相棒16 第11話「ダメージ・グッズ」
特命係であって特命係でない男・陣川公平が、イギリスで知り合った岡村咲という女性と共に帰ってきた。咲には武田麻里いう友人がいたが1ヶ月前に自殺。咲は死ぬ前に麻里から送られてきたメールに疑問を抱き、何故死んだのかを自分だけでも知っておきたいという咲。陣川の頼みもあって右京と冠城は捜査にあたることに。
スナックの開店資金を集めていたという麻里。彼女の死を探るうちに、徐々に咲や麻里、友人である良子、亜弥たち4人の過去や、「誰にも頼らず4人で生きていく、スナックを開く」というかつての夢が明らかになっていく。
麻里は本当に自殺なのか。特命係と陣川は彼女の死の真相を明らかにしていく・・・
感想
「真野恵里菜」・・・どこかで・・・あぁ!フォーゼのなでしこか!となった第11話。
さて今回は陣川くん復活回!シーズン14の12話「アンフォゲタブル陣川という名の犬」以来の登場となりました。たった1シーズン空いただけなのに、ずいぶんとご無沙汰だったように感じます。年末特番でほぼ裸だったりなんだりしたのは、多分別人。2年続けて「え?これ陣川くんの・・・え!?」となるとは思いもしませんでした。
冒頭から惚れた女を殺された件に触れ「同じままってわけにはいかねぇだろうよ・・・」と呟いた伊丹。今回の陣川くんは相変わらずな部分を見せつつも、その事件を機に成長できた部分も描かれていました。
死にたい、復讐したいという思いを察し、理解したうえで「きっといい事あるよ」と諭す。「ダメージ・グッズ」というサブタイトルどおり、ダメージを負ってしまった彼だからこそ伝えられる言葉、理解できる気持ちがあるのでしょう。それが右京さんの言うところの「ダメージグッズの味わい深さ」なのだと感じました。
また、陣川くんが、青木の右京さんへの口調に対してビシッと指摘していたのもカッコよかったですね。右京さんは指摘するにしてもやんわりと指摘するでしょうし、冠城はそんなに気にしなさそうですから、ああいった風に面と向かって正される機会は早々無かったでしょう。何気に青木と初対面か・・・今回の一件で、青木の警察嫌いが陣川くんにも向かなければいいのですが(汗。
その青木ですが、今回は少女売春の現場を隠し撮りした動画を見て「なんなんですか、この社会の闇は!」と至極真っ当なことを言っていたことに驚きました。とても人が殺されている場面を見ながら食事をしていた人間の言葉とは思えませんね(汗。時折不穏な空気を醸し出す青木ですが、何だかんだで特命係の役には立ってますし、良いように使われてもいます。一体全体、彼は今後どういう扱いをされていくのだろうか・・・
「きっと、いい事あるよ」「じゃあ・・・陣川も。私たち似てるんでしょ?だったら、陣川にもきっといい事あるよ」という陣川と咲のやり取りが凄く良かったですし、その後のネクタイピンを陣川につけて「ありがとうございました」と礼をするまでの一連の流れが凄く好きです。あの暖かい感じが素晴らしいっ!
死ぬことでしかリセットできない、なんてことはなく、ラストの咲のように生きてやり直すことが出来る。陣川くんが咲の手を取ったように、誰かが手を取ってくれ人がいれば尚更のこと。右京さんがすんでのところで陣川くんの手を取ったから今の陣川くんがいるのであって、その陣川くんが今度は咲の手を取り、咲もいずれは誰かの・・・という風に、繋がっていくのかもしれませんね。
次回は衣笠副総監の話。青木もピンチのようですが、果たして・・・
特命係であって特命係でない男・陣川公平が、イギリスで知り合った岡村咲という女性と共に帰ってきた。咲には武田麻里いう友人がいたが1ヶ月前に自殺。咲は死ぬ前に麻里から送られてきたメールに疑問を抱き、何故死んだのかを自分だけでも知っておきたいという咲。陣川の頼みもあって右京と冠城は捜査にあたることに。
スナックの開店資金を集めていたという麻里。彼女の死を探るうちに、徐々に咲や麻里、友人である良子、亜弥たち4人の過去や、「誰にも頼らず4人で生きていく、スナックを開く」というかつての夢が明らかになっていく。
麻里は本当に自殺なのか。特命係と陣川は彼女の死の真相を明らかにしていく・・・
感想
「真野恵里菜」・・・どこかで・・・あぁ!フォーゼのなでしこか!となった第11話。
さて今回は陣川くん復活回!シーズン14の12話「
冒頭から惚れた女を殺された件に触れ「同じままってわけにはいかねぇだろうよ・・・」と呟いた伊丹。今回の陣川くんは相変わらずな部分を見せつつも、その事件を機に成長できた部分も描かれていました。
死にたい、復讐したいという思いを察し、理解したうえで「きっといい事あるよ」と諭す。「ダメージ・グッズ」というサブタイトルどおり、ダメージを負ってしまった彼だからこそ伝えられる言葉、理解できる気持ちがあるのでしょう。それが右京さんの言うところの「ダメージグッズの味わい深さ」なのだと感じました。
また、陣川くんが、青木の右京さんへの口調に対してビシッと指摘していたのもカッコよかったですね。右京さんは指摘するにしてもやんわりと指摘するでしょうし、冠城はそんなに気にしなさそうですから、ああいった風に面と向かって正される機会は早々無かったでしょう。何気に青木と初対面か・・・今回の一件で、青木の警察嫌いが陣川くんにも向かなければいいのですが(汗。
その青木ですが、今回は少女売春の現場を隠し撮りした動画を見て「なんなんですか、この社会の闇は!」と至極真っ当なことを言っていたことに驚きました。とても人が殺されている場面を見ながら食事をしていた人間の言葉とは思えませんね(汗。時折不穏な空気を醸し出す青木ですが、何だかんだで特命係の役には立ってますし、良いように使われてもいます。一体全体、彼は今後どういう扱いをされていくのだろうか・・・
「きっと、いい事あるよ」「じゃあ・・・陣川も。私たち似てるんでしょ?だったら、陣川にもきっといい事あるよ」という陣川と咲のやり取りが凄く良かったですし、その後のネクタイピンを陣川につけて「ありがとうございました」と礼をするまでの一連の流れが凄く好きです。あの暖かい感じが素晴らしいっ!
死ぬことでしかリセットできない、なんてことはなく、ラストの咲のように生きてやり直すことが出来る。陣川くんが咲の手を取ったように、誰かが手を取ってくれ人がいれば尚更のこと。右京さんがすんでのところで陣川くんの手を取ったから今の陣川くんがいるのであって、その陣川くんが今度は咲の手を取り、咲もいずれは誰かの・・・という風に、繋がっていくのかもしれませんね。
次回は衣笠副総監の話。青木もピンチのようですが、果たして・・・