ランシモ

ランニングからツチノコカメラや時事まで興味あるすべて

南アルプスのパノラマ写真

2008-07-21 20:31:40 | トレイル・ランニング

最後にパノラマ合成しました。

南アルプスの北岳から間ノ岳、農鳥岳の稜線3000mの空気を堪能してください。

Photo 白根御池小屋前、北岳を望む

写真はクリックすると大きくなります

Photo_2 北岳の尾根に出ました

左から千丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山、遠くに八ヶ岳が見えます

Photo_3 北岳の頂上に手が届きそう

右は間ノ岳、下に北岳山荘が見えます。狭い頂上には人がいっぱい

Photo_4

山と渓谷のグラビアにあった写真と同じポジションかな。天候がもう少し良かったよう。

北岳をこえてきました。間ノ岳へ上る途中です。

Photo_5

農鳥岳の頂上から

am6:00ぐらいだと思う

右手より塩見岳、真ん中に荒川岳、悪沢岳、赤石岳

写真を撮ったあと下山開始。

頂上にストックを誰かが忘れていったんで、とりあえず本気モードに切り替えて2kほどで追いつき届けました。ランナーの足は便利ですね。食燃費が悪いのが玉にキズですが。

今年は北アルプスの走れるところを1回、南アルプスの鳳凰三山を、昨年に引き続き南蛮連合の人たちと行こうと思っている。昨年の記事は以下のURL。

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070729

400万画素のデジカメ(オリンパス・ミュー)でも良く写ります。

広河原から北岳、間ノ岳、農鳥岳まで

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080721

農鳥岳から奈良田温泉へおりる

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080721

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南アルプス・ラン、農鳥小屋~奈良田温泉

2008-07-21 17:18:28 | トレイル・ランニング

2日目は農鳥小屋を5時スタート。

食事は4時半に済まし、ぐずぐずしているうちに明るくなってきた。

080720m1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

富士山がぽっかり、雲の上なんで晴れているが、、、。

あんがい、富士山はでこぼこしている!

080720m2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく待っているうちに日が差してきて、いつものランニングウエアーで出発。

その時間の前だと、もうひとつ羽織りたくなる。

080720m3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年走った鳳凰三山。

走るには鳳凰のほうがいいと思う。長ーーい坂があり傾斜がちょうど良いのだ。

ただ良く知った方と一緒じゃないとお勧めはしない。

080720m4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリックすると大きくなります。

右が塩見岳(3047m)正面遠くが赤石や荒川岳の山塊。南アルプスは広い!塩見までこのあたりからコースタイムで11時間ぐらい。

その先は一日がかりで行けるかどうか。

さらに先に最南部の名峰、聖岳があります。静岡から入るが、登る人はまれです。

080720m5

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雲海がすごい。

下は曇っているのか?

農鳥小屋のおじさんは、午後雷雨があるかもしれないといっていた。

15:00ぐらいに山のほうを見上げたら、真っ暗だったんで、予想ドウリ雷雨が来たんでしょう。

あの親父さんは山を良く知っている。

080720m6 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

農鳥岳からみた北岳と間ノ岳。

080720m7

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下山開始です。

誰かストックを忘れた人がいたみたいで、とりあえず本気モードで下り始めます。残雪をいくつか過ぎると樹林帯に入る。

私は、この日も快調だったんで、2kmぐらいで忘れ物をした人に追いついた。

080720m8

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大門沢に下りるコースは、白根大池コースに比べ、距離、標高差があるので登山者が少ない。

登るほうは間違いがないが、下山時には道を間違いやすい。

私も何回かへんな所に入り込んだ。危ないと思ったら、引き返せるうちに引き返すのが、自然の中の鉄則。

山小屋のおじさんが言っていたが、山の事故はひょんなところで起きると。しかも下山時に多く、この大門沢コースでも、今年一人亡くなられたと。私だってヒヤっとする場所があったからなー。

 

 

農鳥小屋~西農鳥岳(3051m) 

西農鳥岳~農鳥岳(3025m) 57分

農鳥岳~大門沢小屋 1時間32分

大門沢小屋~奈良田温泉 2時間38分 

下山は5時間ちょっと。この日は最初忘れ物を届けるために走っただけで、森の中ではほとんどが早歩き。

林道に出てから奈良田温泉までが遠かった。ジリジリ焼けるような暑さだった。

奈良田には町営の温泉があって、食事もできる。交通の便は悪く、奈良田から身延に出るバスは1日4本しかない。したがって、10時ごろには下山したが、温泉に入って昼食を食べても時間をもてあそびました。

ふと、、、気がつくと白旗史朗記念館があるじゃありませんか!

080720ms1

 

 

 

 

 

 

 

私が学生のころ、写真家の白旗さんが正月の鳳凰へ入ると耳にし、駆けつけたことがありました。日本が誇る山岳写真家の1人です。南アルプスのふもとで生まれ育ったんでしょう。

白旗史朗記念館のURL

http://www.town.hayakawa.yamanashi.jp/H-KANKO/SHIRAHATA/sirahata.html

むろん、ゆっくり拝見したのはユウまでもない。

広河原から北岳、間ノ岳、農鳥岳まで

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080721

南アルプスのパノラマ写真

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080721

2017年7月 会津駒は梅雨の中だった

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b85d314e4fd66b5565e096d2f073a002 

会津駒ヶ岳から御池に下山① 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/aeb7249097e1f74877ccc7cf69fbf49d 

会津駒ヶ岳から御池に下山② 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/f70f0443f30e3da63d9b2bfb21144708

2017年5月28日 天城峠を縦走 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/f1007ccb0bdb683fe73f30b44436820c 

2016年8月 笠ヶ岳山荘の雲海は素晴らしい 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/ec91fa559fa372833fa445f84eacc269 

2016年8月 笠ヶ岳を下山 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b677baa0b2532e3ffb0017a1d5b22cff 

2016年8月 笠ヶ岳の朝霧のなか 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fea238608107da391018cb6f3f11020b 

2016年7月12日 陣馬街道のキノコ
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d4717436a36f73b4ed277f81d078d155 

2016年5月23日 30℃の陣馬山往復
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/ec887cda31cf9de1ac54f505f5e5ac02 

2016年5月5日 久しぶりの陣馬山
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/77febba5cb33f8e10477dd8864b3a4f3

2015年 8.4白山村の大問題は
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5821c1a039cf3dcfc37ddeee5bfea73c 

2015年 加賀の白山へ①

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3f99d43778196d8e34b0023c600143f9 

2015年 金沢観光のあと白山登山②

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/6ab83cde44d494372b521af0b386e1c7 

2015年 加賀の白山の高山植物は、これを見に行くだけでも価値がある

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3a643ae94367e3c60ac2f2eba4814896 

勇士、相馬剛さんと雪の富士山トレイルランニング

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/6039ea814b2dc42611ea39c83d758973 

四国の剣をトレイルランニング、大雨だった

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/c9095d6da10201062a396b501798f0f2

京都の東山をトレイルランニング

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/e635fa0b9aa6d56fe80c5db834611868 

南部南アルプスの赤石から聖へトレイルランニング

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/6d9748893817779c160d6e9152e022a9 

仙丈岳から間ノ岳、北岳とトレイルランニング

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/95e95690c481af7b0c4a116e57d2ee2f 

甲斐駒、黒戸尾根トレイルランニング

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fe79949fd5c2e7e858281cc64b525fc9 

八ヶ岳、美濃戸から主峰一周6時間

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/81c71db071854d472a62d7743838dbbd 

金峰山、瑞牆山トレイルランニング

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7ef73d8ce30257f04ea24d34adc8cda7 

多摩川源流トレイルランニング

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/f432721c72f756943f81acc25c3a9a92?utm_source=admin_page&utm_medium=realtime&utm_campaign=realtime 

金峰山の五畳岩を登る

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b55b54b62f22ea7ad1ac7afd04b2513c 

鳳凰三山のパノラマ写真

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/19e804f0112e1ebabc124d7a13d381af 

鳳凰三山トレイル・ランニングちかちゃんと

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d7efc4e7158c741bc0796af6361f5d3e 

7月の北岳トレイル・ランニングのパノラマ写真 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080721 

7月北岳トレイル・ランニング。農鳥岳から奈良田温泉へ下山

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/334f991c64028253910273dab5268a7a 

広河原から北岳、間ノ岳をこえ農鳥小屋まで

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/925c92f34f89aabe10f419668283d97a 

農鳥岳の頂上にて

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080720 

2008年8月 鹿教湯温泉からトレイル・ランニング33km

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d87789c680ab51d56e63bef382216d3e 

2007年8月 南蛮連合恒例、富士登山、5合目から歩きで3時間以内だった

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070806 

2007年8月 浅間山トレイル・ラン

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070826 

2007年7月 鳳凰トレイル記、夜叉神峠~薬師岳往復、南蛮連合の女子部と

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070729 

2007年6月 箱根トレイルラン

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070623 

2006年8月 奥秩父の甲武信岳トレイル・ラン、南蛮連合の仲間と

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20060814 

2005年 雲取山トレイル・ラン、南蛮連合の女子部と

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20050822 

2005年モントレイル高水山30kmトレイルレース

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20050403 

2004年 浅間の外輪山のJバンド・トレイル・ラン

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20040802 

2012年07月28日 夜叉神峠から鳳凰三山、早川尾根トレラン、単独行です

ttp://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20120729

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南アルプス・ラン、広河原~農鳥小屋

2008-07-21 13:06:01 | トレイル・ランニング

2日間ぽっかり開いたので、比較的近場の南アルプスに行くことに。

南アルプスの入り口は、大雑把に3箇所。鳳凰山や白根3山(北岳など)、甲斐駒ケ岳などは甲府側から入ります。塩見岳や仙丈ケ岳などは伊那のほうから入ります。最南部のディープ南アルプスの聖岳、赤石岳、荒川岳、悪沢岳は静岡の千頭からです。

車だと、、、北アルプスも同じですが、ダイブ手前の駐車場に停めてバスかタクシーで登山入り口へいきます。それでも車で行ったほうが時間が自由になる。ただ車だと同じところに戻ってこなきゃならない。バス利用だとコースのバリエーションが増えて楽しい、時間待ちがやたら長いのが問題だけど。

さて私は北岳縦走だったんで、土曜日の朝5:30新宿発、甲府到着9:00頃、登山基地の広河原に11時前に到着。時間が許せば前泊か夜行列車で来るのがベターです。

高山は早朝に立つのが鉄則ですから、、、今日はどちらかと言うと遅い旅立ちなんです。それでもランナーなんで4時間あまりで15:00頃、北岳の頂上につける予定でした。やる気満々、このところ毎週トレイルで距離を踏んでいるからなー。

でも、、、今日は芦安にでも前泊しておけばよかったよ。

コースは

広河原~白根御池小屋~北岳肩の小屋~北岳(3193m)~中白根山(3055m)~間ノ岳(3189m)~農鳥小屋~西農鳥岳(3051m)~農鳥岳(3025m)~大門沢小屋~奈良田温泉

農鳥小屋で一泊しました。

スタートが11時ごろだったんで、日帰りはむり。

am4:00スタートだったらスパー・トレイル・ランナーだったら泊まらずにいけるかも。でも、、、スーパーが付くぐらいの人じゃないとお勧めしません!

 

080721m1c

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地図はクリックすると大きくなる

最近は南アルプスに入ることがなかったけど、昨年の8月には夜叉人峠から鳳凰山を目指しました。南蛮連合の女性陣(東京国際組です)と日帰りトレランした。天候が急変しそうだったんで、薬師岳までで引き返した。

昨年の記事です。

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070729

今回は登り下りとも、自称トレイル・ランナーなんでコースタイムの約半分を目指しました。

実際はそれほど走ることは少なかったけど、健脚コースタイムよりも、さらに短時間で上までいけたし、下ってこれました。これも、、、クリさんに北丹沢でしごかれたおかげだと思います。

080721m2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

登山バスで着いた所。登山基地の広河原には何もない、バス停のテントと山岳県警の詰め所があるだけ。

ココで全ての荷物を点検して、トレランの格好で走り出したらーーおおぉぉと声がかかりました。

梅雨明けなのか天候はベスト、雷雨もなさそう。体調もよさそうだった。

 

 

080721m3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目指す北岳が頭を出している。

やはり高尾山とは高さがちがう!

北岳バットレスという有名な岸壁が見えます。ザイルを持った連中は幕営して何日かいるのだろう。

日本第二の標高がある山だからね!

080721m4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広河原を流れる野呂川。上に人家がないから水はきれいです。この川を渡ると、広河原山荘があって、そこに前泊するのがいいかも。

南アルプスの川は水量があり、吊橋がやたら多かった。

080721m5

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

標高2000mを超えると、沢にチラホラ残雪が見え始めた。

新緑の緑が鮮やかだー。

南アルプスは、このシーズンは団体もいて登山者が多いけど、、、北アルプスの1/5ぐらいかもっと少ないか、高尾山の1/100だと思えばいい。

すたすた登っていると、年輩者に立ち止まってよけていただいた。こんな時でも鈴をつけておくと便利です。

080721m6

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ尾根にたどり着いていない。

北岳のこのあたりは高山植物の宝庫です。植物の監視員と言うか指導員のような方がいらした。

写真を撮っている方大勢です。休みを兼ねていいのじゃないかな。

私はポケット・デジカメでパシパシ撮りながら、ほとんど休みは取らなかった。

白根御池小屋まで1時間17分。

北岳の肩までがそこから1時間10分。

080721m7

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

稜線に出ました、行く手に北岳と小屋は良く見えないが、、。このあたりで2800mぐらいでは。今年は高度訓練していないので、やや酸素不足の感じがした。

080721m8

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これくらいの荷物だと幕営なのかな?

トレイル・ランナーの荷物の比じゃない。

私の荷は

着替え上下、下着上下、ロングスリーブ上下、ウインドブレーカー、雨具、ランプ、財布、筆記用具、水2.5L、ゼリーチューブ5個、あともろもろ。10kgに満たないのでは?

実際の格好は

キャップ、サングラス、ティーシャツ、ハーフスパッツ、手袋、ウエストにデジカメ。シューズは昨年買ったモントレイル・コンチネンタルです。シューズはけっこう今回のトレイルで痛みました。モントレイルは消耗が激しいのかも?

080721m9

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高山植物のオンパレード。

ソレを目当てにくるのもいいでしょう。一眼デジカメと長めのマクロレンズがあるといいなー。楽しみ方はいろいろですー。

080721m10

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はトレランなんで、のんびり花を撮っていなかった。

080721m11

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北岳直下の肩の小屋。

ここと北岳頂上の反対側にある北岳山荘は、超人気なんですごい混雑だったという。

宿泊スペースが、畳み一畳に3人詰め込まれるという。一畳に川の字に3人はムリだから、真ん中の1人は反対向きに。

寝る時に臭い足が顔の横にあったらどーーーする?

寝相の悪い人が隣だったら、、、。

いびきは歯軋りは??

心配事はいっぱいあります。

しかし、南アルプスでは混雑するのは8月の上旬ぐらいまでです。北アルプスは山小屋も大きいが、登山者数がまた多いから同じようなめに、、、。それがいやなら幕営がありますが、、これまた重たい荷物を背負わなきゃならないからー。

北岳肩の小屋の収容人数は150人ですが、それは限界まで詰め込まれたらで、昨日はあんがいギュギュー詰めだったんでは。

山小屋は基本的に、来た人を断ってはいけないのです。たどり着いた人を、夜遅く来た人を追い返したら、それこそ山小屋の前で遭難しますから。

よい場所をとりたかったら、早寝早起きで早立ちに限ります。

080721m12

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岩の間に紫の花が咲きそろっていて、今がいちばんキレイなシーズンだと言います。

トレイル・ランナーなんでパシャと写真を撮ったら速足でスタート。

こんな時に、オリンパスのミューは小さくて防水で良く写ります。ザックのサイドポケットにカメラは入れておきました。

080721m13

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北岳の頂上はまじか。

頂上はそんなに広くないので、人があふれている気がする。

この反対の面はバットレスと言う岩場。日本を代表するロッククライミングのメッカのひとつ。

こちら側に落ちたら良くて骨折、打ち所が悪かったらあの世。反対側のバットレスでは命が幾つもあっても足りません。命はダイジにしましょう。 

080721m14

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紫外線で日焼けバリバリ

この日の気温は、頂上でも20℃を下回るぐらいでは。夜の12時ぐらいで15℃~20℃、さほど寒くはなかった。体のエネルギーが燃えているからで、宿泊者達、年配の方は防寒着を着込んでいました。

私は夜半までこの格好のまま。暑がりなのか、食べ過ぎたのか暑かった。 

080721m15_2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北岳をこえ北岳山荘もこえ、間ノ岳へ向かいます。

このアングルの「山と渓谷」グラビアを見て行きたくなったんです。

遠くに見える左の山は甲斐駒ヶ岳。これもキツイ山で、頂上のあたりが花崗岩で白く雪をかぶった感じです。甲斐駒は中央本線や中央道近くに高くそびえています。里に近い山ですがアプローチが長く上りがいがあります。

080721m17 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

斜面にはいちめんに高山植物が。 

080721m18

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは千丈ヶ岳(3033m)。

伊那から入るのが一般的ですが、野呂川を遡って行くてもあり。

2800mから上に日本には珍しいカールがあります。氷河時代の残りだといいます。

千丈も水の豊富な山だった記憶がある。

画面に写っていないけど、右手の仙水峠から千丈をこえ下の谷間で降り両又で一泊し、それからコチラの北岳へ登ってきたことがあります。昔のことですが、そのコースでは誰にも会わなかった。 

080721m21

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

間ノ岳の三角点3189m。

オレンジのザックは私の物。 

080721m23

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

農鳥小屋についたー

山小屋は風の強い所に建てられていることが多いので、石を周りに積み風をよけています。

一泊2食付で、休日料金は8000円。

食事は期待しないほうがベター。北アルプスの小屋では下界のレストランのようなところもあるが、南アルプスの小屋は40年前と変わらず! 

080721m24

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

農鳥小屋はけっこうキテイルと思うが、それでもクタビレ果ててたどり着いたら、こんな天国みたいな所があるかと感激します。

今回は天気が良かったから、何てことなかったし、疲れはなかったし元気いっぱいでしたから。

気温は3000mにみたないあたりなので、20℃は下回っているけど、富士山頂ほど寒くはない!私はセーターは持っていかなかったが何も問題なし。天候が崩れたらそういうわけにはいくまいが、、、。

寝る時、着ていたティーシャツの上にロングスリーブシャツの重ね着。下もロングスパッツの重ね着でちょうど良かった。夜にトイレに行く時はウインドブレーカーを羽織る。最低限の荷物で今回はOK、いつもそうだとは限らないから、天候、時期を考えて服は増減すること。

ヘッドランプはLEDのいいのができたから大助かりでした。

小屋の食事はどんぶりご飯+煮物、焼き魚、おしんこ+きのこ味噌汁。私は2杯ずついただいて満腹。これが食べられないと、翌日の動きに影響します!

トイレは離れの小屋。足元は断崖絶壁で、落し物は◎◎だけにしなきゃ、、、。

080721m25

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

農鳥小屋の中。

真ん中入り口に土間があって脱いだ靴が。

それを囲むようにござが敷いてある。

一人当たりの寝具は、敷布団1枚+毛布4枚+枕ひとつ。

これが曲者で、、、敷布団が湿っていた。いつか雨降りの日に泊まった人が、濡れた服を着たまま寝たんだな、これは。

山小屋の寝具はこんなことが良くあります。天気がいいと屋根の上に寝具を並べて干しています。

それで、濡れた敷布団はキライなんで毛布1枚でソレをくるみ、あとの毛布3枚をかけました。私はそれで全然寒くなかった、燃えるトレイル・ランナーですね。

080721m26

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サンダルはトレランにはちょっと重たいから持参せず。 

080721m27

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7時過ぎに日没。

ソレを過ぎたら真っ暗闇なんですることがない。だからえらく早い就寝ですね。

朝食は4:30だとーーー!

山の朝は真っ暗なうちから、ごそごそがさごそ始まります。

だいたい私が5時ぐらいに出たがいちばん遅いぐらい。皆さん早でなんですよー。それは安全の意味もあります。

午後は天候が崩れることがあり、特に夏場は3時過ぎたら雷雨に合うことがある。いくら合羽を着ていても何から何まで濡れそぼってしまうから。そんで、先の敷布団が出来上がるわけです。

広河原~白根御池小屋 1時間17分

白根御池小屋~北岳肩の小屋 1時間26分

北岳肩の小屋~北岳(3193m) 25分

北岳~北岳山荘 30分

北岳山荘~中白根山(3055m) 28分

中白根山~間ノ岳(3189m) 39分

間ノ岳~農鳥小屋 1時間01分 

5時間ぐらいで農鳥小屋にたどり着いた。コースタイムの半分ぐらいでは?走るところがないから、トレイル・ランとはいっても早足です。

 

PS:農鳥小屋から検索してくる人が多いので、ちょっと山小屋の親父のことも話さなきゃいけない。

まず、小屋の主は、言葉はきびしいが、山の常識を普通に話しているだけだと、私は思う。

確かに今風の立派な山小屋じゃありません。それを希望するならば北アルプスでも行ってりゃいいわけで、それかテントでも背負っていってください。こんな古い山小屋を懐かしいと思う人もいるだろう。

主が時間にきびしいのも、今までの経験があるからキツク言うのでしょう。つまり山小屋の主は普通に山のプロなんです。

登山者は、水のことや時間のことについて言われることが多い。つまり水は天水だから節約して使えということに尽きます。時間は遅くなったりしたら連絡しろということ、、、主は到着が遅いと、コースの山小屋や登山者に聞いてまわるという。登山者、宿泊者の身の安全を山小屋の主の立場で考えている。

到着が遅くなったり、時間がかかるのは、体力や技術が若干劣っているので、登山者の身を心配しているのです。人の体力や余力は、他人の山小屋の親父に知る由もないから、どのくらい時間がかかりますかと聞くのはナンセンスです。もともとコースタイムがあるんだから、それを見て自分で考えるしかない。

私の場合、コースタイム6時間と書いてあれば、トレランなんで初日の登りは1/2ぐらいで考えて、下りだと走りっぱなしなので1/3あたりで計算する。つまり人それぞれ人のことはわからない。

それを、、、教えてくれたっていいじゃないですか、、、とは今どきの、、、といわれても仕方なし。

 

広河原~北岳の後半、農鳥岳から奈良田温泉へおりる
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080721

南アルプスの写真をパノラマにつなげた
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080721

甲斐駒黒戸尾根トレイル・ランニング
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20090817

鳳凰三山トレイル・ランニング
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080810

 

2009年08月02日 甲斐駒&千丈ヶ岳トレイル・ランニング
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20090802

2009年08月10日 はるかなる聖岳、赤石岳からトレイルラン
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20090810

2012年07月28日 夜叉神峠から鳳凰三山、早川尾根のトレイルラン
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20120729

2012年08月13日 八ヶ岳トレイル、美濃戸から赤岳、横岳、硫黄岳一周
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20120812

2013年08月05日 仙丈岳から三峰岳、間ノ岳、北岳から広河原へトレラン
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20130805

あとから書き足した 

2017年7月 会津駒は梅雨の中だった

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b85d314e4fd66b5565e096d2f073a002 

会津駒ヶ岳から御池に下山① 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/aeb7249097e1f74877ccc7cf69fbf49d 

会津駒ヶ岳から御池に下山② 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/f70f0443f30e3da63d9b2bfb21144708

2017年5月28日 天城峠を縦走 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/f1007ccb0bdb683fe73f30b44436820c 

2016年8月 笠ヶ岳山荘の雲海は素晴らしい 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/ec91fa559fa372833fa445f84eacc269 

2016年8月 笠ヶ岳を下山 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b677baa0b2532e3ffb0017a1d5b22cff 

2016年8月 笠ヶ岳の朝霧のなか 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fea238608107da391018cb6f3f11020b 

2016年5月23日 30℃の陣馬山往復

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/ec887cda31cf9de1ac54f505f5e5ac02 

2016年5月5日 久しぶりの陣馬山

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/77febba5cb33f8e10477dd8864b3a4f3

2015年 8.4白山村の大問題は

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5821c1a039cf3dcfc37ddeee5bfea73c 

2015年 加賀の白山へ①

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3f99d43778196d8e34b0023c600143f9 

2015年 金沢観光のあと白山登山②

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/6ab83cde44d494372b521af0b386e1c7 

2015年 加賀の白山の高山植物は、これを見に行くだけでも価値がある

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/3a643ae94367e3c60ac2f2eba4814896 

勇士、相馬剛さんと雪の富士山トレイルランニング

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/6039ea814b2dc42611ea39c83d758973 

四国の剣をトレイルランニング、大雨だった

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/c9095d6da10201062a396b501798f0f2

京都の東山をトレイルランニング

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/e635fa0b9aa6d56fe80c5db834611868 

南部南アルプスの赤石から聖へトレイルランニング

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/6d9748893817779c160d6e9152e022a9 

仙丈岳から間ノ岳、北岳とトレイルランニング

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/95e95690c481af7b0c4a116e57d2ee2f 

甲斐駒、黒戸尾根トレイルランニング

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/fe79949fd5c2e7e858281cc64b525fc9 

八ヶ岳、美濃戸から主峰一周6時間

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/81c71db071854d472a62d7743838dbbd 

金峰山、瑞牆山トレイルランニング

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7ef73d8ce30257f04ea24d34adc8cda7 

多摩川源流トレイルランニング

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/f432721c72f756943f81acc25c3a9a92?utm_source=admin_page&utm_medium=realtime&utm_campaign=realtime 

金峰山の五畳岩を登る

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b55b54b62f22ea7ad1ac7afd04b2513c 

鳳凰三山のパノラマ写真

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/19e804f0112e1ebabc124d7a13d381af 

鳳凰三山トレイル・ランニングちかちゃんと

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d7efc4e7158c741bc0796af6361f5d3e 

7月の北岳トレイル・ランニングのパノラマ写真 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080721 

7月北岳トレイル・ランニング。農鳥岳から奈良田温泉へ下山

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/334f991c64028253910273dab5268a7a 

広河原から北岳、間ノ岳をこえ農鳥小屋まで

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/925c92f34f89aabe10f419668283d97a 

農鳥岳の頂上にて

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080720 

2008年8月 鹿教湯温泉からトレイル・ランニング33km

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d87789c680ab51d56e63bef382216d3e 

2007年8月 南蛮連合恒例、富士登山、5合目から歩きで3時間以内だった

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070806 

2007年8月 浅間山トレイル・ラン

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070826 

2007年7月 鳳凰トレイル記、夜叉神峠~薬師岳往復、南蛮連合の女子部と

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070729 

2007年6月 箱根トレイルラン

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070623 

2006年8月 奥秩父の甲武信岳トレイル・ラン、南蛮連合の仲間と

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20060814 

2005年 雲取山トレイル・ラン、南蛮連合の女子部と

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20050822 

2005年モントレイル高水山30kmトレイルレース

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20050403 

2004年 浅間の外輪山のJバンド・トレイル・ラン

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20040802 

2012年07月28日 夜叉神峠から鳳凰三山、早川尾根トレラン、単独行です

ttp://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20120729

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする