ひびレビ

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獅子の瞳と先生

2006-05-27 09:39:12 | ウルトラシリーズ
一向に風邪が回復しない(むしろ風邪声が悪化)・・でもブログは更新。ウルトラマンレオ&ウルトラマン80を紹介

まずはウルトラマンレオから。この作品は前作のタロウとは違い、結構重い印象を受ける。第1・2話はセブンが負傷し、変身不能に。そこへレオが助けに入り、いったん退ける。そしてセブン=ダンの特訓を受け、双子怪獣を倒し、成長していくのだった・・とこんな感じで始まる。しかし序盤のレオは戦い慣れていない為か、初戦で勝つことは少なく、特訓後に勝利するケースが多い。後半はほぼ初戦で勝てるまでに成長。立派なウルトラ戦士として認められる。
レオはシリーズ初のM78星雲以外のウルトラマン。故郷である獅子座L77星をマグマ星人に滅ぼされ、地球でくらしていたのだった(恋人もつくった)。また実の弟であるアストラも時折登場し、兄弟の合体攻撃で敵を倒すこともあった。またレオの特徴としては光線技より、格闘技が基本ということ。後半戦、特に円盤生物戦ではそれこそ光線技で決着を付ける場合が多い(最終回では星を破壊!)。この格闘アクションも本作の魅力の一つである。
しかしダン隊長率いるMACは怪獣を倒したことが0に近い。事実、倒したのはダンのマッキー3号の特攻を受けたバイブ星人、宇宙こうもりぐらいである。さらには40話「MAC全滅!円盤は生物だった!」でタイトルどおりゲン(レオ)を残して全滅してしまうという、なんとも不遇な防衛隊である。
またウルトラマンキングが初登場したのもこの作品。レオにウルトラマントを授け、仲たがいしたウルトラ兄弟とレオ兄弟を仲介するなどの活躍を見せ、ばらばらにされたレオを復活させるなどの能力を発揮する。
そしてこの作品の終了と同時に、ウルトラマンシリーズは一端休息に入る。実写ウルトラマン放送は5年後となったのだった。

そして5年後(1980年)に放送されたのがウルトラマン80である。この作品の注目点はなんと80が中学校の教師として働いていることである。どうやって教員免許を履歴書もなし(まさかM78星雲出身とはかけまい)に取ったのかはまったく不明だが、とりあえず「ウルトラマン先生」という新しい方向性を生み出した。しかしいわゆる「教師編」は12話程度で終了し「UGM編」「少年少女編」へと変わっていくのだった。
さてこの作品、特撮技術の発展により、光線描写などがよりパワーアップしている。またレオのように体技にもすぐれ、よりアクロバティックな戦闘シーンを展開している。
しかし80は正直かっこいいとは言い難いウルトラマンである。理由は顔にある。ウルトラマンのようでもなく、セブンでもなく、受け入れがたい顔をしているのである。「あの顔が魅力」という人はかなりのファンである。
だがそこだけで判断してはいけない。この作品を長らく遠ざけてきた私だが、3月ごろはじめて見た。するとなんとかなりの面白さ。体技には切れがあり、ストーリーも充実。さらに80は実はかなり強い。事実負けなしのウルトラマンなのである(ピンチはあった)。嫌いな人でも1度見れば驚き興味を持つに違いない。
待望の復活を遂げた実写ウルトラマンだったが、再び長い休息に入る。次は1996年のウルトラマンティガまで待たなければいけなかった。その間にも特撮技術は進化し、それがティガに生かされるのだった。

以上2作品を紹介。オススメは正直そんなに見ていないので(DVD化してないし、ビデオもレンタル店少ないし)これといった作品が無いのです。見つけ次第載せる予定です。この夏にはレオがDVD化するらしいのでそれを待とうかと。さてここからはメビウスネタバレ情報。15・16話辺りで獅子の兄弟とMACを全滅させた円盤生物が登場予定だとか。乞うご期待。
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