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ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第4話「おにぎりのおに」

2022-03-27 10:02:07 | 暴太郎戦隊ドンブラザーズ
暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第4話「おにぎりのおに」

 良い「実力を行使する!」だ。80点。だが濁点が足りない。特訓だな!

 さて今回は陣の口からタロウの過去が語られることに。幼いころから人々に尽くしていたタロウは、尽くし過ぎるがあまり人々に疎まれてしまったと……それが如何に正論だとしても「ダメだよ、そんなんじゃ」という言い方では、相手は自分の全てを批判されたかのように感じてしまい、嫌になってしまうでしょう。相手には相手のやり方がある、それを正したいのであればもう少し言い方ややり方を変える必要が……

 あるとは思いますが、タロウは人々に疎まれた過去を持ちながらも「ダメなものはダメ」という信条は変わっていませんでした。確かに間違ったことは言っていませんし、嘘をつけば人を傷つけることは無いかもしれないけれども、間違ったやり方を続けることはその人のためにもならないでしょう。例え疎まれても相手のためを思って正しいやり方を貫けば、つよしのように分かってくれる人もおり、嫌っていてもタロウの教えが身に着くものもいる……といったところでしょうか。
 ただ、疎まれていることを全く気にしていないわけではなさそうです。つよしの会社やおにぎり店から身を引いたのは、自分の正しさ故に相手がいなくなる前に、自分が去ることを選んだからではないかと。自分が去れば相手は去ることなく、おにぎり店のオーナーのように多くの人々を幸せにする…そういった人々の幸せを第一に考え、自分の事を二の次に捉えているのが彼なのかなって。

 で、今回タロウとつよしと縁の出来たおにぎり店のオーナーが、おにぎりの神髄を掴んだのは良いとして、そこから形が似ているピラミッド型の超力鬼に変身するとか想像がつかないんですよ(汗。
 にしても、今回も烈車鬼の時と同様、タロウの正しさが裏目に出てしまった形になりましたね。正義のヒーローではあるものの、今のところは自ら敵を生み出してしまっている状況は憂慮すべきでは…

 少しずつ変身前のドンブラザーズ間に面識が出来始めているところで、また次回。
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仮面ライダーリバイス 第28話「怖れを超えて疾風迅雷!己を信じて一心同体!」

2022-03-27 09:35:35 | 仮面ライダーリバイス
仮面ライダーリバイス 第28話「怖れを超えて疾風迅雷!己を信じて一心同体!」

 ギフの影響を強く受け暴走するジャックリバイス。彼らを救うべく立ち上がったのは何と狩崎自身!見ているだけではダメだと気づかされた狩崎は自らデモンズドライバーを装着してデモンズに変身!「そもそも変身できるのか」「変身出来ても弱体化するのではないか」といった不安はどこへやら、想像以上に戦えていました。生命は吸い取られない代わりに、体への負荷が大きいが故の強制変身解除でしょうか?
 また、変身ポーズは如何にもライダーといった感じでしたし、「鍛えてるんでね!」は響鬼、変身時の「カモン!」は鎧武の変身音、「ワン・ツー・スリー」はカブトのライダーキック、「ショータイム」はウィザードをそれぞれ彷彿とさせるものでした。今後も変身する機会があれば、どのライダーをオマージュしたセリフが発せられるのか、楽しみです。

 ジョージ狩崎。以前は最高の仮面ライダーを作るためなら犠牲を厭わない人物かと思っていましたが、ヒロミさんがいなくなって以降、少しずつ見方が変わり始めています。それも全ては最高の仮面ライダーを作る過程に過ぎないのかもしれませんが、現時点では頼れる存在ですね。


 一方サンダーゲイルバイスタンプにより、バイスと共に消えるか、生き残るかを賭けた心の戦いに臨む一輝。
 これまでバイスが一輝に語る言葉は、一輝に都合の良いことが多かった故に「『悪魔のささやき』では?」と不安に思っていましたが、全ては一輝を守るため、一輝の心が壊れないように支えるためだったと…危険な「悪魔」から、一緒に戦う「相棒」となり、大切な「友達」になった一輝とバイスがたどり着いたのは仮面ライダーリバイス!ギフにより真っ黒に塗りつぶされていた意識を取り戻したことを表すかのように、鮮やかな色合いをしていますね。
 バリッドレックスが氷、ボルケーノが炎で、それらは相反するものですが、冷たくなりすぎないよう、熱くなりすぎないように支え合う関係とも取れます。そこからの風と雷は、切っても切り離せない関係性だと思います。氷と炎以上に一心同体勘が強い姿ですね。ただ、戦闘自体は割とあっさりしていたようにも見えましたが(汗。
 
 ところでこのサンダーゲイルバイスタンプ。恐竜の頭部を模しているかのように見えるんですよ。で、背面には謎の機構……もしやこの後、恐竜の胴体にあたるバイスタンプが作られて、合体するのかな…と。

 
 そしてオルテカは……最期に頭をよぎったのがアギレラ様を頂点としたデッドマンズ時代というのが寂しさを感じさせます。誰も自分の事を理解してくれない過去を持つからこそ、誰かと一緒に共通の目的に向かうのは、その先に待っているのが裏切りだとしても楽しい思い出だったのかもしれませんね。彼が望む世界は既に手に入っていて、それを自ら手放してしまったのでは…と考えると、哀しくもありますね。
 

 ギフ様にあっさりフラれたアギレラ様はどうするんだろう…と思っていたら、次回は総集編かな?しかし、まだ「行方不明」の段階だというのに、捧げるムービーを作られるヒロミさん…(汗。
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「映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターメモリーズ」特別編集版 2週目

2022-03-27 09:00:04 | HUGっと!プリキュア
 先週に引き続き映画特別編集版の2週目となります。エデンにより記憶を奪われ、幼くなってしまったプリキュアたち。しかしなぎさの熱い想いがほのかの記憶を呼び覚まし、エールを奮起させ…といったところからスタート。

 …いやのっけから、めっちゃ気合の入った「フレフレわたし!」からの挿入歌&バンクなし変身とかカッコよすぎでは!?エールの参戦を当然のように受け入れる初代2人も頼もしすぎかよ…そういえばハグプリは肉弾戦が無いプリアラの後に放送された作品でしたから、プリアラ最終回やハグプリ1話で肉弾戦を披露した時は結構テンション上がったのを覚えています。

 で、暴走したミデンがどこか哀しい表情を見せ、無差別に人の記憶を奪い始めたことを契機に「ミデンは何故人の記憶を奪うのか?」を考え始めるエールたち。それを解くきっかけは、とある機械と、色々と詳しいアンジュでした。あぁ、そういえばこの子こんな子だったなぁ…落ち着いた感じの子かと思ったら好奇心旺盛で…そこが好きでした。
 思い出があるから哀しくなった一方、思い出があったからこそ踏ん張れたエール。しかしミデンはその正体故に思い出そのものが存在しない…みんながミデンから記憶を取り戻そうと戦う中で、一人ミデンの心情を慮るエール…とはいえミデンも同情されたいわけではないでしょう。彼にしてみれば同情されたところで思い出が増えるわけではなく、哀しみが増すだけなのかもしれません。だからこそエールが自分を悲しそうに見つめる瞳が許せなかったんでしょうね。

 否定されたくない、同情もされたくない。ないない尽くしのミデンを如何に励ますか。そしてプリキュアたちを如何にして復活させるか。
 巨大モフルンから逃げるマシェリの走り方めっちゃ可愛かったところで、また次回。にしても、小さくなってもマリンはマリンだな……あとスマプリは劇中でみんな小さくなってたなって…オールスター映画を見ると、過去作を見返したくなりますね。
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「その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする」を見て

2022-03-27 07:02:44 | 2022年アニメ
 2022年冬アニメ「その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする」、12話を視聴しました。

 …いやー、やっぱり締めは5巻ラストのあのシーンでしたね!これまでも五条くんへの「しゅき」「大しゅち」な気持ちを叫び続けてきた喜多川さんですが、ここに来ていつになく真面目なトーンで「好きだよ」と呟くのが最高に良いんですよ…「しゅき」が真剣ではないとは言いませんが、「好き」の方がより一層真剣に恋をしている感じが伝わってきて良いなぁ…

 また、花火のシーンが物凄く奇麗だったのも印象的です。しばらく花火大会とはご無沙汰で、特に行きたいと思ったことはありませんでしたが、ああいった奇麗な花火を見せられると、また行ってみたいという気持ちが湧いてきますね。遠くから眺めるのではなく、間近で体験することで知ることもある……こうして喜多川さんと一緒に過ごすことで、雛人形一筋だった五条くんの人生がより鮮やかに彩られていくのが良いなぁ…この経験がまた雛人形作りにも生かされていくのかもしれません。

 
 「またね」という今後を期待せざるを得ない喜多川さんの言葉で締めくくられたアニメ。いやー楽しかったです。コスプレに全く興味が無かった私ですが、登場人物たちがコスプレを通じて作品への「好き」の気持ちを表現するのを見ていると、コスプレも良いもんだなと考えを改めるようになりました。また、登場人物がみんな良い人で、喧嘩や仲違いといったことが起きず、見ていて全く嫌な気持ちにならない素敵な作品でした。

 五条くんと喜多川さんの、互いに互いを色んな意味でドキドキさせる間柄は見ていて楽しかったですね。序盤、特にサイズを計っていたあたりは攻勢に周っていた喜多川さんが、五条くんへの想いに気づいてからは防戦に回ることもあるのが見ていて微笑ましかったです。
 中盤から登場したジュジュ様&心寿ちゃんも良いキャラクターでした。ジュジュ様は初登場時の例のシーン、ああいった風に隠すのは斬新すぎて妙に印象に残っています(苦笑。また、控えめに見えて、アカウントを作ってまでお姉ちゃんの可愛さを知ってもらいたいというアクティブな一面もある心寿ちゃんも、原作でこの後どう活躍してくれるのか気になる存在です。
 あとは五条くんのおじいちゃんも良い味出してたなぁ……特に第8話、幼い五条くんが「お雛様作れるようになりたい、じいちゃんみたいになりたい」と言った時の、何とも嬉しそうな声と表情が印象的です。
 
 残念ながらアニメはここで終わってしまいましたが、原作はここから更に盛り上がりを見せます。
 新たなコスプレイヤーとの出会い、喜多川さんの部屋に飾ってあったバニーガールのコスプレを経てからの文化祭編では、12話でチラッと話題にあがった菅谷乃羽(ツインテの子)のみならず、多くのクラスメイトたちとの交流が描かれます。この文化祭がとにかく盛り上がるし、推しの成蘭ちゃんも出てくるので、ぜひともアニメで見たいです。
 また、アニメでは出番がカットされた喜多川さんのお父さんも面白い人ですし、五条くんの衣装作りの頼れる味方・宇佐見さんもぜひ知っていただきたいキャラクターです。


 そんな原作ですが、先日第9巻が発売されました。文化祭編が終わって少し落ち着いた感じでしたが、ここ最近出番の無かったキャラクターが再登場したり、新たに気になるキャラクターも出てきたりと、新たな盛り上がりを感じさせる巻になっていたかと。
 巻末ではアニメを視聴された作者さんの感想マンガもありますが、そこで明かされた「五条くんの両親がいない理由」が、あまりにもあんまり過ぎました(苦笑。いや確かにそうだけど。いたらジュジュ様の件とか色々大変そうだけど。他の漫画でも両親が登場しないことは間々あるけども。


 といった感じで、アニメ・原作共々大変楽しませてもらった「その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする」。ありがとうございました!今後も原作を応援させていただきます。
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