんか?

 

講師:猪熊隆之1970年生まれ 山岳気象専門会社「ヤマテン」代表。国立登山研修所専門調査委員兼講師。中央大学山岳部監督。著書「山岳気象大全(山と渓谷社)」「山岳気象予報士で恩返し(三五館)」。

 

5/16(土) 机上講座 @八幡平温泉郷・県民の森フォレストi

13:30~17:00(途中15分休憩)

* 山岳気象の基礎(上昇気流、水蒸気量、大気の安定度)

* 気象遭難から学ぶ

* 天気図から気象リスクを読み取る実践(天気図を使用)

♦色付きマーカー(3色)を含む筆記用具持参のこと。色付きマーカーは、天気図で作業する際に使用します。

 

 

5/17(日) お天気ハイキング(実地で学ぶお天気講座)

コース:八幡平山頂~源太森~黒谷地(予定)下山後、上坊の一本桜周辺でお花見。

(※天候により、スケジュールやコースが変更になる可能性がありますのでご了承ください。)

登山前日に入手できる天気図から、当日の天気について解説。

登山中は雲や風などから、天気図から想定した予想を現場で修正し、今後のリスクを考えていきます。

♦コンパスかプロトレックなど方位が計れるもの必携(すぐに出せる場所に入れておくこと)

持ち物:残雪期の標準日帰り装備 ロングスパッツ、ハイカットのトレッキングシューズ(ローカットのシューズは不可)、サングラス、日焼け止め対策

*当日の天気により、気温が急激に下がることもあります。ニット帽、手袋等の防寒対策も怠りないようにお願いします。

 

募集人員 5/16(土)の机上講習のみ:18名参加/20名(5/10現在)

     5/16(土)の机上講習と5/17(日)のお天気ハイキング:7名参加/12名 (5/10現在)

     お天気ハイキングご参加の方は、必ず前日の机上講習を受講いただき、夜の情報交換会、簡単な研修会もありますので宿泊もお願いし 

     ます。定員になり次第締め切りますが、ご了承ください。

 

参加費 机上講習のみ ¥3000/1名  

    机上講習とお天気ハイキングの2日間 ¥11000/1名

 

宿泊先 八幡平温泉郷ときわ苑 宿泊費¥7500/1名 

    夜は、猪熊さんを囲んで研修会&懇親会を予定しております。

    机上講習のみの参加の方で、夜の懇親会参加希望の方は要相談。

 

 

お問い合わせは下記

RASU-T 鈴木央司

携帯 090-6177-8180

メール rasu-t8mt@goo.jp

RASU-Tのウェブサイト  http://www.rasu-t.jp

日中は電波状態の悪い山の中にいる場合が多いので、お問い合わせの方は17:00以降にお願いします。

 

お申し込み方法:RASU-TのHPのお申し込みフォームに必要事項を記入し参加希望日明記の上、送信してください。

 

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シーズン初めの雪崩講習会

2014-12-16 21:08:38 | 

シーズン初めの恒例となった地元をベースに活動するガイドの雪崩講習会。八幡平の登山ガイド平山順子さんを中心にして、旧八幡平スキー場で行いました。

お天気は下り坂の予報。旧八幡平スキー場イナズマコースをちゃっと速やかに上がり・・・、

ピットチェックで積雪内部の観察を行い・・・

埋没者捜索のパーティー形式でのシミュレーション。

2人一組のビーコン捜索訓練。

とそして、今日はイグルー+スノートレンチの設営もやってみましたが、締まった雪の確保が難しく手間取りましたが、積雪量の少ない時のビバーク方法としてなかなかのスグレモノ。

掘ったところは積雪1mほどのところ。しかし、居住空間とすれば十分なスペースもあり、午後は雪も降り出し風も強まりましたが、中に入ればこれはなかなか良いシェルターとなります!

いやはや、毎回毎回勉強になります。平山さん他集まった皆さん、大変お疲れ様でした。

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山の神の日

2014-12-12 17:54:30 | 

今日は山の神の年取りの日。

昔から、今日ばかりは山に入ってはならない日として、山仕事に従事する方々は仕事を休み、山の神に祈りを捧げるのです。

私も山仕事に従事する身。近くの山神社にお参りに行ってきました。

先客2名。やはり、山の神にお参りに来た方がいらしたようです。

その山の神。なんでも、山の神はオコゼみたいなおっかない顔をした女神さまだとか。。。

勝手な想像図です。

山の神の年取りが終われば、もうすぐ本当の年取りです。1年の早いこと。

 

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北東北エリア雪崩事故防止研究会 2015雪崩事故防止フォーラム

2014-12-04 18:54:45 | 

八幡平のガイドで北東北エリア雪崩事故防止研究会の平山順子さんからのお知らせです。

年明け1/13に雪崩事故防止フォーラムあります。

バックカントリーに足を運ぶ機会の多い方は、ぜひともお越しいただきたいと思います。

 

北東北エリア雪崩事故防止研究会 2015雪崩事故防止フォーラム

 

講演「近年の雪崩災害から学んだこと」  阿部修   

南岸低気圧による大雪と雪崩、地震による雪崩、火山噴火と雪崩など、近年起こった雪崩災害や今後予想される様々なパターンの雪崩災害を考える

 

阿部修講師:国立防災科学技術研究所雪氷防災センター新庄支所長、日本雪氷学会雪崩分科会長他歴任、雪崩や屋根雪などの研究に従事、山形県新庄市出身

  

パネルディスカッション「雪崩事故はなぜ起こるのか」

北東北の雪山で活動しているスキーヤー、スノーボーダー、クライマーが阿部講師と共に、それぞれの視点から雪崩遭遇で引き起こされる複合的な事故のリスク軽減を探る  ナビゲーター:澤田啓(北東北エリア雪崩事故防止研究会会長)

 

日時:2015年1月13日(火)18:30~20:40(予定)

会場:滝沢市ふるさと交流館学習室(滝沢市土沢265番3)

参加費:1,000円 *要予約(定員100名で締め切り)

予約&お問合せ:kazuhirayama@rapid.ocn.ne.jp

  090-6256-2645(平山) 0195-78-2645(fax)

主催:北東北エリア雪崩事故防止研究会

   http://nennadare.web.fc2.com/

後援:(公社)日本雪氷学会東北支部(予定)

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雪崩講習会ベーシック

2014-11-09 11:25:04 | 

雪崩講習会の告知です

1/12()雪崩講習会ベーシック

 

講師に、山岳ガイドで北東北エリア雪崩防止研究会平山順子さんを迎えて、もっとも基本的な雪崩講習会を行ないます。

雪崩ビーコンの使い方や、積雪内部の観察の仕方など、机上講習と雪上講習で初めての方にも分かりやすくお伝えしたいと思います。

これからバックカントリーを滑りたいと思っている方、最近そういうトレーニングをとんとご無沙汰の方、お待ちしております。

雪崩に関する情報は、いくらでも入手で出来るようになりましたが、現場でしか確認出来ないことも多いです。こういうことは素人同士でやるのではなく、知識と経験をもったしっかりした指導者のもと、勉強していただきたいと思います。

興味のある方は、お問い合わせ含めお気軽にご連絡ください。

 

【午前中】9:00~12:00

*机上講習 (約1時間)

・雪崩のメカニズム 

・ビーコンの使い方をメインにセルフレスキューの方法

 

机上講習の後、リフトを使ってゲレンデ上部のサイドカントリーへ移動

 

*雪上講習 (約1時間)積雪観察をメインにフィールド観察の方法

 

昼食 下倉スキー場食堂 食後、リフトを使ってゲレンデ上部のサイドカントリーへ移動

 

【午後】12:45~15:45  

*雪上講習 セルフレスキュートレーニング (約2時間)

・ビーコンを使って見つける

・埋没者を掘り出す

・総合的なシュミレーション

 

サイドカントリーを滑走しながら下山

 

質疑応答を終え16:00終了予定

当日は、資料としてプリントしたものをお配りする予定ですが、山と渓谷社から出版されている『決定版雪崩学』 等、雪崩に関する書籍も多数出版されておりますので、事前に勉強しておくとより理解が深まると思います。


 参加条件:スキー経験者  雪上講習はスキーを使って移動します。

料金:¥8,000/1人(講習料/保険代 リフト代は含みません

定員:10名

集合:下倉スキー場センターハウス1Fパウダーステーション 8:30A.M

持ち物:一般的なバックカントリー日帰り装備に、ビーコン・プローブ・スコップ(その他、持っている方はスノーソーとルーペ)。 


現在かなり入手困難な「雪観察セットゆきみちゃん」があるととっても便利→ICI吉祥寺こちらを参考に


お問い合わせ、お申し込みはRASU-T

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岩手県自然保護関係職員研修会

2014-11-01 16:08:05 | 

昨日今日と、花巻のホテル志戸平で岩手県の自然保護関係職員の研修会でした。

昨日は、外来生物法についてと、岩手のおもてなしについて勉強しました。

滝川クリステルの「お・も・て・な・し」で流行語にもなった、このおもてなしのお話はなかなか面白かったですね。

とそして、ホテル志戸平と言えば、八幡平の旧友でもありますC田シェフが現在お勤めなので、ご挨拶の電話をしたところ、まさにC田シェフのおもてなしでもって差し入れをいただきました。ありがとうございます!今度、八幡平に来る時は、おもてなし返しです!

夜の懇親会では、関係者の方々と県内各地の山の情報交換や問題提起やら、けっこう盛り上がりました。年に1度のお酒を酌み交わしながらの交流はやはり必要不可欠。

 

翌日は、ホテルからも近い薄衣の滝までの軽いハイキングです。渓谷沿いの苔むした良い雰囲気のトレイルでした。

あまりハードな山歩きを望まれない方にはちょうど良い散策路です。温泉に来たついでにここまで足を運ぶのも良いですね。

 

同じ立場の方々と、こうして交流の機会を持ててひじょうに有意義な2日間でした。

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