最近、余震も収まったようです。
しかし、2004年に発生したスマトラ沖地震(M9.1)の5年半年後に最大級の余震が発生しました。
関東大震災が起きたのは1923年、ほぼ100年近くになりますし、30年以内に大きな地震が発生する確率は70%だといわれています。油断せず、日頃から防災を意識しなければならないと思います。
今回のような大きな地震が発生すると、情報が十分行き届かなくなるのは、ろう者の方々です。
ここでは幸いにも震災発生後、停電することはなく普通にインターネットが使えたり、テレビも視聴できたわけですが、もし、停電してしまうと電池式のラジオからの音声が頼りになってしまいます。電気もなく、真っ暗な状態だと手話や筆談の文字も見えなくなることもあり得ます。
ろう者の江副さんは、聞こえる人と聞こえない人との情報格差をなくすように震災3日後から「DNN(デフ ニュース ネットワーク)を立ち上げました。
震災に関する様々なニュースを手話に翻訳してくださるので、日本語の読み書きが不得意なろう者の方々も十分情報が行き渡ることもできると思います。
自宅にパソコンを持っていて、電気が通じて常時接続のインターネットにつながる環境でなければならないというのがネックなんですが・・・。