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すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

裏岩手縦走路 刈り払い 7/14

2024-07-14 20:53:36 | 裏岩手縦走路

昨日の終了点、嶮岨森鞍部手前から本日スタート。

刈り払いをする前の登山道は、ご覧の通り、今年出てきた笹でボーボー状態。こういう状態を一年、二年と放ったらかしにしていたら、すぐに登山道は笹に覆われてしまいます。「毎年やらなきゃいけないんですか?」と度々聞かれますが、毎年やらなきゃいけません。

刈り払いが終われば、この通り。

最低鞍部は笹原になっていて、モシャモシャ感がMAX状態。前進速度は上がりません。

今日は道標を過ぎて、嶮岨森の登りに差し掛かったところまで到達。

3連休につき、裏岩手縦走路の往来はいつもより多く、避難小屋泊をご予定の方は早めに到着するようなスケジュールで行動してください。今日は、親子登山のIさんとも縦走路でお会い出来て嬉しかったです。

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裏岩手縦走路 刈り払い 7/13

2024-07-13 20:38:36 | 裏岩手縦走路

裏岩手縦走路の刈り払いは、前モロビを越えて2ndステージに突入しました。

今日からアプローチは大深山荘側から。通勤時間も長く、前モロビが遠く見える。

前モロビという名前に騙されてはいけない。諸檜岳の付録の山みたいな名前ですが、なんのなんの立派な山です。登りが堪えます。

昨日の終了点から、嶮岨森との鞍部へ向けて下りながらの作業です。3連休の初日で往来も多く、周囲の状況確認も大事です。

嶮岨森方面の展望が開けると急斜面の作業となり、足元に気をつけながら慎重に。

今日は最低鞍部手前まで。歩けばすぐなんですけどね。作業しながらだと、思ったようには進みません。

作業後の嶮岨森の登り返しは辛い。

振り返ると、前モロビが大きな盛り上がりで存在感をアピールしています。

2ndステージは長い。

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裏岩手縦走路 刈り払い 7/12

2024-07-12 22:10:04 | 裏岩手縦走路

久しぶりに1日中晴れ。今日は裏岩手縦走路の刈り払いです。

6/26に畚岳登山口をスタートした裏岩手縦走路の刈り払いは、一昨日前モロビを越えて、やっと1stステージを終了したところです。作業が進むにつれ通勤時間が長くなり、作業時間が短くなります。

石沼横のミクリ沼(通称)では、その名の由来であるホソバタマミクリが湖面に葉を広げています。

前モロビの日本庭園的登りは、裏岩手縦走路の中でも個人的お気に入り。

前モロビを越えると、いよいよ2ndステージに突入です。

灌木類と笹のミックスの刈り払いは、面倒な部類に入る作業です。前進速度も上がりません。

展望が開けると植生も変わり、これまた神経を使う刈り払いとなります。

ハクサンシャジンが咲き始めました。こういう植物をなるべく残してあげたいんです。

帰路、ホシガラスの集団に取り囲まれましたが、いよいよ巣立ちの時が来たようです。

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裏岩手縦走路 刈り払い 7/8

2024-07-08 21:31:35 | 裏岩手縦走路

濃いガスかかる裏岩手縦走路。まだ雨が降ってこないだけマシか。。。裏岩手縦走路のロングなトレイルの刈り払いは、手間と時間がかかります。少々芳しくないお天気でも、前に進まないといけないという義務感とともにスタート。

通勤途中のモロッコ沼(通称)では、規制のロープ張り。湿原に立ち入って撮影する方も見受けられたので致し方なし。ロープごときでも、日本人にはけっこう効果あり。古来より縄一本で結界を作ってしまえば、あら不思議、そこから先へはどうにも進めなくなるのが日本人。

こんな日にはクマに会いたいくないよねーーとか言いながら。

石沼を少し過ぎたところから、今日は前モロビの道標手前ぐらいを目標としてスタート。

日本庭園の様相を呈する前モロビの登りは、細かい剪定作業で、意外と前進速度が上がりませんが、仕事の丁寧さを最優先。早くても雑な仕事はいけません。

目標地点に到達し、終了点に機械をデポ。ここ7年ぐらいおもちゃのヘビをぶら下げるようになってからは、クマにイタズラされることはありません。 2017/8/16の記事

Carpenters - Rainy Days And Mondays

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裏岩手縦走路 刈り払い 7/6

2024-07-06 19:55:03 | 裏岩手縦走路

今日もあまり芳しくないお天気でしたが、雨が降らないだけ良しとしよう。

今日は濃いガスかかる裏岩手縦走路の刈り払い。

諸檜岳南峰から石沼への下りの途中からスタート。

この区間は、ゴロゴロ転石で足場が悪いので慎重に作業を進めていきます。

今日は雨に当たることなく目的の石沼をクリアし50mほど南下したところまで。

渇水時は水位が低下して、沼の底が見えることもありますが、今日は満々と水を湛える石沼でした。

コメント (2)
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裏岩手縦走路 刈り払い 7/2

2024-07-02 21:11:56 | 裏岩手縦走路

低気圧が通過した後は、やや肌寒い裏岩手縦走路。

畚岳分岐から一旦下り、モロッコ沼の前を通過して、諸檜岳の平らな山頂手前までの通勤です。作業が進むにつれ通勤時間が長くなっていきます。

平坦な山頂部手前からスタートし、往来に気をつけながらの作業です。

山頂平坦部は長い笹原区間が続きますが、単調な作業こそ集中力。

今日は諸檜岳北峰を通過し南峰手前まで。

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裏岩手縦走路 刈り払い 6/29~6/30

2024-06-30 20:22:40 | 裏岩手縦走路

毎年の夏の恒例行事の刈り払い。お盆前ぐらいに小畚山への到達を目指して進みます。

畚岳登山口からスタートして、1stステージは前モロビまで。

6/29は前回の終了点、畚岳分岐からスタート。通勤時間が短いので、距離を稼げる区間です。

毎年の刈り払い効果で、登山道脇の笹をバッサバッサ刈る必要がないところでは、かなりのスピード感で進みました。もちろん、残すものは残しながら。

畚岳の南東面の全層雪崩跡が痛々しいです。

6/30は、通称モロッコ沼手前から。モロビ岳とモッコ岳の間のあるのでモロッコ沼です。

通称モロッコ沼。木道の腐食が激しいですが、湿原への立ち入りはご遠慮ください。

モロッコ沼を過ぎると諸檜岳への登り。足場が悪いので、神経を使います。

2日間の刈り払いで、諸檜岳をかなり登ったところまで到達しましたが、山頂部がだだっ広いので、石沼への下にかかるまで、もう2日以上を要するか。

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大深山荘〜小畚山〜三ツ石山〜松川温泉 6/27

2024-06-27 20:52:20 | 裏岩手縦走路

今日は裏岩手縦走路の今シーズンの未踏査部分のパトロール&整備です。

スタートは大深山荘。小屋のチェックを行い、異常がないことを確認し、先も長いので即出発。

大深湿原の水場は、相変わらず冷たい水がじゃんじゃん流れています。ご心配なく。

大深湿原のコバイケイソウは豊作とまではいかないまでも、それなりに咲いてます。

登山道脇の高山植物はまさにピーク。

大深岳分岐から大深岳の間は、気持ち良くストライドを伸ばせます。

大深岳から緩く下りながら、八瀬森分岐手前からは展望が開けます。

八瀬森分岐東側の斜面も、やはり全層雪崩発生エリア。土砂が削られたところもありますが、残ったところにはニッコウキスゲが満開です。

六曲りの大下りの後は、小畚山への登り返しです。

ホソバイワベンケイ。イワベンケイは、中国では紅景天という漢方薬として売られています。高山病やうつ病に効くらしいのですが、FDAは効能を証明出来ないとして認可していません。

迷いやすいところのマーキングも毎年新しくします。

小畚山を越えれば、ここから先は雫石側の管理地域になります。

ニセ小畚を越えると三ツ沼。どこもかしこも木道の腐食が進んでいます。

三ツ石山が近づいてくると、山頂の巨岩の形が中空を見上げる獅子のように見える。

そして、その獅子の頭に乗っかって、裏岩手縦走路を振り返る。

今年の三ツ石山山頂の紅葉はどうですかね?この小雨が、どんな影響を与えるのでしょうか?

三ツ石山荘近くの水場は涸れてます。三ツ石山荘に宿泊予定の方は、水汲み可能なところで十分に補給してからお越しください。

三ツ石山荘から松川大橋分岐までは振興局の管理区域。県道なんです。分岐から松川温泉までは、また我々の担当エリアとなります。長い距離を歩いた後の階段下りは堪えますね。

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裏岩手縦走路 刈り払い 6/26

2024-06-26 20:12:43 | 裏岩手縦走路

今日は畚岳登山口から畚岳分岐までの刈り払いです。これから、裏岩手縦走路を南下しながらの刈り払い作業が続きます。我々の分担の小畚山まで長い道のりです。

今日は新人研修的な1日。そもそも技術のある方なので、あとは刈るものと残すものの判断と、ちょっとしたお作法みたいなところ。

塩梅が分かってくれば、徐々に調子も上がってくる!

強風で霧雨の中での作業でしたが、予定通り畚岳分岐まで終了出来ました。

Queen - Somebody To Love Montreal Live 《日本語字幕》

 

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畚岳登山口〜大深山荘〜源太ヶ岳分岐〜松川温泉 6/14

2024-06-14 20:45:32 | 裏岩手縦走路

今日は、畚岳登山口から裏岩手縦走路を大深山荘経由で松川温泉下山でパトロール。

畚岳登山口から登り始めて見える畚岳は、例年と変わらないのですが、、、

畚岳全層雪崩 APRIL 2024

今春の全層雪崩により、畚岳南東面が大きく削られています。今年の八幡平エリアは雪崩の爪痕だらけです。

諸檜岳の前後はもうすっかり雪が消失。積雪量が多い場合には、まだこの時期に残っている場合もあるのですが。

倒木落枝の処理は、融雪後の重要任務。

積雪によるものか、クマによるものか、石沼の道標が完全に倒れていました。

まっすぐにして再設置。

前モロビの登りは、日本庭園のような情緒が良いのです。

前モロビを越え、西に瓢箪沼(通称)見ながら、嶮岨森へ向かう。

名前ほど怖くない嶮岨森。ここまで登山道に異常なし。ただし、木道類の老朽化は否めません。

嶮岨森から少し下ったところにも斜面が削られた爪痕。眼下に鏡沼。

大深山荘では、居室、トイレの清掃。周辺刈り払い。そして、源太ヶ岳分岐周辺の通行困難お知らせポスターの設置。

同じものを大深山荘入り口に掲出しましたので、ご一読ください。

大深湿原の水は相変わらずの冷たさと美味しさで、我々の喉を潤してくれます。

倒れている道標は全てまっすぐにしてきました。

大深山荘から源太ヶ岳分岐手前の湿原までは、いつものように気持ちよく歩けます。

源太ヶ岳全層雪崩 APRIL 2024

分岐手前50mのところには、まだ土砂を伴ったデブリが堆積しておりますが、割とスムーズに抜けられるように処理はしてあります。

昨日は大丈夫に見えた倒木も、一日経つと状況も変わる。かろうじて繋がっていた箇所が離れて危険度が増していたため、枝を払って落下させ、落ちてきて下敷きになるというようなリスクは無くなりました。

「雨ニモマケズ編」岩手県魅力発信PR動画

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