朴大統領が中国首相と会談 協力強化など議論
2015/10/31 19:34
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は31日、韓日中3カ国首脳会談出席のため来韓した中国の李克強首相と青瓦台(大統領府)で会談し、両国間の協力強化策や朝鮮半島、北東アジア情勢などについて意見交換した。
握手を交わす朴大統領と李首相=31日、ソウル(聯合ニュース)
朴大統領は会談の冒頭、3カ国会談の実現に向けた習近平・中国国家主席と李氏の積極的な協力に謝意を表明した。
また、今年は習氏、李氏、張徳江全国人民代表大会常務委員長とそれぞれ会談したことに触れながら、「中国指導部要人の積極的な関心は両国間の戦略的疎通と関係発展に寄与しており、朝鮮半島と北東アジアの平和と安定にとって大きな助けになる」と述べた。
首相就任後初めて来韓した李氏は「今回の訪問を通じ、両国の各分野を新しい関係に引き上げることを望んでいる。われわれは中韓関係のさらなる発展を進め、韓日との協力を強化し、共に北東アジア地域の平和と安定を促進することを願う」とした。
続けて、「朴大統領と韓国政府が中韓日首脳会談の体制を回復できるよう、また、3カ国協力を拡大できるよう寄与されたことを高く評価する」と語った。
会談の様子=31日、ソウル(聯合ニュース)