保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

65歳で介護保険料が数倍(!)に跳ね上がる話

2012年10月26日 | 世の中のあんなコト、こんな事

全国一律の仕組みだと思いますが、私の住む市では
64歳までは国民健康保険料の名目で介護保険料も加算されて口座から引き落とされます。

ところが65歳になると、年金から天引きされたりなど、国保とは切り離されて支払う仕組みに変わり
なおかつ、その保険料がビックリするほど高くなることを初めて知りました。

市役所の担当部署も、国民健康保険課から専用の介護保険課になるのだそうです。

どの程度上がるのかと言うと、例えば私の場合、前年度の収入が現在と同額とすると
夫婦二人で年間3万3千円の介護保険料がなんと一人で約6万5千円に跳ね上がるのですから
二人が65歳のいわゆる高齢者になったアカツキには合計約13万円
つまり現在の約4倍、金額にして10万円近い新たな負担増が発生することになります。

月に直すと、現在一人当たり1375円のものが約5500円になるということです!

この介護保険がスタートした頃の給料天引額の記憶は極めて曖昧ですが
確か、扶養家族の女房を含めて月数十円、年間千円台程度だったはずですが…。

年金に関しても、いざ受給してみるとそのありがたさを実感できるのですが
若い頃は「なんでこんなにも高額な厚生年金保険料が天引きされるのか」などと思っていたのと同様に
自分が介護される事態になって初めてこの保険の意義を知ることになるのでしょう。

介護保険の厄介にならずに他界してしまった義母などは
保険とはそもそもそういう相互扶助が基本的性格ではあるにしても
他人様にご奉公しただけの払い損で逝ってしまいました。

かと言って、介護されるほど健康を害してまで生き長らえるのも考えものなわけで…。

いずれにしろ、我々団塊の世代が大挙して65歳の高齢者に
足を踏み入れ始めているのですから、今後20年くらいは介護を必要とする人数が減るはずもなく
国保と同じく介護も、市町村の支払いが増えれば保険料も上がり続けることになります。

この介護保険料は、その人が死ぬまで払い続けなければならず
国民健康保険は75歳になると後期高齢者医療保健に切り替わるのです。

こちらの保険料がいくらになるのかについては、12年先のことなので
まだ調べる気になっていないのですが、また驚くような高い金額を聞くことになるのでしょうか?

近い将来の2年後には消費増税も必ず実施されるはずですし
安い電力を供給していた原発に将来がない場合には電気料金の大幅な値上げも試算されています。

その一方では、唯一の収入である年金は、デフレ調整で減額されているのに
さらに昨日届いた復興特別所得税の案内に寄れば
来年度分から所得税の額の2,1%相当額がさらに上乗せして天引きされたり
贅沢はしていない質素なはずの生活費の目減りに一気に拍車が掛かることが今から気掛かりです。

 

 

コメント
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