ひびレビ

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ウチの娘は、彼氏が出来ない!! 第2話

2021-01-21 07:48:23 | テレビ・映画・ドラマ
ウチの娘は、彼氏が出来ない!! 第2話

 実際にある漫画の名前を出すと盛り上がるし、話にも共感しやすいんだろうなとは思いますが、「漫画好き」を公言している人が超メジャーな人気作品しか挙げないとちょっと敬遠してしまうのは何ででしょうね…何というか「漫画が好き」なんじゃなくて「その作品が好き」なのでは?と思ってしまうといいますか。だからといってマイナーな作品を挙げれば良いというものでもなく、そもそもどこからがメジャーでマイナーなのか、そう区別している時点でどうなんだという、本作に全く関係ないところでうだうだと思い悩んだものの、とりあえずおっきな丸眼鏡の空が今回も可愛いので良し!な第2話。

 第2話から母・碧と娘・空が同じ整体師の先生・周一を巡ってバトル勃発!?かと思いきや、どうにもそんな雰囲気にはならなさそう。
 空については周一と、隠れオタクで強気に見えつつ実は弱虫なイケメン・光との間で揺れ動きそうですね。自分とは異なるタイプと同じタイプ、現実と夢のどちらを追いかけるのか…といった感じの展開だろうか。
 碧はゴンちゃんとの関係が進展していくのかな。さすがに漱石とは無いでしょうし、周一も無さそうな気配が…

 また今回は碧と空の性格の対比も描かれていたように思います。
 若くして成功し、今でも色んなことに挑戦している碧。若いながらも失敗を恐れ、美大など様々なことを諦めてしまった空。夢を見ている、夢を届ける職業に就いている碧と、現実を見すぎるがあまり現実に縛られている空。性格の違いでぶつかることがあっても、何だかんだで根は仲良し。恋愛のこととなったら恋愛小説家の女王である母を頼り、互いに相手からの連絡が無いかチラチラスマホを確認したりと、喧嘩しても、仲良くても、いつでも互いを想っていることが伝わってきます。
 
 終盤、漱石のことになると周りが見えなくなってしまう女性・沙織に対して「恋に振り回されている」「今まで漱石が悪いことをしたか」と優しく諭す場面の碧は、さすが恋愛小説の女王といった感じでしたね。
 自身の恋愛に振り回され、知らない時間があることに怯え、それでいて好きな相手に一直線な沙織に少なからず影響を受けた空。沙織については今回で一件落着してしまったようにも思えますが、今後はどういった立ち位置になるんでしょうね?空の相談相手になったりするんだろうか。

 といった感じの2話。正直光のキャラは…どうなんでしょうね。漫画のプロットを空に読んでもらおうとしたり、部屋で自身の画力に絶望している様などは嫌いじゃないのですが、オタクを隠そうとしているのが引っかかりまして…だって彼がオタクだとバレたところで「イケメンでオタクなのね!嫌いじゃないわ!」的な展開にしかならない気がする(苦笑。
 加えて幅広いジャンルに触れているとのことでしたが、今回挙げられた作品が超話題作だったり実写映画化もされた作品だったりと、バレたところで「見てるんだー」と普通に話のタネになりそうな感じがしたので、バレても良いんじゃね?感が強いといいますか。「バレても良いんじゃね」ってのは私が隠してないオタクだからかもしれませんが…
 
 そんなこんなで次回は空と周一のデートからスタート。
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相棒19 第13話「死神はまだか」

2021-01-21 06:52:21 | 相棒シリーズ
相棒19 第13話「死神はまだか」

 青木役の浅利陽介さんが落語家の弟子「林家亭うどん」役で出演されている「タイガー&ドラゴン」。見よう!今回の和服の青木の妙な既視感がそれでした。DVD買って見返すぐらい好きなドラマです。ちなみに2005年放送…16年前?(汗。
 

 さて第13話は落語を主軸に据えた、不思議な雰囲気漂う話だったなーと。
 演目「死神」を披露した後に、本当に亡くなってしまった林家團路。そんな師匠にすがる弟子たちの供述や仕草がいちいち芝居がかっており、誰も彼もが怪しく見えていました。結果的にその感覚は間違っていなかったわけですが、殺害の方法については意表を突かれるものでした。

 弟子のみならず週刊誌にも落語界一のスケベであると認知されていた團路。実際、女性の弟子に対して面白がって「うん子」「路里多」といった名前をつけたり、夜に体調不良を装って迫ったりと、見ていて心底嫌になるセクハラが横行。加えて事件の裏で行われていたとある行動についても、落語を楽しみにしてきている人たちの心を、一時とはいえ不安にさせるのは褒められたことではないでしょう。
 いずれの行動にしても「芝居とは思えない」と周囲に感じさせるあたり「さすがは師匠」なんでしょうけども、その熱意を他に向けて欲しかったんでしょうね…「自分が面白いと感じること」は大事だと思いますが、「自分だけが面白いと思っている」のでは駄目でしょうに。
 
 しかし「俺は杉下、お前のことは高く評価しているが…」「特命係への協力を惜しむな」など、内村部長の発言がいちいちこれまでと違い過ぎてビックリしますね…これまでなら「落語協会から苦情が入った」とか何とか言って右京さんたちを説教していたでしょうに。本当にこのままの内村部長で話が進んでいくんだな…案外この後、もう1回頭に衝撃を受けて元に戻ったりしそうな気がしないでもない。

 また、出雲に関しても前回と今回でだいぶ馴染んできた感がありますね。改めて登場初期に圧力をかけられたり、セクハラまがいの言動をしていた芹沢は何だったのかと…出来れば今シーズン中に伊丹、芹沢との交流を深めるような回が欲しいところですが。

 舞台上での出来事ということで、神戸くんの時の「マジック」を思い出したところでまた次回。しかし、あの方の声を聴くと、どうにも「ハッチポッチステーション」が見たくなりますね(苦笑。


余談
 團路が披露した演目「死神」は「アイドルマスターシャイニーカラーズ」のイベントコミュ「many screen」で知りました。あれも本当に名作でね…最初はオンラインでの朗読劇に向けて頑張る放課後クライマックスガールズ!って感じで始まったのが、小宮果穂の迷いと決意の物語に繋がっていくのが素晴らしくてね…
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