「ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国」を見てきました。以下、ネタバレを含む不満と賞賛です。
まずは不満から。
ウルトラマンゼロとベリアルがますますどうでも良くなった映画でした。「カイザーベリアル」なんて言ってますけど、実際は殆どマント脱いでの戦闘だし、ちょっと戦ってすぐスペースゴジラ化。別宇宙での悪事はとんでもないですが、描かれたのはカイザーの名が泣く活躍でした。本当、前作で倒されていれば良かったものを。ウルティメイトフォース・ゼロを結成するためだけに使われたようなものでした。
配下のダーグゴーネとアイアロンも何かなぁ・・・デザインは良いけど、扱いが残念。
ゼロはゼロで変身時間&回数制限がついたものの、相変わらずの強さ。終盤ではウルティメイト・イージスを装着してベリアルを一撃。留まる事を知らない強さは、ますますテレビシリーズでの活躍が無くなりそうな気しかしません。万能武器・ゼロブレスレット!・・・の登場も束の間、使用回数に制限があった上に、3回使って消失。ランスに変化させたのは1回だけで、主に変身時にのみ使用。映画のポスターでもU・イージスに占拠されてしまったいらない子。個人的にはゼロが善戦しているよりも、苦戦している方が楽しかったです(苦笑。
そして相変わらずウルトラ戦士は出てきて光線打っただけ。もうセブンだけでも良かったんじゃないかな。ゼロ主役の映画で、別宇宙での戦いとはいえ前作に匹敵する扱いの酷さ。もうやめてくれ。
主な登場人物としてはゼロと一体化するラン、その弟ナオ、故郷を侵略されて生き延びていたエメラナの3人。人間とウルトラマンの交流は望んでいたことですが、何故かあまり感情移入できないし、好感が持てませんでした。3人の冒険映画。今までのウルトラシリーズと違う、ということは悪い事ではないですが、少なくとも私の思うウルトラ映画とはかけ離れていて、今回もウルトラ映画としては大変がっかりな出来でした。昨日ゴジラを見た心境もあり、建物破壊が無いのも残念。こんなのが45周年映画かぁ・・・しかも来年もあるんだぜ?どうせゼロ。はぁ・・・
と、まぁ不平不満はここまでとして、正直なところ上の文句を除けば、とても面白い映画でした。ところどころ涙腺が緩みましたし。
新たなヒーロー、グレンファイヤー、ジャンボット、ミラーナイトの3人組。この3人の活躍は見ていて非常に面白く、カッコいいものでした。グレンファイヤーは熱血漢で、ゼロのカラータイマーの点滅に「ピコピコ言ってるぞ」とのツッコミw 燃える兄貴の「ファイヤーァァァァ!!」はカッコよすぎる。関智一さんの叫びは最高です!
ジャンボットはジャンバードからの変形で感無量。元のジャンボーグAを見たことはありませんが、あの変形シーンはCGの凄さを思い知りました。中の人である神谷浩史さんも「エメラナ・ルルド・エスメラルダ姫であらせられるぞ!」と噛みそうな台詞など、熱演でした。
そしてミラーナイト。序盤で活躍するも、ベリアルに洗脳され、その闇を鎮めるために鏡の星で体育座りをする戦士w 今回、1番魅せる戦いをしてくれたのが彼でした。「鏡」という特性を存分に発揮した立ち回り。捕らわれたランの涙から出現し、ベリアルへのとどめの時は「鏡を作るのは得意でね。知らなかったかい?」と、最高の活躍を見せてくれました。緑川光さんのクールさがナイスでした。本当、声優さんたちで良かったですよ。
そして何と言ってもウルトラマンノアの登場!ネクサス大好きな私としては1番の泣き所でした。思えば「ULTRAMAN」の続編が作られることも無く、短縮という結果でありながらも名作だったネクサス。その最終回にネクサスアンファンス、ジュネッス、ジュネッスブルーからのウルトラマンノアへの覚醒。あの時を思い出し、エナジーコアが光る音に懐かしさを感じて涙腺が(涙。戦うことはありませんでしたが、大スクリーンでのノアの雄姿、しっかりと見させてもらいました。
終わってみれば楽しさ6割、不満4割ぐらいの映画でした。ウルトラ映画としては去年に引き続き駄作の印象が強いですが、歴代怪獣がバッサバッサ切られてないだけ、去年よりはいくらかマシ。USAゴジラを見た感じです。新戦士3人とウルトラマンノアを十分に堪能。彼ら3人の活躍は、ここで終わって欲しくないですね。彼らがテレビシリーズに復活してくれても何の文句もありません。今後とも、3人に期待大です。
・・・ゼロは嫌いじゃないけど、どうでもいいだけです。うん、嫌いじゃないはず。
まずは不満から。
ウルトラマンゼロとベリアルがますますどうでも良くなった映画でした。「カイザーベリアル」なんて言ってますけど、実際は殆どマント脱いでの戦闘だし、ちょっと戦ってすぐスペースゴジラ化。別宇宙での悪事はとんでもないですが、描かれたのはカイザーの名が泣く活躍でした。本当、前作で倒されていれば良かったものを。ウルティメイトフォース・ゼロを結成するためだけに使われたようなものでした。
配下のダーグゴーネとアイアロンも何かなぁ・・・デザインは良いけど、扱いが残念。
ゼロはゼロで変身時間&回数制限がついたものの、相変わらずの強さ。終盤ではウルティメイト・イージスを装着してベリアルを一撃。留まる事を知らない強さは、ますますテレビシリーズでの活躍が無くなりそうな気しかしません。万能武器・ゼロブレスレット!・・・の登場も束の間、使用回数に制限があった上に、3回使って消失。ランスに変化させたのは1回だけで、主に変身時にのみ使用。映画のポスターでもU・イージスに占拠されてしまったいらない子。個人的にはゼロが善戦しているよりも、苦戦している方が楽しかったです(苦笑。
そして相変わらずウルトラ戦士は出てきて光線打っただけ。もうセブンだけでも良かったんじゃないかな。ゼロ主役の映画で、別宇宙での戦いとはいえ前作に匹敵する扱いの酷さ。もうやめてくれ。
主な登場人物としてはゼロと一体化するラン、その弟ナオ、故郷を侵略されて生き延びていたエメラナの3人。人間とウルトラマンの交流は望んでいたことですが、何故かあまり感情移入できないし、好感が持てませんでした。3人の冒険映画。今までのウルトラシリーズと違う、ということは悪い事ではないですが、少なくとも私の思うウルトラ映画とはかけ離れていて、今回もウルトラ映画としては大変がっかりな出来でした。昨日ゴジラを見た心境もあり、建物破壊が無いのも残念。こんなのが45周年映画かぁ・・・しかも来年もあるんだぜ?どうせゼロ。はぁ・・・
と、まぁ不平不満はここまでとして、正直なところ上の文句を除けば、とても面白い映画でした。ところどころ涙腺が緩みましたし。
新たなヒーロー、グレンファイヤー、ジャンボット、ミラーナイトの3人組。この3人の活躍は見ていて非常に面白く、カッコいいものでした。グレンファイヤーは熱血漢で、ゼロのカラータイマーの点滅に「ピコピコ言ってるぞ」とのツッコミw 燃える兄貴の「ファイヤーァァァァ!!」はカッコよすぎる。関智一さんの叫びは最高です!
ジャンボットはジャンバードからの変形で感無量。元のジャンボーグAを見たことはありませんが、あの変形シーンはCGの凄さを思い知りました。中の人である神谷浩史さんも「エメラナ・ルルド・エスメラルダ姫であらせられるぞ!」と噛みそうな台詞など、熱演でした。
そしてミラーナイト。序盤で活躍するも、ベリアルに洗脳され、その闇を鎮めるために鏡の星で体育座りをする戦士w 今回、1番魅せる戦いをしてくれたのが彼でした。「鏡」という特性を存分に発揮した立ち回り。捕らわれたランの涙から出現し、ベリアルへのとどめの時は「鏡を作るのは得意でね。知らなかったかい?」と、最高の活躍を見せてくれました。緑川光さんのクールさがナイスでした。本当、声優さんたちで良かったですよ。
そして何と言ってもウルトラマンノアの登場!ネクサス大好きな私としては1番の泣き所でした。思えば「ULTRAMAN」の続編が作られることも無く、短縮という結果でありながらも名作だったネクサス。その最終回にネクサスアンファンス、ジュネッス、ジュネッスブルーからのウルトラマンノアへの覚醒。あの時を思い出し、エナジーコアが光る音に懐かしさを感じて涙腺が(涙。戦うことはありませんでしたが、大スクリーンでのノアの雄姿、しっかりと見させてもらいました。
終わってみれば楽しさ6割、不満4割ぐらいの映画でした。ウルトラ映画としては去年に引き続き駄作の印象が強いですが、歴代怪獣がバッサバッサ切られてないだけ、去年よりはいくらかマシ。USAゴジラを見た感じです。新戦士3人とウルトラマンノアを十分に堪能。彼ら3人の活躍は、ここで終わって欲しくないですね。彼らがテレビシリーズに復活してくれても何の文句もありません。今後とも、3人に期待大です。
・・・ゼロは嫌いじゃないけど、どうでもいいだけです。うん、嫌いじゃないはず。
記事と関係ないネタでスイマセン
年末企画、今年も開始しました。
お時間のあるときで結構ですのでよかったらまたぜひご参加ください、よろしくお願いします。
では失礼します~。
いつもお世話になっております。お誘いありがとうございます。喜んで参加させていただきます。
私は前作より低い点を付けました。ゼロ以外のウルトラ戦士の戦いはナレーションひとつ「片付きました」で終わりというのが最大の不満点です。内面に秘められた深いテーマもなく、「かっこいいヒーローが敵を倒す」というだけのお子様向けの映画。ウルトラマンである必然性がまったく感じられない。
ヒロインが可愛かったことと、石坂さんのナレーション以外には褒める所のない映画でした。
>ゼロ以外のウルトラ戦士の戦いはナレーションひとつ「片付きました」で終わりというのが最大の不満点です。内面に秘められた深いテーマもなく、「かっこいいヒーローが敵を倒す」というだけのお子様向けの映画。ウルトラマンである必然性がまったく感じられない。
そうですね。私も「ウルトラマンの映画」としては去年より悪い評価です。単なる特撮映画としての面白さはありますが、新ヒーローを出したいだけで、過去のウルトラマンなんて前座にすぎない・・・こんな出し方なら出ない方がマシでした。
>石坂さんのナレーション以外には褒める所のない映画でした。
またウルトラQが見たくなるナレーションでした。
…この映画に不満なんてねェ!!!せいぜいラスト付近の反べりアル艦隊に「ウルトラ戦士も入れろよ!」と思ったぐらいで、最初から最後まで燃えました!!!
ゼロは前作だと、顔見せ程度でチート的な面が拭えませんでしたが、今回はこの点が解消されていましたね。ちゃんと苦戦して、ウルティメット・イージスを発動しての必殺技で、スペースゴジラならぬミヤサコゴジラを撃退!!!宮野さんの声もあって、ホントかっこよすぎる…!ウルティメットフォースの皆さんも、好感の持てる活躍をみせてくれました(特にグレンファイヤー)。
そして、私もノア登場に拍手!小3の頃にテレビマガジンの記事でノアを知り、「テレマガオリジナルか?」と思ったところで、ネクサス最終回に登場。今回も重要キャラとしての登場に、大スクリーンでなくともシビれました。
正直言って、前作より凄く、かっこよく、感動しました。お子様向け映画というのは…、ウルトラマンは本来お子様のためにあるんだから、そこら辺は大目にみてもいいんじゃないかと。
>そして、私もノア登場に拍手!小3の頃にテレビマガジンの記事でノアを知り、「テレマガオリジナルか?」と思ったところで、ネクサス最終回に登場。今回も重要キャラとしての登場に、大スクリーンでなくともシビれました。
ネクサス最終回でのあの流れは最高でした。この前の列伝では孤門役の川久保さんがナレーターをしてくださって、とても嬉しかったです。それに孤門とネクサスのアイコンタクトを入れたのは本当にGJでした。
>正直言って、前作より凄く、かっこよく、感動しました。お子様向け映画というのは…、ウルトラマンは本来お子様のためにあるんだから、そこら辺は大目にみてもいいんじゃないかと。
子供のためにあるとは思いますが、私の中でのウルトラマンの映画ではなかったです。ただ、子供が楽しんでくれたのならば、その子にとっては良い映画だったのだとも思いますし、それを批判するつもりはありません。前作よりもカッコよくて燃えたのは確かですしね。
別の宇宙を侵略するカイザーベリアルと戦うため旅をするウルトラマンゼロ。
道中でグレンファイヤー、ミラーナイト、ジャンボットという頼もしい仲間を得ていき、みんなの心をひとつにしてアークベリアルを撃破。燃える展開でした。
でもまぁ、アルさんの仰るとおり、そこまで感情移入できたわけでもなかったんですよねぇ。何が良くなかったんでしょう。ちょっと自分でも分析してみます。
1つ言えることは、やっぱりテレビシリーズで50話くらいかけてやって欲しいってことですね。
>でもまぁ、アルさんの仰るとおり、そこまで感情移入できたわけでもなかったんですよねぇ。何が良くなかったんでしょう。ちょっと自分でも分析してみます。
個人的にはカイザーベリアルがウルトラマンとしてでなく、怪獣になってしまったのが残念でしたね。悪のウルトラマンとの戦いは前回で描いてしまったため、二度も同じ事は出来なかったのかもしれませんが・・・本当、前回でやられていれば良かったと思います(汗。
>1つ言えることは、やっぱりテレビシリーズで50話くらいかけてやって欲しいってことですね。
そうですね。ゼロが親父のように人間として行動するか、最近のように誰かに憑依するか。いずれにしろ、ゼロは初登場時からよく喋っているので、劇中でもゼロとの会話が多そうです。
個人的にこの映画は公開当時からかなり好きだったのですが、その1つに「地球以外の惑星で地球と同じようにウルトラマンが派遣されて活躍する」という何てことの無いような描写ですがそれを映像で初めて描いてくれたのがとても嬉しかったですね。
どうしても作劇の上では撮影の都合も含めて地球に固定されがちなウルトラシリーズなのでこういう世界観や想像を膨らませてくれる作品は「ウルトラ以外の戦士」の登場も合わせてかなり好感の持てる映画でした。
前作のウルトラ銀河伝説に失望していたのも大きいのですが・・・(苦笑)前作の映像スケールに見合った話というか映画がようやく作られた、というのが個人的な感想ですね。それは今でも変わらないというのを先日の放送は感じさせてくれました。
)どうしても作劇の上では撮影の都合も含めて地球に固定されがちなウルトラシリーズなのでこういう世界観や想像を膨らませてくれる作品は「ウルトラ以外の戦士」の登場も合わせてかなり好感の持てる映画でした。
グレンファイヤーのキャラクターや、ミラーナイトの戦い方などはかなり好きになりました。ULTRA-ACTを購入したのも懐かしい・・・
)前作のウルトラ銀河伝説に失望していたのも大きいのですが・・・(苦笑)前作の映像スケールに見合った話というか映画がようやく作られた、というのが個人的な感想ですね。それは今でも変わらないというのを先日の放送は感じさせてくれました。
ウルトラマン以外の戦士の登場、他の惑星の人々などなど、宇宙の広さを感じさせてくれる映画だったと思います。