保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

ブレーキとアクセルを踏み間違えた衝突事故(前編)

2015年06月12日 | クルマに関するアレコレ

近くに住む高齢の身内が
早朝に自宅のすぐ前で自動車事故を起こしました。

対面に駐車中の軽自動車にぶつかった後
段差をずり落ちてアパート建物の角に衝突して
ようやく停まるというかなり大きな物損事故でした。

ただし小学校の通学路になっている3mの道路を横切ったのですから
子供達がいなかったことは不幸中の幸いでした。

腕に擦過傷による出血をし救急車で病院に担ぎ込まれた本人からは
まだコトの詳細を聞いてはいませんしまた訊いたにしても
ショックなのかプライドなのか、多くを語りたくない様子がアリアリですので
事故処理をした若い警察官Tさんに後でそっと聞いてみました。

事故の原因は自宅駐車場に入れようとして数回の切り返しをする際
ブレーキとアクセルを踏み間違えたこと、と本人が言ったそうです。

これはまさに予想される2つのうちの一つなので
他方のオートマのギヤの入れ間違えではなかったのですね、と念を押すと
“目からウロコ”の話をTさんから聞くことが出来ました。

それはギアの入れ間違えの場合はすぐにブレーキを踏んで停まるので
これほど大きな被害を与えることはなく一方、踏み間違えの場合は
本人はブレーキペダルを踏んでいるつもりなので
停まらないことに慌ててさらにペダルを強く踏み込んでしまい
結果、テレビでよく目にするコンビニのガラスを突き破る影像のように
かなりのスピードで激突して大きなダメージを与えることになるのだそうです。

ブレーキペダルと思っているアクセルペダルをさらに目一杯に踏み込む…。

へ~、なるほどねえ~、怖いですねえ~。

これが以前から疑問に思っていた甚大な被害の理由だったんですね。

     

この踏み間違えを防ぐため、アクセルとブレーキの2つのペダルに
かなりの段差を付けた米社チェロキー等の輸入車の方法は
渋滞が多い日本の道路では数多くのブレーキングの度に
いちいち右の踵を持ち上げねばならず疲れると不評で
わざわざアクセルペダルのステーを曲げることで段差量を国産車並みにする
せっかくの設計上の意図を無にする加工を何台も実施したことをよく覚えています。

現在、この手の事故を防ぐその他の最新技術ってなにか登場しているのでしょうか?

(続く)

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