平日に休みが取れたのでぶらっと丹沢へ。
その代わり土日出勤です。
それが決まったのも、その日の朝だったので初動が遅くなった。
10時ごろの小田急線に乗ったら渋沢駅に12時前に到着。
そこから大倉行きのバスを待つこと20分。
ジャーン
渋沢駅の大倉行きのバス停の前に「登山者カード」箱が設置。
手際の良いこと。
丹沢のような町に近い山でも遭難はありますから、、、。
待ち時間に書いて投函。
「単独登山は危険です!」いわく「高齢者登山は体力の衰えを自覚しろ」などと色々注意書きがあった。
確かに昔の現役バリバリの頃に比べたら、、、1/2ぐらいのパワーかもしれない。
単独登山は、、、大昔の学生時代からズーーートなのでどうしようもない。
計画的に休みが取れる仕事じゃないので、行き当たりばったりの休暇の取り方ですから。
その日に思いついて、午後から行動が普通です。
天候はいいわけがないがよく知った丹沢なので足慣らしにいきました。
もう一度地図を見てコースタイムを弾き出して、昼から登り出したら16時目安で降りてこれるだろう。
現役バリバリの頃はもっと早いけど、今はそれで精一杯かな。
大倉登山口からしばらく行くとよく整備された階段が出てくる。
丹沢の一番登られている山域なので整備は十分です。
階段が多いのがこのコースの特徴。
50年前は階段などなかった。
学生の頃、冬1月に丹沢に入ったときに背負子を下ろしてライケルの登山靴を揃えていたら、「あんたみたいな登山者が来る時期になったんだね、この山小屋の番人を2日できないか」と頼まれたことがあった。
学生の分際だったので暇とはいえ、軽く山小屋の番人を受けたら、だれかが戻ってくるまで番人をしていなきゃならない。
私に頼んだ方が、、、約束通り戻ってくるとは限らない。
すると、、、山小屋の番人生活が1日が2日になり1週間が2週間になり、1ヶ月に2ヶ月になったらどーするの?
結局、山小屋の人にるかもしれない。
それで番人のことはお断りしました。
そうそう、ちょうど卒業制作の頃で仕上げにかかっていましたから。
大学卒業は確定していたが専門学校の方は真っ盛りだったのだ。
丹沢の標識はしっかりしています。
そりゃ首都圏の代表的な山だもの。
高尾山・陣馬山より本格的だから万が一何かのトラブルになって救助を呼ぶときに、左の黄色い標識に書いてある「大倉尾根No18」と携帯電話でいえば場所が特定できます。
よくできたシステムですね。
大倉尾根の大倉バス停から塔ノ岳までは7kmでコースタイムで4時間弱ぐらい。
たぶん、ゆうっくり歩いて登っても、それくらいで頂上に到達できますということ。
コースタイムの水増し具合は山域で違うなー。
わりかし下の方で遠望できた相模湾。
相模湾だとするとあの街が小田原で、右が伊豆半島でちょこっと出ているのが真鶴半島かな。
登っていったら雨足が強くなり視界がなくなった。
可愛らしい花が咲いていた。
大きなミツバチが3匹も頭を突っ込んで蜜を吸っていた。
人のことなど我関せずってぐらいだ。
ミツバチとカメラは5cmぐらいまで寄っていたが。
大倉尾根コースは左右がすっぱり落ちているので、尾根とはっきりわかる。
最後の小屋の花立小屋を過ぎると、左右が崩れかかったナイフブリッジみたいなところを通過します。
鉄柵があるので安全ですが積雪時には滑りやすいので要注意でしょう。
日本の山は木道・階段で整備されている。
だけど濡れたり凍ったりしたら、これがまた滑るんですよー。
日本は裕福なんだねーーー。
こんなお地蔵様があちこちに作られている。
私が丹沢に入り浸っていた頃には影も形もなかった。
高尾山だって石の置物やらお地蔵さんが10倍以上増えた、、、この30年でね。
トレイルランニングを始めたのがちょうど30年ほど前。
ランナーの皆さんは夏場は平地で走るのが嫌になるので、山を走るようになった。
そのころはトレイルランニングなんて言葉自体がなかった。
ただ、山を走りに行かない?なんて誘いあっていた。
高尾山・陣馬山も今ほど登山者やハイカーがいなかった。
急激に増えたのはミッシュランで紹介された以降ですね。
登山道はそれから目まぐるしく整備されていった。
唯一高尾山の登山道に街灯がないのが山の山たる由縁ですね。
ミッシュランに紹介されてから、ライトも持たずに登り出し、真っ暗(文字通り足元も見えないくらい真っ暗)の中をスマホとPCのタブレットの灯りで下山する者まで現れた。
私がナイト・トレイルランニングで陣馬山から降りてきて、前方の暗闇に人の気配を感じたら、、、そんな外人さんたちだった。
高尾山のコースは日比谷公園でも散歩するのと同じだと思っていたようだ。
山道なんだから日がくれたら真っ暗になりますよ。
私は持っていたハンドライトを貸してやった。
先頭の人に1つライトを持たし、私のヘッドライトで後ろから全体を照らしてあげた。
たぶん、そんなことがいっぱいあるんだろう。
富士山だって6月にジーパンで何も持たずに8合目あたりで日が暮れて、むろん周りはガチガチの雪で身動きが取れなくなった白人がいました。
富士山は、老人でも女子供でも誰でも登れますよーと聞いて「俺だったら冬でも登れる」だろうと思ったんだろう。
ところが、冬の富士山は日本一危険な山になるというのが、、、素人にはわかりません。
夏山の時には簡単に登れる富士山は、冬はジェットストリームと言えるような風が吹きまくります。
人など簡単に吹き飛ばされて、どこに飛んで行ったかわからないような行方不明になります。
どれくらい飛ばされるかわからないけど、5kmも吹き飛ばされたら富士の樹林帯に入って、、、どうにもこうにも捜索不可能。
人知を超えるような気象があると心しておかなきゃ!
大倉バス停→塔ノ岳頂上 2時間45分
塔ノ岳頂上→大倉バス停 1時間45分
だった。
2021年9月9日 丹沢塔ノ岳(雨)
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/bbbba29dbf876dd4f35289338e27f128
2021年8月27日 火打山、妙高高原
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/a7a10f8b3a980e3d5e0d0941ed6853f0
2021年8月26日 妙高山へ高谷池から
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0a42453b7668325d5202b6d6c94d1d92
2020年8月31日 権現岳登山アルバム
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/05058b58d07cdc7ea29f0b4558da85b0
2020年8月30日 八ヶ岳の権現岳を登る
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/4f48ea771f2976a8c462e97f5734c93a
2020年8月18日 浅間外輪山の黒斑山を登る
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/e6d9dd30e65ceba1d1be811d401f9ef5
2019年11月2日 屋久島の宮之浦岳登山3
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/44789c721b1866f8afaa3714bc3e5366
2019年11月1日 屋久島の宮之浦岳登山2
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/c40e555ee07616aa5cfe4ef4d3282bcb
2019年10月31日 屋久島の宮之浦岳登山1
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5998b6921c799dfb6365854fcdb85c67
2019年7月12日 利尻山に登る
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/4f83c73b33181caeae51c2fad597a14f
2019年3月11日 根子岳にスノーシュー登山
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/1adcdc678b0e9072533260f6a558affe
2019年3月10日 菅平の峰の原高原でスノーシュートレッキング
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5e28576400a6d97e38d1da58e72fc716
2019年3月9日 高峰高原でスノーシュートレッキング
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/04d38f5648e1e84b3c9b5b7a2981ce26
2017年7月 会津駒は梅雨の中だった
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b85d314e4fd66b5565e096d2f073a002
会津駒ヶ岳から御池に下山①
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/aeb7249097e1f74877ccc7cf69fbf49d
会津駒ヶ岳から御池に下山②
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/f70f0443f30e3da63d9b2bfb21144708
2017年5月28日 天城峠を縦走
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/f1007ccb0bdb683fe73f30b44436820c
2016年8月 笠ヶ岳山荘の雲海は素晴らしい
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/ec91fa559fa372833fa445f84eacc269
2016年8月 笠ヶ岳を下山
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b677baa0b2532e3ffb0017a1d5b22cff
2016年8月 笠ヶ岳の朝霧のなか
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fea238608107da391018cb6f3f11020b
2016年7月12日 陣馬街道のキノコ
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d4717436a36f73b4ed277f81d078d155
2016年5月23日 30℃の陣馬山往復
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/ec887cda31cf9de1ac54f505f5e5ac02
2016年5月5日 久しぶりの陣馬山
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/77febba5cb33f8e10477dd8864b3a4f3
2015年 8.4白山村の大問題は
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5821c1a039cf3dcfc37ddeee5bfea73c
2015年 加賀の白山へ①
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3f99d43778196d8e34b0023c600143f9
2015年 金沢観光のあと白山登山②
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2015年 加賀の白山の高山植物は、これを見に行くだけでも価値がある
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勇士、相馬剛さんと雪の富士山トレイルランニング
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四国の剣をトレイルランニング、大雨だった
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京都の東山をトレイルランニング
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南部南アルプスの赤石から聖へトレイルランニング
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仙丈岳から間ノ岳、北岳とトレイルランニング
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甲斐駒、黒戸尾根トレイルランニング
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八ヶ岳、美濃戸から主峰一周6時間
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金峰山、瑞牆山トレイルランニング
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多摩川源流トレイルランニング
金峰山の五畳岩を登る
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鳳凰三山のパノラマ写真
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鳳凰三山トレイル・ランニングちかちゃんと
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7月の北岳トレイル・ランニングのパノラマ写真
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7月北岳トレイル・ランニング。農鳥岳から奈良田温泉へ下山
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広河原から北岳、間ノ岳をこえ農鳥小屋まで
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http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080720
2012年6月26 菅平で四阿山トレイルランニング
2011年2月12日 鏑木さんと走る御宿、里海トレイルランニング
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2010年3月23日 菅平でスノーシュー登山
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/c09dd8f292be651d1935f0e9330abd89
2008年11月 加波山から筑波山へトレイルランニング35km
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/64f8bd2a324aa438a705285316e487d1
2008年8月 鹿教湯温泉からトレイル・ランニング33km
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d87789c680ab51d56e63bef382216d3e
2007年8月 南蛮連合恒例、富士登山、5合目から歩きで3時間以内だった
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070806
2007年8月 浅間山トレイル・ラン
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070826
2007年7月 鳳凰トレイル記、夜叉神峠~薬師岳往復、南蛮連合の女子部と
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070729
2007年6月 箱根トレイルラン
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070623
2006年8月 奥秩父の甲武信岳トレイル・ラン、南蛮連合の仲間と
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20060814
2005年 雲取山トレイル・ラン、南蛮連合の女子部と
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20050822
2005年モントレイル高水山30kmトレイルレース
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2004年 浅間の外輪山のJバンド・トレイル・ラン
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20040802
2012年07月28日 夜叉神峠から鳳凰三山、早川尾根トレラン、単独行です