ランシモ

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会津駒ヶ岳から御池におりる②

2017-07-26 10:06:54 | 旅行記

トレランのふりをした植物博士のまねっこでした。

会津駒ケ岳の小屋から御池まで、今日1日誰にも会わなかった。

朝から梅雨だからねー。

尾瀬より会津駒ヶ岳はハイカーが少ない。

湿原の広さもだいぶ違い植生も尾瀬の方が多様でしょう。

でも、会津駒ヶ岳は人が少ないので、ゆったりした高原の山行きが楽しめます。

ただし、会津駒ヶ岳の山小屋は1軒しかないし、素泊まりだけなので自炊が必要です。

尾瀬の山小屋はどのエリアでも複数あって、お食事が豪勢なので有名です。

雨のなかを御池まで下っていきます。

高山植物の宝庫です。

この花がウチワのような大きな葉の花です。

葉の真ん中から茎が出て花が咲きます。

小さな可憐な葉の花も真ん中から白い花が咲いていました。

これです!

私が気に入った一枚の写真です。

白い花がペタッと咲いています。

大きなウチワの花はしんなりした紫でした。

昨日アップした写真をもう一度。

大きさが微妙に違うけど、同種じゃないか?

人知れず高山に花が咲いて、人の歴史と関係ない生の営みがあるのです。

さっきの葉と微妙に違う。

これはなんでしょか?

シダさんも元気いっぱいです。

食べたらアクが多そうだ。

尾根筋の大きくなった木は雷に打たれて元の木阿弥になる。

だから尾根にある木々は高くなれません。

尾根を外れたら大きく育てるのにねー。

これって、人の社会と同じ「出る杭は打たれる」ってやつですかー。

ヒキガエルがいたけど全然逃げる素振りもなかった。

もしかして、寒くて体が固まっている?

真ん中の茶色い棒がシダの花のようだ。

でも、、、シダって胞子で繁殖していくはずなんだが?

雨がが降り続いているのでレンズに水滴がついたまま、、、。

レンズを拭こうにもタオルまで濡れちゃったから。

植物図鑑みたいな植生です。

三脚はどこかで1回だけ使ったが、今回はただのウエイトになっただけ。

ストックのほうが便利だな。

こんな格好でも夏山なので寒くはなかった。

足、シューズはズブズブですが、私はズボンが濡れる方がいやなので、たいていは短パンです。

濡れたままでも、シューズは3時間も履いていれば、生乾きになります。

御池まで下りたら、売店でカラフルな登山用ソックスを売っていたのでゲット。

1000円で安いと思った。

半乾きになってから、それに履き替えました。

グットでした。

むろん、ソックスは3セットぐらいザックの中にありましたが。

シダの真ん中に茶色棒状のものが見えるでしょー。

あれは花なのかな?

なんと、なんと、なんと天城峠で発見した、銀龍草(幽霊草)を見つけた。

天城峠の銀龍草は

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/053c4547d5b1f5fe3a340789aa2eb56a 

今まで気がつかなかったけど、知ってると「あ、ここにもある」と気がつきます。

小さな白くて不気味な草です。

キノコじゃないというのが、、、不思議。

壺状の中におしべとめしべがある、れっきとした草なのです。白いのは光合成をしないからで、他に寄生して養分を補給しています。その点でキノコみたいですが、体の組織は植物です。日本全国どこにでも見られるそうですが、、、私は若い時は登山で、つい最近まではトレイル・ランニングだったので足元の小さな生き物たちに気が付かなかった。ここ数年は植物採集のようなのんびりした山行になったので、先月あたりに伊豆の天城峠で初めてこの銀竜草を知りました。

健康な人が一般の人の体の悩みに気が付かないのと同じようです。ゆっくりし始めて、初めて小さな生き物に気が付いたという次第です。トレイル・ランニングで山道をすっ飛んでいたら、こんなちっぽけに気が付くはずがありません!どれくらいのタイムで走ったとか、タイムが命でも同じことですね。自然へのかかわりが私自身変わったということ。

私が歳をとり変わったのですね。


燧岳が近くなりました。

どんどん下って尾瀬の登山口の御池におります。

このコースは危険なところはありません。

この日は誰にも会わなかったから、ただ人が少ないだけかな。

御池の登山口に下りてきたのが10時前だったか、、、早すぎ。

御池は尾瀬の登山口ですが、東京からはどちらかというと裏口になる。

尾瀬の登山口なので巨大な駐車場があり、バス停脇には売店、食堂、日帰り温泉が完備している。

さすがに尾瀬です!

今日も明日も雨で東北南部は大雨注意報。

今回は尾瀬をパスして、会津田島のお祭りを見に行くことにした。

私の人生と同じで、極めてフレキシブルですよ〜〜〜。

そうそう、私の会社も業界で古参の域に達しました。それは姿かたち内側も自由自在に変えられたからだと思います。

会津駒ヶ岳から御池に下りる①

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/aeb7249097e1f74877ccc7cf69fbf49d

会津駒ヶ岳はまだ梅雨のさなか

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b85d314e4fd66b5565e096d2f073a002


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