goo blog サービス終了のお知らせ 

東京アイランド

OCNブログ人サービス終了に伴い、ここに引っ越ししました!

新井(えちごトキめき)→(JR)→(ほくほく線)→(JR)→越後湯沢

2019-06-26 00:00:00 | 2019冬_信越東北エリアの未乗区間消化の旅

 今乗っている車両は、北越急行ほくほく線の所有。始発はえちごトキめき鉄道の新井駅、直江津でJR信越本線、犀潟から北越急行線、六日町でJR上越線に入って終点、越後湯沢駅までといったように、異なる鉄道会社を直通で乗り入れ。東武日光から会津若松まで東武鉄道、野岩鉄道、会津鉄道、JRといったように1つの車両でずーっと4社も乗り入れているのは日本一かも。

 六日町駅。ここからJR上越線に入ります。

 まもなく、越後湯沢駅。

 この切符では越後湯沢駅を出られません。駅員さんが経由欄をちらっと確認。「六日町・上越・浦佐」なので、六日町からの清算と瞬時に発券。

 レシートタイプ。車掌さんが携行するPOSも、オレンジ色のレシート。最近は、POSにスイカの読み取り装置が付いているので、車内でもICカード払いで清算が可能。(JR東日本およびJR北海道のICカードが使えるエリアのみ。他社の状況は不明ですが、ICカードの使えないエリアでも車内清算で使えるなら歓迎したい)

 越後湯沢からガーラ湯沢間の新幹線は冬季のみ営業。この区間さえ乗ってしまえば、北から南までの新幹線をすべて乗車できたということになる。博多~博多南も含めて・・・。
 しかし~本数がとっても少ないため、路線バスでガーラ湯沢駅まで向かいます。

 乗客はほとんどスキーヤー。ガーラ湯沢駅は改札を出るともうそこはゴンドラ。スキーをするために来たわけではなく、全線完乗を目指して・・・。

テレビで紹介された、ほくほく線の秘境駅

2019-06-18 00:00:00 | 2019冬_信越東北エリアの未乗区間消化の旅
 ほくほく線は北陸新幹線が開通する前は首都圏から富山、金沢方面のショートカット路線として、JR西日本、JR東日本、北越急行の3社共通の「特急はくたか」号が通っていた路線。越後湯沢駅で上越新幹線に乗り換えれば、在来線特急料金は乗継割引適用。直江津から越後湯沢まで84.2キロをおよそ1時間。東京から越後湯沢まで新幹線、ほくほく線の特急で金沢まで向かうのに要所時間はおよそ4時間。2015(平成27)年3月、北陸新幹線開業後、速達タイプの「かがやき」に乗ればわずか2時間半で金沢に着いてしまう。
 富山県や石川県は首都圏から近くて遠いところと言われていたのに、新幹線のおかげで激変。富山までわずか2時間なので、東京から新幹線で名古屋に行く感覚とほぼ同じくらいになり、アクセスもしやすくなった。北陸を旅したとき、宇奈月温泉でたまたま地元の知り合いに遭遇。「新幹線のおかげなのか、ここは裏日本じゃなくなったのがよかった」と言っていたのが印象的。確かに新幹線のおかげで首都圏から北陸方面へのアクセスも楽になったのは確か。

 友人のカメラに入っていたものを拝借。ついこの間、所さんの・・・の番組で秘境駅が出たとき、ロケ地はここだったそうです。うちのDVDレコーダーは2010年製造、容量は320G。9年前は自分の好きなジャンルを選べば、自動的に録画する機能は付いていない。新しく買い替えようと思いつつ・・・古くてもまあいいか、という感じに。それなのにホテルのテレビに字幕がないとすぐクレームを入れるのはホテルだとテレビのほかに楽しめるところがない。最近の薄い新型テレビはホテル仕様であっても、字幕を出せるように改善されています。(ただし、古いテレビだとあまり期待できない)

 ここが秘境駅だったんですか~!?

 ほくほく大島駅。駅の造りは大池いこいの森駅に似ている・・・。

 ショートカット路線のため、ほとんどトンネル区間が多い。退屈させないように天井がスクリーンになり、いろんなデザインの映像を投影。1両目は普通の照明、2両目はこのような映像を楽しめます。

 今は6月。もうすっかり季節外れですが、雪風景。(2019(平成31)年1月撮影)

えちごトキめき鉄道からJRへ

2019-06-04 00:00:00 | 2019冬_信越東北エリアの未乗区間消化の旅

 ここは、北陸新幹線と交差。JR東日本の「グリーン」ですが、実際はJR西日本との境界駅になります。ここで東と西の乗務員交代となると、全列車停車の長野を出たばかりなのに再び全列車停車しなければならず、不都合。
 長野駅で東と西の交代が行われ、長野からここまでJR東日本の路線であっても、乗務員はJR西日本が越境乗務。JR西日本さんがJR東日本のお手伝いをしている形になりますが、報酬はもらっているはず・・・だと思います。長野駅前のコンビニでJRのロゴマークに"WEST JAPAN"ゴールドの名札を付けた車掌さんがお買い物中。西日本は私の故郷なので、あ、懐かしい!と思い出せます。

南高田駅。

 次は高田。かなり昔になりますが、金曜日の週末。池袋発高田行きの夜行高速バスを偶然見つけてはいきなり思いつきで乗車。高田駅は、直江津まで行ける。ここから西へ進めば故郷とずーっとつながるJR西日本エリア。それだけの理由で「いきなり」。若気の至り、という言葉があるとおり、昔は「いきなり」が好きだった。「そうだ、北朝鮮国境へ!」といきなりの思い付きでソウル行きの航空券ゲット。「そうだ!あおがしま!!」といきなりの思い付きで「かめりあ丸」乗船。タクシーで八重根漁港へ。ちょうど還住丸が出航準備中なので、青ヶ島行きのチケットを購入して船へもぐりこむ。青ヶ島に上陸できたのはよかったけれど、いきなりの飛び込みでは、どこも宿は門前払い。平成の半ば頃、2002年ころだったかな~??青ヶ島行きは、いきなりの飛び込みではどこの宿は食事の準備もあるので、上陸当日の受け入れは基本的に不可です。必ず、事前に予約を入れてから!!

 かつて、ここがJR西日本とJR東日本の境界駅、直江津駅。現在は西へ進めば、えちごトキめき鉄道に転換。

 手前はJR東日本の車両だけど、奥は、えちごトキめき鉄道。

 直江津までの乗車券はここまで。同じ車両に乗り続けていますが、今度は下の新しい切符を行使。

 鉄道ファンではない方が経由欄を眺めただけでどこを通るのかわからなくなるほど気が遠くなりそうな、めくちゃくちゃな経路なんですが・・・直江津からJR部分は、犀潟までのわずか7.1キロ。全旅程JR東日本なのに、わざとJR東海の(3-タ)で発券。自社のポジションではない他社、しかも新潟や東北エリアなので、時刻表の巻頭索引を見ながら、悪戦苦闘。こういう買い方は昔から。JR西日本JR九州の境界に住んでいて、JR西日本を利用するときは小倉駅南口で購入。JR九州を利用するときは南口の反対側、小倉駅新幹線口(西日本)で購入。切符の買い方もかなり、ひねくれた性格・・・。

 犀潟駅。

 ここからは紫色のほくほく線に直通~!!

新井駅でほくほく線に乗り換え

2019-05-26 00:00:00 | 2019冬_信越東北エリアの未乗区間消化の旅

 長野から上越妙高までは「しなの鉄道」、ここから直江津までは「えちごトキめき鉄道」。もとJRの701系をえちごトキめき鉄道に譲渡したのか、あちこち「JR」のロゴマークが・・・。


 2019(平成31)年1月の風景です。今だったら、新緑の風景かも・・・?

 外は非常に寒いけれど、車内はダウンジャケットを脱ぎたくなるほど暖かい。

 まもなく二本木駅。二本木駅の歴史を調べてみると1911(明治44)年5月開業。駅舎も、明治時代に建てられたものをそのまま現存。人間も、明治、大正、昭和、平成、令和と5つの元号を持つ長寿な方も、全国で推定2000名前後。(明治45年生まれの106歳以上の方)
 右の線路から駅ホームに入線。駅を出発すると、左の線路に入り、直江津方面へ向かいます。

 明治時代といえば、蒸気機関車全盛期。今の電車だったら、途中駅で勾配があってもハンドルを引けば動力が全体に伝わり、軽々と発車はできるが、蒸気機関車は勾配のさなか発車するのにさらにパワーを要するため厳しかった。牽引するのは先頭のみで後ろの客車は動力を持たない。石炭をくべて蒸気の力を最大にさせようと思っても危険。爆発する恐れがあるため、いったんスイッチバックする方法が取り入れられた。

 蒸気機関車の名残で今でも残るスイッチバック。

 左はさっき通ったばかりの線路。駅に停まって、逆方向なので、さっき通ったばかりの線路の向かいを走行中。

 途中の新井駅で下車。ほくほく線がえちごトキめき鉄道に乗り入れており、始発のほうが自分の好きな座席を選べる。
 
 電化されていない区間を走行するため、ディーゼルカー。


 越後湯沢まで2時間近く乗るのに、お手洗いは付いていなかった。えちごトキめき鉄道→JR→ほくほく線→JRの83キロも乗る長距離列車なのに、お手洗いがないとは!!車内では水分をあまり摂らず、お手洗いは事前に済ませたほうが安心です。

しなの鉄道とえちごトキめき鉄道の境界駅、妙高高原駅

2019-05-16 00:00:00 | 2019冬_信越東北エリアの未乗区間消化の旅

 朝出発した時の長野駅周辺では積雪がなかったのに、ここまでくるとこのような風景。(注意:2019(平成31)年が明けたばかりの1月13日)

 黒姫駅。JR信越本線時代は、「みどりの窓口」のマルス端末もあった。今は「しなの鉄道」なので、撤去されています。

 晴れていて、青い空。

 妙高高原駅。北陸新幹線が交差するところだととんでもない勘違い。北陸新幹線はこの先の「上越妙高」駅。紛らわしい。

 信越本線の歴史はとても古く、妙高高原駅の開業は官営鉄道時代の1888(明治21)年。当時は田口駅。2018(平成30)年は開業130年記念でした。

 雪が積もっていて、白銀の世界っ!!

 有人駅ですが、なんとJRの最新型MR52型マルス端末設置ッ!!!ここでもJRの指定席や、全国の乗車券でも買えるんですかね??
 友人が試しに「入場券をください」と声掛けてみるが、駅員さんはマルス端末ではなく、自社の端末を操作。最初はJR-Eの地紋に妙高高原駅の文字が入るかと思ったが、マルス端末で自駅の入場券を売ってしまったら、そっくりJRの収入になってしまう。それを防ぐため、自社の端末で発券。

 平成の初めころ、こういう硬券を発売していたが、4年か5年頃・・・急速にPOS(乗車券印刷機兼会計管理)設置。

 スキヤーなんでしょうか。

 昭和っぽい時計。

 1981(昭和56)年3月3日資産取得。昭和の初期から昭和40年頃までは振り子。40年からはトランジスタ発振回路によって小さな振り子の代わりに小型の部品で動かす。50年頃から水晶振動子を用いたクォーツ。・・・・平成の半ば頃(平成15年頃)から1秒たりの狂いが出ない電波時計が普及。SL蒸気機関車のように、いくつかの歯車で構成する機械式の振り子、トランジスタや自動巻きのほうが昭和の雰囲気があってよろしい。


 この電車で直江津へ向かいます。どう見ても、JRの新型っぽい。

 JRのE127系でしょう・・・?

 えちごトキめき鉄道の車両なのに、JRのロゴマーク。

 直江津までまだまだ遠い。

しなの鉄道(もともとは信越本線)

2019-05-02 16:07:50 | 2019冬_信越東北エリアの未乗区間消化の旅

 ここから第三セクターの「しなの鉄道」で妙高高原まで。そこから別会社の「えちごトキめき鉄道」で直江津へ向かいます。
 長野駅で購入した乗車券は1枚だけど、実は2社またがっています。

 雪国なのに、暑い地方を連想させるようなハイカラなデザインの電車がやってきました。

 しなの鉄道のロゴマーク?と思ったら、台湾国鉄のマーク。よく見ると、丸い台の文字にレールの断面図。

 2018年3月26日に友好協定を締結しているので、台湾で使われている車両のデザインをここでも施しているってことです。
 (中身はもともとJR東日本の115系)

 北長野駅。

 三才駅。3歳のお誕生日にこの駅に降り立って、駅名標をバックに記念写真を撮るのも良さそう。
 豊野駅。JR飯山線へのお乗り換えです。飯山線の飯山駅に新幹線が出来ているので、長野から豊野までは第三セクター化。経営分離。
 北陸新幹線の東と西の境界駅は上越妙高駅。しかし、あそこで一斉に停まると運用に支障が出るので、長野で乗務員交代。長野から上越妙高までの59.5キロはJR東日本の路線だけど、運転士、車掌とともに西日本が越境乗務になります。

 牟礼駅。

 やがて雪景色。(撮影日は2019(平成31)年1月)

 ここまで来ると、もう長野と新潟県の県境付近。

2日目。長野から出発!

2019-04-25 00:00:00 | 2019冬_信越東北エリアの未乗区間消化の旅

 長野駅の近距離自動券売機。な、な、な、なんと!JRがしなの鉄道、えちごトキめき鉄道の直江津まで売っているの!?

 しかも、オレンジカードでしなの鉄道やえちごトキめき鉄道に乗れるとは!自宅に「国鉄」や「JNR」のロゴが入っているオレンジカードばかり眠らせているので、ここで消費すればよかった!
 もし、国鉄のオレンジカードで購入できたとしても、今は無き日本国有鉄道に前払いしたものを発券。おそらく、JR東日本が国鉄に立て替え、しなの鉄道やえちごトキめきに納入かも知れない。国に請求できるわけではないので、私がオレンジカードを使えば使うほど損をしてしまうかも。
 うちの同じ仲間に国鉄民営化10年目の子が新人。面倒くさからずまめに字を書いてくれるので、私も助かるという感じです。私だったら、書くのが面倒くさいから伝言を頼まれると、パソコンのメッセンジャーに文字を入力してポチッ。向こうの画面に伝言内容が出るからそれでいいでしょ!と思ったら、気づいてくれなかったケースも。その子はメモサイズの付箋紙に書いて、目の付く場所に貼ってくれる。メッセンジャーだと、スクリーンセーバーが作動していて相手が気づいてくれない可能性があるからと気遣っているらしい。社会人1年生だというのに、丁寧なところが素晴らしい。ランチも主食といろんなカラフルな野菜をセットにしたインスタ映えするようなお弁当持参。最初の頃はお母さんが作っているのかな~?と思いきや・・・なんと自分で作っているとのこと。毎日まめに日替を作れるなんてとても真似ができない。ここまで書くと新人は女性!?と思われたかも知れませんが、珍しく男性の方。

 JRの自動券売機で直江津まで購入可能なら、みどりの窓口でクレジット決済ができるかもと思ったら「申し訳ございませんが、あちらにございます、しなの鉄道の窓口でお願いします」

 この区間だって、もともとはJR信越本線。現在は第三セクターに転換。


 国鉄時代なら本州の直流区間(東海道本線、山陽本線など)で定番だったけれど、今はもう骨董品。

 きれいに塗り替えられているので、令和という新しい時代になっても昭和の国鉄車両が活躍し続けるでしょう。JRで現存する最も古い車両はJR九州の蒸気機関車「58654」号機。1922(大正11)年、山口県の日立製作所笠戸工場製造。日立で保存されていれた古い設計図を発見し、それを基に部品を再現。機体はそのままで中身を交換。あと3年で100歳を迎えます。


長野に来て、九州かい!?

2019-04-16 00:00:00 | 2019冬_信越東北エリアの未乗区間消化の旅
 ここは長野駅前という便利な立地だけど、開けているのは反対側の善光寺口。今日はたくさん歩いたことだし、できるだけホテルの近く・・・・と選んだところは、

 九州の料理屋さんでした。せっかく長野まで来ているのに、地元の郷土料理にすればよかったのに自分の故郷だから、思わず「ここ!」。故郷を離れてもうン十年。小倉駅や博多駅が大きく変化。小倉駅前の百貨店コレットはついに2019(平成31)年2月28日をもって閉店。駅前一等地だというのに、今までいろんな業者さんが入ったり、撤退したりの繰り返し。その理由は、小倉がまだ栄えていなかったころの西暦1400年から続く由緒のある、永照寺の建っていた土地。昭和30年代の戦後経済成長期に入り、小倉駅前の都市開発に伴い、強引に立ち退き。墓地も併設しているお寺なので、土を掘り起こしたら多量の人骨が出てきた。しかし、建物の完成を早めるために完全回収は厳しく、一部の人骨を残したまま商業施設を建設。それで地下駐車場でしょっちゅう幽霊が現れる、という目撃談がとても多く、北九州市民なら「次々と閉店するのは、もともとお寺の跡地だからでしょう」と知らない方はあまりいないそうです。

 九州の話だというのに、いきなり小倉!?ふと思い出したかように書いてしまいました。コレットの怪奇現象は実話ですからね・・・。

 なんとお通しはこれでした。無料サービス。

 柑橘系のお酒で乾杯!!

 野菜たっぷりのサラダ。

 焼肉。(九州産のお肉)



 長野に来て、九州料理とは思わなかったけれど、ごちそうさま!!

 やがて夜が更けていき・・・

 朝。

 朝ごはんもしっかり食べて・・・(続く!)

1本を見送り、100円の特急で長野へ

2019-04-05 00:16:49 | 2019冬_信越東北エリアの未乗区間消化の旅

 行きと同じく、バスで湯田中駅に戻りました。「田中」だけだと「たなか」。湯を冠すると、「ゆだなか」になります。私は音声でしゃべることはないので、「た」と「だ」の区別がなかなかわかりません。また、平成を「へーせー」または「へいせい」、令和も命令のアクセントと同じく、「れーわ」か「れいわ」。手話も然り。手話にも聴者のしゃべる音声と同じく音韻もあります。新しい手話で1番難しく感じたのは「令和」の手話。
 今までの「明治」「大正」「昭和」は天皇陛下の特徴を示していた。明治はあごひげをはやしている様子、大正は上唇にひげ、昭和を即位したときの服に高いえりがついていたので、「えり」のしぐさ、平成は漢字のとおり「たいら」、5月に改元する予定の令和は初めて日本古典を由来とし、「時は初春の令よい月であり、空気は美しく、風は和やかで、梅は鏡の前の美人が白粉で装うように花咲き、蘭は身を飾る衣に纏う香のように薫らせる。」の部分を引用し、片手で蕾だった梅が開くような表現。何も音韻が入っていないと、ただの「パー」となり、ぶっちゃけ間違われやすくなります。今までの元号は見た目の特徴を引用し、とても簡単だったのに、今度は日本古典を引用し、音韻付きなので、難しく感じる。

 今度の普通電車は、帝都高速度交通営団の日比谷線の3000系です!!大日本帝国時代の1941(昭和16)年に創立。戦争に負け、大日本帝国ではなくなりましたが、帝都の名称は2004(平成16)年まで続いていました。

 古くてボロい電車だけど、山口県の何もない超ド田舎から上京し、日比谷線に乗ったときはこの電車。ステンレス製で古めかしい印象がしましたが、昭和30年代に製造されたもの。非冷房なので、灼熱の蒸し暑い東京。窓を全開し、天井からの扇風機でしのぐしかない。東西線の5000系もそうだった。千代田線の7000系は比較的新しいから冷房付き。今の時代、鉄道車両は100%冷暖房付き。
 平成初めのころ、山陰本線は非冷房のディーゼルカー。下関でJR九州の411系に乗りかえると、かなり冷たい空間に快適。逆にJR九州の涼しくて快適な電車から山陰本線の汽車に乗りかえると滝のような汗が・・・。現代なら、山陰本線のキハ40や47に後から冷房が取り付けられているので、100%冷房化。そんな時代もあったな・・・。
 昭和といえば、地下鉄のホームに立体型の灰皿が据え置かれていて、喫煙OKだった。今だったら、信じられない光景。

 反対側は昭和に改元した直後の2(1927)年の4月28日に開業した旧駅舎がまだ残っています。
 昭和元年は1926年(12月25日から12月31日までのわずか1週間)。大正はわずか15年。昭和天皇が26歳で即位し、昭和が64年も続きました。昭和のギリギリで生まれた方、つまり、昭和64年生まれも今年で30歳。おじさんの仲間入りとと言ったら失礼かも知れませんが・・・。

 旧駅舎のとなりは温泉施設。ここでまったりお湯につかってホテルに帰りたいんですが、湯冷めで風邪でも引いたら大変。

 昭和の1ケタ時代なら、この駅の利用者がどっと押し寄せてくるので、構内もかなり広い。

 次の電車は特急長野行き!

 旧成田エクスプレスそのものです!!長野電鉄はJR東日本、営団地下鉄、小田急電鉄・・・入り乱れていますな。

 1991(平成3)年。デビュー当時は平成2(1990)年登場のスーパービュー踊り子号の251系みたいに新世代の洗練されたデザインにびっくり!成田エクスプレスも251系を引用し、253系。平成3年か・・・遠い昔でもついさっきのような気が・・

 長野駅は地下区間。

 昭和の香りがプンプン漂う、有人改札ラッチ。昭和の山手線各駅でもこういう改札ラッチに駅員さんが立って、ひっきりなく忙しく改札パンチをリズミカルに鳴らしながら切り込みを入れる。しかし、この有人改札だとザルのようにかなり甘く、キセルによる損害は年間、億単位にのぼる。前の上司はかなりとっても厳しく一切の妥協を許さないタイプ。まるで自動改札機。今のは無人改札の「入鋏省略」なので、自分が自動改札機のような厳しい目でチェックしなければならない。自動改札から自分に引き継いだと思っていい。

 長野駅到着~!

 駅前のホテルなので、JRロゴマークも目前!!

地獄谷野猿公苑

2019-03-25 00:00:00 | 2019冬_信越東北エリアの未乗区間消化の旅

 時代は遡ること、戦後の高度経済成長期に入った1950年代(昭和25年から35年)。林業の開発により、住処や食料を失ったサルたちが山から下りて農作物を荒らすなどの被害が出るようになりました。
 初代の公苑長がサルたちを山中に留め、人間とのトラブルを起こさないようにするため、3年がかりで人里離れた地獄谷に公苑を作りました。あれから半世紀以上。公苑に訪ねる方々にルールがあります。
 1 食べ物を与えない、見せない。
 2 サルに近すぎると、サルの世界からにすれば「威嚇」にあたるので、近すぎないようにする。
 3 サルに触らない。人間の世界だって同じです。面識のない人にいきなり触られると不快になります。
 4 サルを怖がらせるような、特殊な撮影は禁止(自撮り棒やドローン等)
 このルールを守っていれば、サルたちは人間との共生を図り、人間に危害を加えません。

 人里離れた場所にあるのは、人間とサルとの棲み分けを図るためなんです。

 普通のスニーカーだと歩きづらいのは確かです・・スパイクをレンタルしてでも装着すべきでした。

 向こうから外国人数人が道幅いっぱい歩いてくるので、よけようとしたら、転んで転倒。(あのな~!!おまえら!!道幅いっぱい歩くんじゃなくて、後ろに並んで歩けっつーの!!通行区分をしっかり守れ!!)

 私の近くまで歩いてきたときは正直に言って、ビックリしました。サルといえば、凶暴、ずる賢いのイメージが付きまとってしまいますが、それは、容易な餌付けや人間との不適切な関わり方をした結果なんです。たとえば、人間の食べ物を容易に与えてしまい、サルが人間の食べるものは美味しいものと学習してしまい、人間を見かけただけで襲ってしまいます。

 建物は、宿泊施設の「地獄谷温泉」。サルたちの温泉と同じ泉質が使われています。

 テレビで何度か見かけましたが・・・やっと現地に訪ねることができました!!無駄のないプランニングを組み込められる時刻表博士ですな~。

 抱っこしたくなるほど、可愛いお猿さんですが・・・触ったりすることは禁じられているので、撮影するしかないです。

 親が「寒くなったら、この温泉に入るんだぞ」と子に教え、ずーっと半世紀以上から受け継がれています。

1800m

2019-03-14 00:00:00 | 2019冬_信越東北エリアの未乗区間消化の旅

 湯田中駅からバスであの有名な地獄谷野猿公苑の近くまで向かいます。標高850メートル。1年のほぼ3分の1が雪に覆われる厳しい環境なので、バス停からおりてすぐそこ、というわけではない。

 バスの中では外国人だらけでした。

 長野駅前はそんなに雪が積もっている感じはしないのに、ここまで来ればもう雪国。

 目的地まで1800mです。山手線でいえば、1~2駅程度。

 本格的な入口の前で売店。脱着式の滑り止めのスパイクや、スノーブースのレンタルもありましたが、普通のスニーカーでも大丈夫!と甘く見てしまいましたが、これが大変なことに!!

 1600m、ゆっくり歩けば片道30分ですね。

 Let’Go!!

長野電鉄

2019-03-09 00:00:00 | 2019冬_信越東北エリアの未乗区間消化の旅

 この風景からにすると、篠ノ井線の姥捨(うばすて)周辺?特急は長野までだけど、篠ノ井駅から先は信越本線。
 信越本線はもともと高崎から長野、直江津をまわって、新潟まで1本のレールで結ばれていたのに、現在北陸新幹線の開業に伴い、在来線の一部は第三セクターに転換され、

 直江津-新潟 信越(シンエ)   136.3キロ
 高崎―(信)横川 信越2(シンエ2) 29.7キロ
 篠ノ井―長野    信越3(シンエ3) 9.3キロ

 このように途切れ途切れで分割。


 JR長野駅から長野電鉄まで乗り換えタイム8分だけど、間に合うか!?ネットの情報では、長野駅の表玄関の善光寺口側の地下にあり、徒歩連絡なので、最低でも10分以上は見積もったほうがいい、とのこと。
 間に合うかねぇ…

 急げっ!急げっ!現在時刻12時55分。長野電鉄の特急が出るのは13時02分。

 不慣れな自動券売機よりも、窓口で対面発売のほうが速い。
 改札の向かいにコインロッカーがあったので、そこに荷物を預け・・・

 改札口は自動改札ではなく、昔ながらの有人改札。
 とても有名なところへ行くので、改札口では外国人観光客で長蛇の列。

 駅員さんは汗だくになり、1枚1枚ずつ・・・スタンパーで入鋏。昔の改札鋏のほうが数人分まとめて1度入鋏できるため、捌くのが速いに決まっている。自動改札機が入る前の山手線主要駅の有人改札では乗客の流れを止めるようなことはせず、スムーズだったのに!

 平成2(1990)年なので、今から30年近く前の、むか~し!!

 特急、間に合わないかも・・・とヒヤヒヤ。階段から降りてくる人はいないか、駅ホームの係員が確認してくれたので、なんとか間に合った!!

 今から湯田中駅に向かいまーす!!

 この車両は、もともと小田急線のロマンスカー。1番前の座席に陣取っていれば、まるで自分が運転しているような風景になりますが、駆け込み乗車で1番前の座席、というわけではない。

 ちなみに特急料金はたったの100円です!!

 記念に持ち帰りたいと申し出ると、裏面に無効印を押印。本当は表面に捺すべきなんだけど、汚さないように気遣ってくれたんですねぇ・・。

塩尻~長野間はJR東海車両で移動

2019-03-03 00:00:00 | 2019冬_信越東北エリアの未乗区間消化の旅

 塩尻駅の自動券売機の真上にある運賃表。
 101キロ以上の乗車券を所持していれば、小野回りでもみどり湖回りでも選択乗車が可能でしたが、2001(平成13)年に廃止されているので、乗車券は経路通りに購入しなければならない。
 
 101キロ以上の乗車券で選択乗車可能の主な路線は・・・
  京都から北陸方面に向かうのに最短距離の湖西線経由と印字されていても、東海道・北陸本線経由でも可能。途中下車も可。
  三原から呉線経由、山陽本線どちらでも乗車可能で、101キロ以上の乗車券を購入するのに無理にして「呉線経由」と入力しても、強制的に「山陽」経由で計算。「山陽」と印字されていても、呉線に乗っても良し、途中下車も認められています。
  岩国から徳山間の岩徳線。もともとは山陽本線の短絡線として敷設されたが、のちに海岸沿いの山陽本線開業。【区】東京都区内から【福】福岡市内 経由:東京・新幹線・博多  と印字されていても、新幹線を利用しても最短距離の岩徳線経由の営業キロで計上。
  下 関 → 【区】東京都区内 経由:山陽・東海 の全区間在来線の乗車券でも、建前は「山陽」だけど、運賃計算は岩徳線経由。
  もし、律儀に「山陽・岩徳・山陽・東海」と印字された乗車券をお客さんに渡すと、強制的に岩徳線経由で乗らなければならないと受け止めてしまうので、いちおう表面では「山陽・東海」にして、運賃計算は岩徳線経由にしてどちらも乗れるようになっている。


 日本一狭い蕎麦屋さんとして、テレビで放映されてから有名になりました。改札内は3人までしか入れないんです。もし、満席の場合は改札外で、と案内されますが、100キロ未満でも途中下車が認められる形になってしまいます。そば屋さんがいっぱいでこちら側でいただきます、と事情を話せば改札を通してくれそうです。

 うどん、そばの2種類しかなかったけれど、長野県といえば「そば」。めんつゆは東日本タイプだけど、塩尻駅のは美味しかった。

 塩尻駅舎。県央部における交通の要衝(名古屋方面の中山道、長野方面の善光寺街道、北陸・三河、甲州方面の三州街道)なので、その雰囲気にあわせたような規模の駅舎。

 改札に入りまーす。乗車券、特急券2枚をまとめて改札機に投入。瞬時に2枚ともピッと出てきました。

 塩尻から長野間はJR東日本の路線ですが、「しなの」はJR東海車両のため、えきねっと予約のシートマップは表示されず。
 えきねっと任せにしていたら、駅本屋から遠く離れたところの位置。

 名古屋から塩尻までJR東海、ここから長野まではJR東日本なので、乗務員の交代。

 東海車両が東日本に乗り入れまーす!!その代わり、東日本車両が飯田まで乗り入れ、2社同士の使用料を相殺。


 ランチは駅弁タイムでーす!駅そばを食べて、駅弁とは少し食べ過ぎたような気がしますが・・・


 信州らしい御飯でした!!ごちそうさま。

中央2の辰野まで飯田線直通、辰野からは小野経由は日中超閑散

2019-02-24 00:06:10 | 2019冬_信越東北エリアの未乗区間消化の旅

 岡谷から辰野間はJR東日本の中央線辰野支線。ほとんど飯田線から直通だけど、ここから小野経由塩尻に向かう路線も同じく辰野支線。

 乗り換えが必要だし、

 昼間は8時55分の次は、11時00分、12時43分、15時2分・・・スカスカな状態。7時から8時台は通学生を見込んで4本。夕方も17時から20時台まで4本。

 ここから飯田線方面はJR東海になるので、乗務員交代。JR境界駅によく見かける風景。
 今から32年前の1987(昭和62)年4月1日。国鉄からJRに変わったとたん、制服もすぐ新調、というわけではないので、6社とも国鉄の制服に制帽姿。唯一の見分け方は徽章。西日本なら青、九州は赤といったように。国鉄最終日の3月31日、車庫に戻った車両たちに一晩にして「JR」のロゴマーク貼付作業。全国で一斉に全車両に貼付なので、相当凄まじい作業量だったに違いない。
 乗車券の地紋に「JR」が入るようになったのは民営化された年の秋ごろ。(1987年9月か10月)山陰本線はかなり田舎なので、1988(昭和63)年になってから模様替え。おや、新しくなったな~と最初に見た印象はJRマークのまわりに「M」。これは何を意味するのか意識しないまま、小倉駅で発券すると「K」。きゅうしゅうの頭文字「K」だとすると、西日本は「M」ではなく、「WEST」の「W」だったのか、その頃から解釈。インターネットのない時代なのに、探求心が強すぎる・・・。

 カラスちゃまが徘徊中。

 私の姿に気づいたカラスちゃま。今からポーズをするので、撮って!なので、撮ってあげました。「このほうがきれいでしょう」と言っているかよう。
 我が家で可愛がっているキジバトちゃまに突進しながら追い出して我が物顔で食べてばかりのカラスちゃまなんだけど、憎めないですねぇ・・・。キジバトちゃまは平和主義なのか、立ち向かわず、そそくさと逃げたほうが勝ち、なんでしょうかね。

 塩尻行き出発!!

 次は信濃川島駅です。

 屋根もついていなくて、青空改札口。

 次は小野です、小野。


 無人駅ですかね??と思い、調べてみたら「塩尻駅管理の簡易委託駅。冬季は駅舎内の待合室にストーブが設置されるが、窓口の営業時間は7時から15時15分までのため、この待合室も15時で閉鎖される。」とのこと。

 まもなく塩尻。向こう側の中央本線の線路が見えます。しばらくすると交流し・・・

 塩尻到着!!小野回りの中央2線完乗っ!!

 塩尻から先は、「篠ノ井線」に入ります。

中央2 を消化

2019-02-15 00:28:17 | 2019冬_信越東北エリアの未乗区間消化の旅
 中央2って何?って突っ込まれそうですが・・・岡谷-辰野-小野-塩尻の辰野支線を意味しています。みどりの窓口で置かれているマルス端末では、経路を指定するときに「中央2」と表示されるときもありますが、スルーすると岡谷-塩尻間は「中央東」線として取り扱われます。私がもしも・・・みどりの窓口の駅員になってしまえば、変な経路をリクエストされても、全国の線名および接続駅はほとんど頭の中でインプットしているので、自分の力で即時発券!!かも・・・。

 100キロ以上であれば、最短距離の乗車券で平行するどちらの路線でも乗車できるという制度もありますが、中央2は例外で経由通り、乗車しなければならない。

 特急を見送ったあとは・・・

 今度の列車は0番線。

 岡谷はJR東日本だけど、東海が食い込んでいます。

 東日本エリアに食い込んだ代わりに、辰野-飯田間のJR東海エリアに東日本の車両を乗り入れ、貸し借りを清算。

 ワンマンですかね・・。

 東海のコーポレートカラー、オレンジ色でアピールかと思ったら、座席の色は青。
 
 あっという間に辰野駅。ここから飯田方面は東海エリアになりますが、中央2(辰野支線)に乗車するため下車。

便利ツール