これまで自宅から見て、西から北方向の山間に位置する
主な3つの地区 H、K、Dをそれぞれ別の日に訪れています。
飯綱・戸隠方面に繋がる県道を幹に、その地区に上がる市道が
それぞれ枝分かれしているからです。
ちなみにMは町内行事で一度訪れていることもあり
特に見どころもないので省略していました。
南に位置するH地区を除いて残りの4つはこの県道の北側なのですが
尾根または沢で分断されているため一旦県道または
すぐ横を並走する旧道まで下らなければならず
M~D~S間は上部で横に繋がっていないものと思っていました。
普段もよく使用し、今回のトレッキングルート作成の基にもしている
「ゼンリン地図」に道路が全く表記されていなかったからです。
上部で繋がっていないということは極めて大雑把な話
隣の地区に行くにはおおよそ距離2㌔で標高差300mを一度下り
県道にあるその地区の入り口へ移動し、また同じ15%程度の
傾斜を上り直さなければならないことを意味します。
クルマを使うのであれば「それがなんなの?」となりますが
徒歩において上りはもちろん難儀で、下りは下りで
脚にガツンガツンと独特の負荷がかかる辛さがあるのです。
これまではそうした方法でそれぞれの地区を単独で訪れて来ましたが
そんな中でたまたま、標高700m前後の等高線を大きく上下することなく
M~D~S間を横断出来る道が存在するという噂を耳にしました。
そこで近辺に詳しい市立公民館長のKさんに尋ねてみると
「本当にあるよ!」
そこでグーグルマップを調べると、あるではありませんか!?
ちなみに「国土地理院発行2万5千分の一全国地図」にも
ちゃんと記載されています。
そうなんです、私の場合、ルートは見たり聞いたりした情報を基に
予めパソコンからプリントアウトした地図と補助に"国土地理院"を持って
当日はハンディGPSのガーミンで現在地を確認しながら歩いているのです。
これまでトレッキング(山歩き)なんて日常的にしたことはないので
こうしたやり方はあくまで個人的な思い付きに過ぎません・・・。
そう言えば少し前に、ゼンリンに載っていた道がいざ現地には
存在していなかったことがあり、これもグーグルマップでは
最初から載っていなかったのですから、ゼンリンより
グーグルの方が正確ということでしょうか。
特に歩きの場合、こうした地図の正確性は道を間違える原因となり
もし間違えた場合は正しい道を見つけるのに時間が掛かることもあり
最悪、山の中では危険な事態を招くこともあるので
ぜひ改善して欲しいものです。
もっとも、ゼンリンと言えば現地調査による住宅地図の
代名詞ですから、山間地は苦手かも知れず、だとしたら
消費者が使い分けなければならないということかも知れません。
ただグーグルマップの地図画面のベースは黄色+道路は白のため
意外に見辛いのですが、プリントアウトの色って
変更出来ましたっけ?
(続く)