今日は、畚岳登山口から裏岩手縦走路を大深山荘経由で松川温泉下山でパトロール。
畚岳登山口から登り始めて見える畚岳は、例年と変わらないのですが、、、
畚岳全層雪崩 APRIL 2024
今春の全層雪崩により、畚岳南東面が大きく削られています。今年の八幡平エリアは雪崩の爪痕だらけです。
諸檜岳の前後はもうすっかり雪が消失。積雪量が多い場合には、まだこの時期に残っている場合もあるのですが。
倒木落枝の処理は、融雪後の重要任務。
積雪によるものか、クマによるものか、石沼の道標が完全に倒れていました。
まっすぐにして再設置。
前モロビの登りは、日本庭園のような情緒が良いのです。
前モロビを越え、西に瓢箪沼(通称)見ながら、嶮岨森へ向かう。
名前ほど怖くない嶮岨森。ここまで登山道に異常なし。ただし、木道類の老朽化は否めません。
嶮岨森から少し下ったところにも斜面が削られた爪痕。眼下に鏡沼。
大深山荘では、居室、トイレの清掃。周辺刈り払い。そして、源太ヶ岳分岐周辺の通行困難お知らせポスターの設置。
同じものを大深山荘入り口に掲出しましたので、ご一読ください。
大深湿原の水は相変わらずの冷たさと美味しさで、我々の喉を潤してくれます。
倒れている道標は全てまっすぐにしてきました。
大深山荘から源太ヶ岳分岐手前の湿原までは、いつものように気持ちよく歩けます。
源太ヶ岳全層雪崩 APRIL 2024
分岐手前50mのところには、まだ土砂を伴ったデブリが堆積しておりますが、割とスムーズに抜けられるように処理はしてあります。
昨日は大丈夫に見えた倒木も、一日経つと状況も変わる。かろうじて繋がっていた箇所が離れて危険度が増していたため、枝を払って落下させ、落ちてきて下敷きになるというようなリスクは無くなりました。
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