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ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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恐怖で上書き保存

2022-08-12 07:39:42 | 日々の生活
 昔コロコロコミックで連載されていた漫画で、カナヅチのキャラクターが「風呂で溺れたことがある!」と話すシーンがあったように記憶しています。「風呂で溺れる」という状況のインパクトが強かった故に記憶に残っていますが、後々実際にあり得ることだと知って怖かったなぁ…
 ちなみにその漫画は「秘密警察ホームズ」だったと思います。たまに読みたくなるな……


 さて夏です。夏真っ盛りです。海!山!川!……といったアウトドア関係は今の私には縁遠い話ですが、昔は海、山、川のいずれにも赴いていました。正確には、山は学校行事で連れていかれたので赴いたのとは違いますが。あの山で見た光景を未だに覚えているのは美しかったからか、はたまた「高いところ怖い」という恐怖からか…(汗。

 一方、海と川は楽しい思い出でいっぱい!と言いたいところですが、やはりどちらにも危険はつきもの。
 私は一応泳げることは泳げるのですが、あくまでもそれは足が着く、穏やかなプールでの話。流れのある海や川で、足が着かないエリアに踏み入ってしまった時の恐怖は今でも忘れられません。助けを求めようにも、そもそも水面からなかなか顔が出せない。出せても一瞬、息をするので精いっぱい。焦れば焦るほど助けは呼べない。
 幸いにも近くに親がいたのと、どうにか息が続いている間に足が着くエリアに移動できたので事なきを得ましたが、一歩間違えれば命を落としかねない状況でした。

 そうした怖い思いをすると、その旅の思い出が「怖かったもの」として記憶されてしまうのが嫌です。
 危険性を認識するのは大事なことですが、怖い思いをした前後には楽しい出来事もあったはずなのに、それら全てが「怖い記憶」で上書きされてしまっています。あの海や川でどのように遊んだのかは、全く思い出せません。もっと周りに気を付けて、楽しい思い出を残せるようにすべきだったなと思う今日この頃でした。
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