きのうでちょうど６０日経った。
苦しいとかイライラするとか
まったく感じない。
ごはんがおいしくなる？
それもない。
味覚の変化と言えば
下の先っぽで
水とかがヘンに甘く感じるようになり
気持ちがよくない。
ガムをかんでいた頃はそのせいかと思っていたが
そうではないようだ。
それはともかく
一番大きな変化は
愛煙家が口にする言い訳が
なんともむなしく聞こえるようになったことだ。
「すぐに止められるから吸っている」
「やめる理由がないから吸っている」
などなど
どちらも２ヶ月前までは
自分の
からも出ていたせりふだ。
その上
「かつて見た
番組の海外禁煙ツアーが
楽しみだからそれまでは吸っている」とさえ
自らはノタマッテいたわけで
まあ、どの言い方も
「悪いこととは知りつつも
今日明日には無理」と
開き直っているに過ぎないのだから
「旨いし好きだから吸っている」と言う方が
かっこよく聞こえることに
今になって気が付いた
を始めて１０日目の頃
もらいをしてみた。
かなりクラクラ来た。
「うまい」とも「まずい」とも思わなかった。
２０日目の頃
またもらいタバコをしてみたら
むせた
でも「うまい」と思った。
４８日目
ガムはいつからかすでに止めている。
吸いたくて吸いたくて・・・
ということはない。
特に自宅ではを思い出すこともない。
ただ、店では
“煙を伴う深呼吸”による
気分転換の替わりを見つけられていない。
7月1日から、だから して３６日になる。
新聞にはまた「離煙パイプ」の全面広告が入ったり、
パッチタイプの補助薬品のバナー広告が貼り付いていたり、
相変わらず禁煙グッズのＣＭが多いから
何とはなしに「禁煙」で検索して
色々読んでいて気が付いた
２年で挫折、とか
３度目の禁煙とか、
「禁煙支援サイト」なるＨＰさえ何個かあって
失敗例もたくさん紹介されている。
そしてひとつの疑問が解けた。
禁煙が成功した、と言えるのは
なんと
年も後のことのようだ。
つまりは
考えているほど
は甘くはないのではないか
気を緩めてはいけないのではないか
それならそれで新たな目標ができた。
禁煙日記も効果的らしいし、
まずは４５日、６０日、９０日
と途中経過を報告して行こうと思う。
４年をめざして 
は７月１日からだから今日で５日目となる。
もちろん陰で内緒で吸うことなどするはずもなく
１本も口にしていない。
やはり口寂しい時には
ガムかアサヒ「ミンティア」で
ごまかすようにしながらのことではある。
おかげでこの歳まで
まず自分で買うことのなかった２種類の菓子を２～３週連続で
コンビニかドラッグストアで買うことになっている。
ガム自体は本当は決して好きな食料ではないのだが、
どういうわけか 助け
に選んでしまった。
今までのところ２種類を食べ比べてみたが、
「クロレッツ」は後味でいつまでも僅かな甘味が残っているが、
「ロッテキシリトール」はすぐに無味になる。
好みの問題なのだろうが「クロレッツ」の方が好きだ。
「ミンティア」は色々な味があるのだが、
これ以外は１粒では満足せずに
１度に何粒も口に放り込んでしまうのでこの
“Ｗｉｌｄ ＆ Ｃｏｏｌ”に決めている。
一方、６月２７日（金）から
寝る時に“装着”している歯ぎしり対策用マウスピースは
違和感があったのは最初の３～４日だけで、
その後は何の支障もなく、それどころか
以前よりも 爆
しているのではないか
とさえ思えるほど馴染んでしまっている。
禁煙とマウスピース
もちろん何の関係もなく、
たまたま時期が一緒になってしまっただけのことだ。
ただ、両方ともスタートしてほぼ
週間たってふと思った。
どちらもフィニッシュはいつなのだ？
禁煙の終わりはいつ？
禁煙できた、といつ判断すればいいのだ
そして
マウスピースはいつまで入れるの？
歯ぎしりって直るの？これで・・・。
そうは聞いていないなぁ。
一生入れっ放し
おいおい、２つともゴールはないのかよ
禁煙は難しいからと グッズが数多く売られている。
昨日か一昨日の朝刊にも全面広告で“離煙パイプ”なる商品が「塀の中の懲りない
…」の作家
を使って掲載されていた。
そして禁煙できる理屈は、○○大学の教授サマが「脳をだます 」と
ノタマっている。
これでも全面広告となると、実際に出したことがないので分からないが、東北信版
への掲載でも１段１２万円位で１２～１３段はあるのだから単純計算で１４０～１
５０万円はするのだろうか。
いずれにしても
安くはないし信濃毎日新聞１社とは考えられないか
ら、かなりの投資をする訳で、禁煙グッズが
こともうなずける。
そして広告の謳い文句も「禁煙は簡単だ」とは口が裂けてもいえない訳で、禁煙の
難しさを煽れば煽るほど高額なことに納得してもらえることになる。
一昨日の午後３時頃、数本残っていた最後の１箱を丸めて捨てたばかりの完全禁煙
１日目の“新米ノースモーカー”の立場では、まだまだ軽はずみなことは言えない
が、禁煙が世間で言われるほど難しいことではないのではないか、禁煙グッズ商法
にノセられていたのではないか とさえ思えて来た。
振り返ると「禁煙は難しい」という認識がいつ、誰に植え付けられたのか定かでは
ないが「私はこれで会社を辞めました」のコマーシャルの禁煙パイポのようなグッ
ズメーカーに知らず知らずの間に信じ込まされてきたのかもしれない。
考えてみれば２０数年、生活の一部となっていた喫煙と言う習慣を止めることは
いちいちニコチン中毒などと言う理屈を持ち出すまでもなく大変なことなわけで、
昨日まで
を主食にしていた北欧州だって、相撲取りになるために日本に
来て最初に大変だったことは主食を
に変えることだった、と言ってい
た。
今朝までウンコを朝していた習慣を、明日から
に変えろと言われても
そう簡単にいくはずはないのだ（例えがおかしい？）。
なにはともあれ、完全禁煙生活２日目の
一日がこれから始まる…。
３０年間、
毎日欠かさずに口にしてきた
タバコ
「セブンスター（ソフト）」
と決別することにした。
手許にある一箱２０本で
最後にしよう！
１７年間お世話になった「タバコ盆」
孫にシールを貼られた「タバコケース」
そして最後の２０本は、
止める時に新品を下ろす
皮肉なことになってしまったが、
「ガスを使わないライター」
で火を点けよう。
５９歳という 年齢からして
２度とスモーカーになることはない。
ないだろう…。
ない…か？
６月１３日（金）
１箱１０００円への値上げ話を契機に
１日２８本の本数を
３分の１の９～１０本に 
する
挑戦を始めた。
当初の目標は
午前３本
午後４本
夜３本
の合計１０本とした。
結果はスタート３日までは１日で４本、
その後３本と順調に
１７日午後６時に開封した箱が
まだ２本残っている。
つまり１日２．６本
ということになる。
さて、このまま禁煙してしまおうか・・。
で
主人公が１本を美味そうに
吸うシーンがあっても
実はよく判らなかったが
皮肉なもので
今は判る。
ただ、深く吸い込んでいる時はウマイし
煙を吐く仕草そのものは
気分が落ち着くのだが
半分も吸うと
もういい、と思うようになった。
気管支や肺に煙が回り
それが
脳みそをクラクラさせているのが判る。
もう一回考えよう！
このまま してしまおうか…。
１４、１５、１６の３日間、１日１０本のペースにまで本数を減らせた。
それまで１週間で１カートン、つまり２００本だから１日当たり２８本吸っていた
ので約３分の１になっている。
午前３本、午後４本、夜３本で１０本を 
を付けて守っている。
いわゆる「口さみしさ」をガムとミント（昔の商品名“カルミン”の小さいの）で
ごまかしている。
ニコチン中毒がどんなものなのかは以前から実感していない。
それよりも日常生活の中に組み込まれている習慣を壊すことの方が、極めて規則正
しい生活を送っている私にとっては、はるかに難儀なことだと思っている。
だからまずは規則性を破壊し、その後禁煙に持ち込もうという作戦だ。
朝飯の後の１服がその日の最初の１本となるのだが、昨日はめまいがした。
もともと本数を減らした影響は、１年に１度の半日健康ドックの日に昼食後吸う１
２時間ぶりの１服の時のようにクラクラするようになっていたのだが、昨日はグル
グル景色が回る本物のめまいだった。
これをどう捉えたらよいのか分からないが、すごく強いものを吸っているのだと
ヘンなところを改めて感心した…
１７年間愛用のタバコ盆だ。
いい感じに古ぼけた。
１箱１０００円だって
今もちょうどFMラジオでこの話題を取り上げている。
「あなたはいくらになったらタバコを止められますか？」大きなお世話だ。
イギリスでは１箱が１３００円、ドイツが６５０円…。
だから何？
明治維新から１４０年も経っているのにまだ欧米崇拝？
だいたいタスポも気に入らない。
たかがタバコを買うのに専用のカードをなぜ作らなければならないのか！
未成年者の購入を防ぐだけとはとても思えない。
これに対応する自販機などでまた巨額な資金が動いているんじゃないの？
とにもかくにもこれ以上の税金”を払うつもりはない 
今朝起きてから２時間、ぺぺの散歩を終わらせて、おにぎり１つとデミタス１本の
朝食をすませたが今日最初の１本だ。
くらくらする…。
この時間からが「習慣」との戦いになるわけで、知らず知らずのうちにタバコをく
わえてしまう。
今日のところはどこまで本数を減れせるか、試してみようと思う
