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権現岳登山アルバム

2020-08-31 18:40:18 | トレイル・ランニング

南八ケ岳にある権現岳の登山アルバムです。

どのルートを取っても2時間から3時間は森の中を登って行くので視界が開けず、精神的にハードな山と言われています。

私は一番ポピュラーかもしれない観音平駐車場から登りました。

ここまではバスがないのでタクシーか自家用車で、駐車場は広めなのでシーズンピーク以外は絶対大丈夫じゃないか。

駐車場が満杯だったら、取り付き道路や森の奥に留められます。

8月最後の日曜日だったので、この日はピークだったと思う。

左が観音平コースで現在地と書いてある。

真中は甲斐小泉コースだが距離があるので使う人は少ないでしょう。

右は天女山コースでここもバスは来ていないので、車で行くのが普通です。

地図の縮尺はわからないけど、見た所では観音平コースと天女山コースは距離は同じくらい。

権現岳は赤岳と一緒に組み込む人もいるけど、その間はキレットがあってけっこう健脚コースだと思う。

2時間以上こんな中を登っていきます。

私は朝3:30に駐車場からスタートしたので2時間ぐらいは懐中電灯を使っていた。

真っ暗な中なので懐中電灯は3つ持参で、ヘッドランプが全体を照らし、左手にスポットランプ(10m以上遠くを見るため)

もうひとつ足元を照らして立体感を出すためのランプを右手に持っていた。

ヘッドランプは目線に近いので立体感がなくなるので、もうひとつ立体感を出すためのライトが欲しくなる。

カメラをザックから出して首に下げたのは、森から出た所にあった「青年小屋」から。

写真もそこから撮り出しました。

青年小屋の入り口に赤提灯が下がっていて、「遠くの飲み屋」と書いてあった。

確かに、3時間もかけて汗をかいて飲みに行くには「遠すぎます」。

でも呑んべいには嬉しくなるような提灯でしょ。

可愛らしい小屋はトイレです。

この山域ではここしかないので「行列ができるトイレ」として有名です。

私がここに到着したのは6時頃だったので、小屋どまりの人たちはようやく起き出したところで空いていた。

100円寄付してくれと書いてあったので、コインボックスに200円入れておいた。

小屋前のベンチには日が差していない。

小屋泊りのパーティーが登り始めました。

正面は編笠山(2523m)

下のほうは大きな岩だらけでガレています。

この編笠山と権現岳の鞍部に青年小屋が建っている。

青年小屋っていうけど、どんな人が小屋番にいるのかしら?

外観は鉄錆でボロボロの感じだけど、雨風を防げて暖がとれれば天国ですから。

権現岳をズームアップ。

頂上の形が知識と違うから、ここからは見えないのかもしれない。

少し登ったところから振り返りました。

編笠山よりもチョビ高くなったようです。

水平線の見え具合と遠くの山の高さとで、自分の立っている高さを判断します。

晴れていて暑かった。

日差しは7時前なので強烈だ。

だいぶ登って来てギボシあたりかな?

追い抜いて来た登山者たちです。

7時前なので3000m級の山々がくっきりしていました。

左から鳳凰三山、北岳(間ノ岳と農鳥岳は北岳の後ろにあって影に隠れている)、甲斐駒ケ岳、千丈ヶ岳の山並みです。

2500mのあたりに空気の境目があるようだ。

権現岳はギボシあたりから岩場が出て来て、高度恐怖症の人には辛いかもしれない。

鎖場の連続で、こんな所で足がすくんで渋滞を作っては申し訳ないから、遠慮してほしいだ。

権現岳頂上は右手の小さな岩の上です。

権現岳頂上小屋はクローズしていたが、普段は営業しているのかな?

コロナの影響で登山者が減り、今年はやっていなかった可能性がある。

避難小屋にはみえませんでしたから、普段は営業しているのだろう、、、。

この写真を撮ったのは7時前です。

デジタルカメラには時刻を記録する機能があるので便利です。

すると、ここまでスタートして3時間30分ぐらい。

実は、、、真っ暗な森の中で道に迷い30分ぐらい時間をロスしています。

3つのランプで見ても道を間違えることがあります。

おかしいと思ったら、安全なところまで戻ること!

コースタイムで6時間コースなんで、3時間だったらハイカーにしては早い登頂です。

右のとんがった岩が頂上で、人が立つスペースすらない。

左に道しるべが見えますが、あれを左に下りていくとキレットを超えて八ヶ岳の主峰の赤岳に向かいます。

後ろに遠望できるのが奥秩父の山々。

奥秩父の山々というと雲取山(2017m)、大菩薩峠、金峰山(2599m)、国師岳(2591m)などなどです。

でも、八ヶ岳のお隣の山々といったほうがわかりやすい。

八ヶ岳のお隣の山々と言ったら、南アルプスの高山が有名です。

南アルプスのアップです。

左から北岳、甲斐駒ケ岳、千丈ヶ岳」と連なっています。

この日は、遠望できたのは

7:30までですね、8時には下から雲が湧き上がって来て、見えなくなりました。

天候は崩れなかったが雲が湧いて来た。

もうじき権現岳頂上です。

あのチョッコリした岩に登るルートがあるのです。

でも立てるスペースはない!

頂上の岩場に張り付いて撮ったのでカッコ悪いが。

前日の写真は格好をつけて撮ったが真っ黒でシルエットになった。

さっきの写真の30分後ぐらいです。

頂上付近でのんびりしていたら雲が湧き上がってきた。

山人でガスが上がってきたと言うのは、全体に見えなくなってくるのを言います。

こんな感じで雲が上がって来ます。

もう、こうなちゃうと残念な写真になる。

だから、山では早目行動が全てなんです。

赤岳、阿弥陀岳もガスってきました。

左の阿弥陀岳に2月の厳冬期に単独登山しましたが、頂上からグリセードで下りていて、、、しばらく下りていたら急に青氷のアイスバーンに変わって滑落したことがあった。

単独だし2月の厳冬期だったし、滑落をピッケルでよく止められたと、今思うとゾッとします。

22歳ごろの若気の至りな単独登山だった。

そのころは背負子に荷物をくくりつけていたので、滑落している間に荷物がバラバラになって、アイスバーンの急斜面を荷物を拾い拾いしたという、、、大変な経験をしました。

知識もゼロに近い若造のバカな登山だった。

阿彌陀岳の頂上でアイゼンを外してグリセードしたんだもの、バカを何度言われても仕方がないくらいです。

厳冬期の滑落遭難は、500m〜1000mも落ちるので春になっても夏になっても遺体は発見不能です。

今では、、、安全な山行きを心がけています。

人が丸くなったからねーーー。

ギボシに至るルートは岩場、鎖の連続で高度恐怖症にはオススメしない。

傾斜45度は立ってみると垂直な壁のように感じます。

それで、ここで渋滞が起きます。

降りるときは、、、私は慣れているのでトントンと快調に下りていった。

富士山はいつ見ても富士山だなーーー。

 

権現岳はいい山ですが、ハイキングにはちょいハードです。

私は11時ごろに駐車場に降りてきましたので、ふもとの温泉に入りすぐに飛び出して帰路についた。

東京には16時前に帰れました。

NikonD5300 18mm-105mm(オークションで1万円でゲットしたレンズ、人気ないみたい)

このレンズはズーム比が大きいので、湿気がレンズ内に入りやすく、寒暖差で曇りを感じることがある。ズーム比が大きなレンズ(安い高いは関係なく)は注意が必要でしょう。「この1本」で持っていくときは便利です。

私にとって写真はアートという気持ちで撮っているんじゃない。自分がその場にその時にいる証みたいなもの。だからスマフォでもNikonの防水カメラAW120でも、D5300でも、Z7でも何でもいいのだ。グッツは120%使い倒すのが信条です。18mm-105mmは18mm-200mmみたいな恥ずかしいのは嫌なので、18mm-55mmよりオールマイティなのを探して行きついた。ところがZ7の専用レンズを探していたら、24mm-200mmなんて恥ずかしさの極致みたいなレンズが発売された。昔だったら見向きもしなかったが、、、「うーん1本で便利そう!」とカメラオタクが聞くとバカにされそうな物を衝動買いしてしまった。私も角が丸くなったというか、軟弱になったのかもしれないと、、、感慨深い。でもこれでいいのだ、写真は今一瞬の記録だというところで勝負しているからだ。じっくり待って完璧に撮ることはもうとう考えていない。

2020年8月31日 権現岳登山アルバム

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/05058b58d07cdc7ea29f0b4558da85b0

2020年8月30日 八ヶ岳の権現岳を登る

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2020年8月18日 浅間外輪山の黒斑山を登る

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2019年11月2日 屋久島の宮之浦岳登山3

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2019年11月1日 屋久島の宮之浦岳登山2

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2019年3月9日 高峰高原でスノーシュートレッキング

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7月の北岳トレイル・ランニングのパノラマ写真 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080721 

7月北岳トレイル・ランニング。農鳥岳から奈良田温泉へ下山

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広河原から北岳、間ノ岳をこえ農鳥小屋まで

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/925c92f34f89aabe10f419668283d97a 

農鳥岳の頂上にて

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080720 

2012年6月26 菅平で四阿山トレイルランニング

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2011年2月12日 鏑木さんと走る御宿、里海トレイルランニング

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2010年3月23日 菅平でスノーシュー登山

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/c09dd8f292be651d1935f0e9330abd89

2008年11月 加波山から筑波山へトレイルランニング35km

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/64f8bd2a324aa438a705285316e487d1

2008年8月 鹿教湯温泉からトレイル・ランニング33km

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d87789c680ab51d56e63bef382216d3e 

2007年8月 南蛮連合恒例、富士登山、5合目から歩きで3時間以内だった

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070806 

2007年8月 浅間山トレイル・ラン

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070826 

2007年7月 鳳凰トレイル記、夜叉神峠~薬師岳往復、南蛮連合の女子部と

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070729 

2007年6月 箱根トレイルラン

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070623 

2006年8月 奥秩父の甲武信岳トレイル・ラン、南蛮連合の仲間と

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20060814 

2005年 雲取山トレイル・ラン、南蛮連合の女子部と

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20050822 

2005年モントレイル高水山30kmトレイルレース

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20050403 

2004年 浅間の外輪山のJバンド・トレイル・ラン

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20040802 

2012年07月28日 夜叉神峠から鳳凰三山、早川尾根トレラン、単独行です

ttp://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20120729

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