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すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

栗駒山 イワカガミ平

2010-10-07 20:00:21 | 岩手の山
実家のある一関に戻ったついでに、栗駒山の宮城県側の登山口であるイワカガミ平まで行ってきました。

2008年の岩手宮城内陸地震以来通行止めとなっていた県道築館栗駒線ですが、9月17日に交通規制が解除され、イワカガミ平からの登山も可能となりました。
 
宮城県側からの栗駒山登山は、2年ぶりの規制解除により活況を呈しておりました。一般車の駐車スペースもほぼ満車、大型バスも2台。

それもそのはず、只今、紅葉MAX状態。平井さんは、なかなかの天気と予想していたが、あいにくの曇天。次第にガスが下りてくる。

宮城県側からの登山は中央コース、東栗駒コースなど、全面通行可という訳にはいかないようです。
御沢(表掛け)コース、裏掛けコースは当分通行止め。沢筋の登山道はやはり危険なんでしょう。
 
イワカガミ平までの道路状況は、以前と遜色ない状況まで復旧していますが、道路脇のあちこちに崩壊地。
地震の凄まじさを物語っています。

がしかし・・・、
 
必要な工事というのもあるんでしょうけど・・・、地元住民の方のお気持ちもわかりますが・・・、ちょっと過剰な工事もあるように思えたのは気のせいでしょうか?
山なんて崩れていくのがあたりまえ、放っといてもいいとこもあると思うんですけどね。
そのうち、草が生えて、木が生えてきますよ。

栗原市HP交通規制解除情報
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栗駒山ガイド 10/1

2010-10-01 22:53:21 | 岩手の山
2日目10/1は岩手県須川温泉から栗駒山(1627m)山頂往復。
9/29に下見に行った時は曇天。しかも天狗平から山頂の間は強風で視界もイマイチという状況。
しかし、本日は穏やかな秋晴れ。絶好の登山日和でした。
  
須川温泉から名残ヶ原まで20分。さらに硫化水素ガスが吹き出る地獄谷経由で昭和湖まで40分。

昭和湖は昭和19年の噴火で出来た湖です。
 
2日前の下見の時より紅葉が進んだ感じですが、今夏の高温のせいか赤の発色が良くない。
  
さらに天狗平まで40分。これでも十分綺麗です。山頂付近はここ2~3日でピークを迎えそうです。振り返ると秣岳へと続く天馬尾根の紅葉も見事でした。
 
天狗平から山頂まで20分。天気も良く、今日は大勢の登山客で賑わう山頂。
 
ちゃんとした山頂標識もありますが、古そうな山頂看板発見!「酢川岳」の文字が読み取れます。岩手県側では栗駒山のことを「須川岳」と言ったりするんです。我が母校の応援歌にも、「聳えて高き須川岳♪」とか「須川のカッカラ風、かっ飛ばせ!飛ばせ!」とか歌われています。
そして山頂でお昼です。和泉屋さんの採ったマイタケの炊き込みご飯で作ったおにぎり。美味しかったですよ。
山頂のランチタイムの後、無事下山。

お二方には、お天気も良く、紅葉の東北をエンジョイしていただけたと思います。良かった良かった。
大変お疲れ様でした&ありがとうございました。

とそして、下見から帰る途中の絵。
 
岩手宮城内陸地震のニュース映像として使用頻度が高かったと思われます祭畤(まつるべ)大橋の現在。地震当時そのままです。
そのすぐ横に仮設の橋が架けられ、さらに横には新しい橋が建設中です。
地震以来、久しぶりに訪れた栗駒山でしたが、須川温泉へと通じる342号線はかなり復旧が進み、むしろ地震前より道路事情が良くなったように感じました。
宮城県側もつい最近、イワカガミ平まで開通したようです。宮城県側の状況も、自分で確認しに行きたいと思います。

コチラも参考に→ルートラボ
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滝の上温泉から白沼

2010-08-31 18:51:56 | 岩手の山
K太と小岩井で朝早く待ち合わせ、岩手県側から乳頭山を目指す計画で、一路、葛根田川上流の滝の上温泉へ。
最近、ずっと晴れていたので、天気予報も気をつけてませんでしたが、なんと午後から雨予報とのこと。当初、滝の上温泉~乳頭山~千沼ヶ原~平ヶ倉沼~滝の上温泉というコースで歩く予定でしたが、天気予報にしたがい、コースを短縮し、滝の上温泉から乳頭山往復5時間で、雨が降る前に下山と目論んでいたのでしたが・・・。
 
滝の上温泉には駐車場端に立派な休憩小屋があるので、まずここでトイレを済ませてから出発。
 
白沼までは基本急登。降雨間近ということで、ブナ林の中はおそろしいほどの湿度。雨が降る前から、汗でビチョビチョです。
白沼に近づくにつれ、遠くに聞こえていた雷鳴が近づいてくる。「ちょっとヤバイかも・・・?」
 
ブナは白神山地だけじゃない。立派なブナは、ここ葛根田の森にもたくさんあるんです。アケボノシュスランも控え目に咲いてました。
 
出発から約1時間で白沼到着。登り始めは薄日も射していましたが、白沼に到着する頃には、もはや降り出す寸前。雷鳴も近いところで聞こえるようになってきたとあっては、一刻の猶予もならない!と言うことで即時撤退。
アホな記念写真を撮り終えると、即下山。・・・しかし下山開始まもなく、スコールのような雨が降り出し、登山道もあっという間にグチャグチャです。雷鳴にせかされるように、小走りで登山口まで一気に駆け下りたものの、結局びしょ濡れ。
 
下山すると、雨は次第に弱まり、雫石のアイスクリーム屋さん松ぼっくりに着く頃には、雨はすっかり止んでしまいました・・・。ま、こういうこともあるさと、美味しいアイスを食べて盛岡経由で、消化不良のまま帰宅。

K太、お疲れ様。

コチラも参考に→ルートラボ
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岩手山、和賀岳ご案内 6/18~19

2010-06-19 09:27:12 | 岩手の山
6/17~6/19の3日間、田沢湖をベースに焼山、岩手山、和賀岳の3つの山をご案内。
・・・の予定でしたが、6/17は終日雨で残念ながら登山中止。雫石散策の1日。
 
翌、6/18は岩手山御神坂コースから山頂往復。梅雨の束の間の晴れ間、まあまあの天気でした。
 
先週はまだ咲いていなかったタカネスミレ、イワウメもちょうど見頃。
 
ガスったり晴れたりという天気でしたが、山頂に到着する頃には、八幡平温泉郷方面も見えました。
 
下山する頃には山頂はまたガス・・・。
下山後は雫石のアイス屋さん「松ぼっくり」でクールダウン。ここのアイスボリュームあって美味いです。
 
6/19は和賀岳甘露水口から。アカモノも咲き出し、夏っぽくなってきました。
  
先週に比べるとかなり融雪が進みました。コイワカガミ、チングルマに出迎えられて山頂到着。
 
5時間もかけて歩いてきた山頂を後にするのは名残惜しい。下山は3時間半。登山口に近いミズナラの大木で記念撮影。

という具合の3日間。皆さん、お疲れ様&ありがとうございました。
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鞍掛山(897m)

2009-12-11 15:35:39 | 岩手の山
鞍掛山は全国的な知名度は低くても、盛岡周辺の登山愛好家の間では知らない人はいない隠れた名山です。
こんな時期でも、訪れる人が途絶えることはない。

予報通り朝から曇天。
昨日行っときゃよかったと後悔しても遅い。
 
相ノ沢駐車場にはご覧のような賢治先生の「くらかけの雪」の石碑。
 
相ノ沢牧野の北側の林道を10分も歩けば、鞍掛山東側コースの登山口。
  
静寂のナラの林の中、霜柱をザクザク言わせ黙々と登る。考えごとしながら歩くのは、こういう時期の山がいい。
 
西側コースとの合流点。ここはカタクリの群生地。春には見事に咲きますよ。
この辺から登山道に雪が残るようになる。
  
降雪後しばらく経過し、意外と訪れる人も多く、踏み跡もしっかり出来ています。
今日はスパイク長靴なので、こういう道でも大丈夫。この時期の岩手の低山ハイクにはスパイク長靴がいい。
最後の階段を登りきると・・・・
 
山頂です!ちなみにとなりは昨日の絵。晴れれば、岩手山が目の前にド~ンと迫ってきます。
 
お天気は下り坂につき、おにぎりを食べ終わったら早々に下山開始。山頂から合流点まで下り、西側コースを下山。
 
ナラ林からカラマツ林、松林と来て、相ノ沢駐車場。
相ノ沢キャンプ場では、公園内の整備やってます。冬はクロカンコースになるそうですが、ピステンが入るわけではないようで、競技者のためというより、「歩くスキーを楽しむ」という趣旨のようです。

半日コースのいい山です。
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浮島&めがね沼@安比

2009-10-15 14:42:55 | 岩手の山
地元の人にもあまり知られていない安比の浮島。
八幡平スキー場の北側、赤川源流部のコメツガに囲まれた小さな沼に、それはあります。

この間、K太がひとりで行ってきたようで、すっかり出し抜かれてしまった・・・。
その秘境ぶりをこの目でも確かめてやろうと、意気込んで出発。
  
安比の赤川林道終点(約1020m)には、車6~7台止めるスペースがあります。まずは、そこから赤川右岸の杣道を最終堰堤まで10分。
  
最終堰堤から支沢に向けて明瞭な杣道がありますが、惑わされず、すみやかに赤川左岸の尾根に取り付く。このへんで失敗すると、大きく時間ロスとなるでしょう。尾根に取り付いてしまえば、コメツガ林の中に踏み跡を見失わないように忠実にたどっていけば良し。

登山開始から1時間も歩けば・・・、

周囲100mほどの沼(約1290m)に、浮島が浮かんでいます。
風向きによって、浮島が沼のどのへんを漂うのか決まるようです。浮島は4つ浮かんでおり、大きいものは10畳以上はありそうです。今日は、登山道寄りのところに4つ固まって浮いていました。
がしかし、これでは島なのか、半島なのか、ひじょうに分かりづらい。ということで・・・、
  
手頃な大きさの浮島を棒っ切れで突っついてみると・・・、おおっ!動く動く!
 
どんぶらこ~、どんぶらこ~・・・。

・・・ええいっ!面倒くせいっ!全部まとめて動かしてしまえ!

ご覧の通り、到着した時の配置とは、まったく違うものになりました。
 
さらに15分ほど登ると、めがね沼(約1310m)があります。周囲約400mほどの沼が、やや間隔を開けて並んでいます。
誰一人としていない静寂。なかなかの雰囲気です。
しかし、めがね沼からの下りは、気をつけないと迷いやすい。細かい凹凸が随所にあり、踏み跡不明瞭な箇所もあり、自信のない方は浮島までで止めておいたほうが無難です。

この時期、この浮島コースはオススメの低山ハイクといえそうですが、初心者のみで行くのは避けたほうがいいでしょう。
読図トレーニングとかにはいいかもしれません。

RASU-T09/10イベント詳細少しずつUPしてます。
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八幡平・岩手山・早池峰山・秋田駒ヶ岳登頂ツアー

2009-10-12 18:34:32 | 岩手の山
10/9から10/12の4日間、ATSの八幡平・岩手山・早池峰山・秋田駒ヶ岳登頂ツアーでした。

初日の八幡平では、アスピーテライン山頂駐車場脇にうっすら雪が残っており、今シーズンの初雪。台風通過後、冬型の気圧配置となり、降雪があったようです。いよいよ冬到来。これは早めにスタッドレスタイヤに履き替えないとダメかも。
天気は霧雨にガス。天気も悪いので行程を変更し、山頂からガマ沼、八幡沼と巡り下山。

翌日は岩手山。網張からお花畑経由馬返し下山というコース。
八幡平に積雪ということは、それ以上標高の高い岩手山もやはり雪。山頂付近の積雪は麓からも観察出来たようです。
  
八目湿原分岐から不動平の登りでは途中から、所々うっすら雪。山頂もご覧のように、すっかり初冬の様相。
  
登頂後、旧道コースを慎重に下山。1合目から下のカエデ類の紅葉が見事でした。
今回のツアーは参加者も多く、ツアーリーダー4名体制。
写真のT氏。単独行の冒険で、知る人ぞ知る存在。今回始めていっしょに仕事をしましたが、謎めいた人物像の一端を垣間見ることが出来ました。
 
3日目は早池峰山。天気予報ではいい天気のはずだったが・・・、湿度の高い風に時折あられが混ざるという状況。
 
しかし、それが功を奏して、山頂付近では思いがけなく素晴らしい霧氷。久しぶりの銀世界。
  
秋の登山というより冬。寒かった・・・、よしっ、たまにはツアーリーダーも記念撮影。T氏、M君、K君。
滑りやすくなっている蛇紋岩の登山道を慎重に下山。本当によく滑るんです!
  
最終日は秋田駒ヶ岳。秋田県側8合目から岩手県側国見温泉への縦走。
阿弥陀池の避難小屋まで上がっていくと・・・、よよっ!デニーロ主席。久しぶりでした。
朝方はいい天気でしたが、登山開始からあやしくなり、山頂付近は濃いガスで、何にも見えません。しかし、国見温泉に向けて高度を下げていくと、展望が開けてきたものの、大焼砂では猛烈な風。風速30m/sぐらいはあったかも。
 
横長根まで来ると風もおさまり、サラサドウダンの紅葉を愛でつつ国見温泉に無事下山。
国道46号線の渋滞もなく、盛岡駅まで皆さんを送り、ツアー終了。     

ご参加の皆様、ツアーリーダー・T氏、M君、K君、お疲れ様でした。

T氏のサイト
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ゆきむしツアー下見@姥倉山 1/24

2009-01-25 20:30:28 | 岩手の山
1/25はゆきむしツアー@姥倉山(1517m)ということで、1/24はその下見でした。
風邪を引き、体調は最悪でしたが、下見をサボルわけにはいかない。

前日は気温上昇、そして雨。標高の高いところまで雨が降ったようです。そして、この日はかなりの冷え込み。網張温泉スキー場のゲレンデは全面的にカチンコチン。リフト3本乗り継いで、山頂駅(1300m)まで上がっても状況は変わらず・・・。
犬倉の山腹を巻いてトドマツ林を抜けると、山頂駅から約40分で姥倉山の南斜面下部に到達。林の中はカチンコチンの上に15cm程新雪が乗っかっていたが、姥倉の斜面は風の通り道、ほぼ全面カチンコチン。
 
バリバリというようなレインクラストもしくは、アイスバーン。部分的に10cm程度雪が乗っかっているところもあるが、歩けば雪面にすぐ亀裂が走る。
こんな状態のところに大量の降雪があったら、これはヤバイ(危ない)なあ・・・と思いながら、下山。

網張温泉スキー場八木さん、本日はいろいろと御配慮いただき、ありがとうございました。
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2月25日 ゆきむし撮影@姥倉山

2008-02-26 21:12:44 | 岩手の山
24日松川のブナ林での撮影に引き続き、25日は網張スキー場から姥倉山。
 
日が差したかと思うと曇ったりというような天気でしたが、前日に比べると収穫の多い1日でした。
姥倉の南斜面は我々のみ。アオモリトドマツとダケカンバの疎林を何度も登り返して、ろくに飯の時間もとらずに滑りまくりました。ここはホントいいロケーションです。
いい雪とは言いがたい感じでしたが、久しぶりに充実の撮影。いい1日でした。K太お疲れさん。


姥倉山から見た犬倉山 

犬倉山からみた大松倉山

昨年3月の姥倉
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渓流風景

2007-05-31 22:39:04 | 岩手の山
最近の渓流沿いの風景。いよいよみずみずしく、そして彩り豊かな季節へと移り変わっていきます。

雪解けが遅かったところでは、まだウドもちっちゃいです。

クリンソウ

シラネアオイ

トビケラやカゲロウもどんどん羽化が始まってます。イワナも水面に上がってくるようになりました。

コメント (2)
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