ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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仮面ライダーガッチャ―ド 第29話「この村は泣いている」

2024-03-31 09:35:00 | 仮面ライダーガッチャ―ド
仮面ライダーガッチャ―ド 第29話「この村は泣いている」

 「お前にまだなんも出来てねぇよ……」若干ギャグっぽいシーンで妙に感動的なことを言う宝太郎。どうした急に。

 前回、地上げ屋が変貌したマルガムを倒して一段落かと思いきや、唐突に始まる連続殺人事件(死んでない)と、どこぞの名探偵が如き仕草をしつつ師匠であるスターシャイン星野を「村を乗っ取ろうとする犯人」扱いする加治木と、なかなかにカオスな幕開けとなった第29話。冷静に突っ込むりんねは……「TRICK」の山田ポジションでしょうか(笑。

 さて次々と人々を硬直させた犯人はナインテイルが元となったキュウビマルガムでした。初戦では珍しくガッチャージガンやガッチャートルネードが用いられたほか、アッパレブシドーにも変身。前者の武器たちはデイブレイクでの活躍が印象的だったので、通常ガッチャードでの活躍はどこか新鮮に感じました。
 次戦ではプラチナガッチャードでサボニードルとパンパカパーカー、スケボーズ、ライデンジを同時召喚。融合させるだけではなく、個々のケミーの力をそのまま借りることも出来るというのは、どこかグランドジオウを彷彿とさせる能力でした。後述の必殺技といい、2体以上のケミーの力を借りられる、変身・能力付与以外でも使えると、能力の幅が本当に広いですね。
 さらにベロソルとケアリーの力を融合させた攻撃のほか、コズミックのケミー5体の力を宿した必殺技を披露。101体のケミーがいると知った時はもてあますのではと不安でしたが、何だかんだで色んなケミーの能力を使っていますし、今はプラチナガッチャードとして能力をばんばん使ってくれるから出番が腐らない、良いよね……

 犯人の正体も動機も意外なものでしたが、とりあえず一件落着。
 犯人がわざわざ蓮華たちを闇の中に捉えたのは、彼女の成長を促したかったからでしょうか?幼い頃の、守られてばかりの蓮華は既におらず、成長したカッコいいところを見せることはできたものの、錬金術師になるきっかけもこの村にありました!とかあるかなーと思っていただけに、話そのものには少々物足りなさを覚えるところもありました。

 そんなこんなでまた次回。にしても、階段を登るシーン、妙に長かったな……?楽しようとする宝太郎と、掟ではなくケミーを気遣って止めるりんね、良いよね……
 そして本編には影も形もないレジェンドのドライバーと強化アイテムのCM。お前、来るんか……?
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仮面ライダーガッチャ―ド 第28話「ベロベロ怪奇!蓮華の里帰り」

2024-03-24 09:01:13 | 仮面ライダーガッチャ―ド
仮面ライダーガッチャ―ド 第28話「ベロベロ怪奇!蓮華の里帰り」

 スターシャイン星野からあふれ出るTRICKのインチキ霊能力者感。劇場版第1作にいてもおかしくない。

 さてグリオンを倒したことで宝太郎たちも錬金アカデミーに復帰。錬金連合もわかりやすく手のひら返しをして宝太郎たちを激励。ミナトは「トップが変われば別」的な話をしていましたが、スパナに暗に上層部の動きを探るように依頼したのでしょうか?
 そんな時に飛び込んできたのは、りんねの祖母・民子の家に妖怪が出たという話。これまでユーフォーエックスやズキュンパイア、エンジェリードといったオカルトのケミーたちと出会いながら、何故今更「妖怪」を疑うのかはよくわかりませんが、ともあれ人魂らしきものを漂わせる傘化けじみた相手に対し、まさかの介護変身……というか強制変身(手動)。トライキャッチャーワイルドにも再登場の機会があるとは思わんかった。

 よくわからん相手に翻弄される宝太郎の前にさっそうと現れたのは、退魔師を名乗るスターシャイン星野とその弟子・加治木。星野にはコズミックケミーたちが力を貸していました。俗っぽい人物ではあるものの、村を守る代わりに金銭を要求しているわけでもないですし、悪人ではないからマルガム化しておらず、ケミーたちも彼に力を貸しているのでしょう。

 一方アトロポスは地上げ屋二人を、人魂と傘化けの正体であるケアリー、ベロソルを素体としたフェアリーマルガムとカラカサオバケマルガムを生成。
 これに対して宝太郎はエクスガッチャリバーを装備したプラチナガッチャードで対抗!エックスレックスのパワー、アッパレブシドーの剣技、オドリッパ&レスラーGによる合体攻撃が炸裂。戦闘に幅が出て本当にカッコいいなぁ、プラチナガッチャード。エクスガッチャリバーは武器として、ガッチャーイグナイターはヴァルバラドの変身アイテムとして使える……強化形態が出ても、ギーツとは異なる形で既存のアイテムを上手く使い続けているのは好印象です。

 ケミーによるトラブルは一件落着……かと思いきや、まだまだ事件は続く模様。廃村の話題が出ていましたから、ケアリーやベロソルたちはこの村を守るためによそ者を排除しようとしていたのかな?と。
 次回もプラチナガッチャードが活躍!何やらスターガッチャードっぽく、頭部と両手両足に力を宿しているっぽいですが、どんな能力を見せてくれるのか非常に楽しみです。最近のガッチャード、楽しいなぁ。


 そういえば「ライドカメンズ」なるアプリが事前登録受付中だそうで……どういう層に向けたゲームなんだとか、似たようなゲーム多くない?大丈夫?とか色々思ってしまいますね。とりあえず私は遊ぶ予定は無いです。
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仮面ライダーガッチャ―ド 第27話「ガッチャ!クロスホッパー!」

2024-03-17 09:38:35 | 仮面ライダーガッチャ―ド
仮面ライダーガッチャ―ド 第27話「ガッチャ!クロスホッパー!」

 第1話「ガッチャ!ホッパー1!」からの今回のサブタイトル、良いよね……

 さてグリオンの野望を止めるべくウロボロス界に向かった宝太郎たちの前に立ちはだかるのは、宝太郎が持つオリジナルのドライバーを狙うグリオンたち。りんねやスパナが使っているドライバーもガッチャードライバーにユニットを装着したものですから、何故宝太郎のドライバーだけを狙うのか?と思っていましたが、あれがオリジナル扱いなのであれば納得です。
 一方で変身こそできないものの、蓮華と錆丸も戦闘訓練を重ねつつ、洗脳対策を用意していたのは好印象でした。

 戦いは多少優勢かと思われましたが、グリオンはドレッド参式にパワーアップ。宝太郎たちが二つのケミーの相性を考慮し、綺麗に溶け合っているのに対し、ドレッド参式はレプリユニコンとレプリダイオーニ、それぞれが溶け合うことなく己を主張しているように見えます。グリオンはケミーを「ただの人工生命体ごとき」と見下しているため「元々のレプリユニコン、レプリダイオーニ以上の力は発揮しえない」ことを象徴しているように見えました。
 無価値なものを金に作り替え、黄金に染まった世界で過ごすことがグリオンの野望。それを「ちっぽけだな」と言える宝太郎の胆力よ……どんな時でも諦めずに、相手に声を、想いを届け続けた宝太郎。その声は仲間に、そしてケミーたちにも届き……宝太郎がアイアンガッチャードで助けるのではなく、可能性を信じて応援し続けるってのが彼らしいです。クロスウィザードを劇場限定ケミーにしないの、良いよね……

 ということで、クロスホッパーがテンライナーの車掌となって誕生したのはプラチナガッチャード!能力は何とてんこ盛り!ケミーの可能性を信じる宝太郎だからこそ、レスラーGとサボニードル、オドリッパとテンフォートレスなど、本来変身が成立しない組み合わせでも十二分に力を発揮しているってのが良いですね。どこかフォーゼ・コズミックステイツを彷彿とさせる能力、今後ともバンバン使って欲しいです。
 しかし、能力の使い勝手が非常に良さそうなだけに、今後待っているであろう最強フォームは果たしてどんな能力になるのか、想像がつきませんね。この手の能力はコズミックステイツ然り、鎧武・極アームズ、ドライブ・タイプトライドロン、ビルド・ジーニアスフォーム、グランドジオウなど最終フォームに多い印象があったので。この時点での能力てんこ盛りはゴースト・グレイトフル魂を思い出しますが、となると最強フォームは案外シンプル目になるのか、はたまた武器で3つ以上のケミーの力を同時に発動できるようになるとか?№1~10まで読み込むと各属性の最強技発動!みたいな。

 
 グリオンの野望は一旦潰えたかに見えましたが、冥黒の三姉妹……もとい姉妹の暗躍はまだまだ続く様子。一方ラケシスは鏡花の手助けをすることで、自分を守ってもらおうとしているのかな?

 そんなこんなでまた次回。
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仮面ライダーガッチャ―ド 第26話「悪意をハバム、漆黒の風(ウインド)」

2024-03-10 09:33:54 | 仮面ライダーガッチャ―ド
仮面ライダーガッチャ―ド 第26話「悪意をハバム、漆黒の風(ウインド)」

 変身→CM→戦闘開始が定番だと思っていたので、ドライバー装着→CM→変身の流れはちょっと新鮮。

 さて宝太郎たちの実力をその身で知ったミナトでしたが、未だ彼らと行動を共にすることは無く。そんな彼を「先生」と呼び、助けを願ったのは何とラケシスでした。これまで敵対していたのに、グリオンが怖くなったから仮面ライダーたちに自分を守るように頼んで欲しいというのは虫が良すぎる話ではあるものの、素のラケシスが見られた感じがしてちょっと嬉しかったです。
 彼女の離反に対し「ラケシス……あれほど忠告したのに!」と変身を躊躇するクロトーと、躊躇がないアトロポス。やはりクロトー、ラケシスは互いの仲間意識が強めですね。逆にアトロポスの仲間意識の薄さは何なのか……
 にしても子供の変身も久々に見ますね。電王、キバ(ディケイド)、響鬼(ディケイド)でもあったなぁ……それにしてもアトロポスの声はドレッドのクールさと見事なベストマッチ。今後とも変身してもらいたいものです。

 そんな時に現れたのは、レベルナンバー10・ドラゴナロスを素材としたドラゴンマルガム。片割れであるガイアードを手中に収めるべく、りんねとスパナ、更にはアイアンガッチャードに変身した宝太郎すら圧倒。両腕を遠隔操作して戦うさまはかっこよかったですが、そもそも体への負担が大きい変身だから圧倒されるのも已む無しとは思いつつも、もうちょっと負担が体に現れて負ける感じも欲しかったかなと。
 絶体絶命の危機に駆け付けた風雅はギガバハムとクロアナの2体で仮面ライダーウインドに変身!「我が字」という言い方といい、めっちゃカッコいいんですけれども「ダークインフィニティー」「ブラックバハムート」から何か嫌な予感がしなくもなく……まぁ令和の父親ライダーは平成と比べると割とまともだし……というか、この力があるなら何で三姉妹に襲われた時に使わなかったんですかね?あるいは使えなかった?

 ケミーの力だけに頼ったドラゴンマルガムは退けられましたが……まぁ、あのアングルならそうなるだろうと思ってました(汗。
 また前回鏡花さんが「どうやってここに」と発言していた理由にも納得がいきました。やはり通常の手段では出られないからこそ、ああいった方法をとったのでしょうね。鏡花さんはどこまで彼の事情を知っているのかも気になります。

 そんなこんなでラケシスの行方も気になるところで、次回は強化変身!果たしてアイアンガッチャードの出番はこれで終わるのか。それともプリミティブドラゴンのように思いがけない活躍を見せるのか。そちらも気になります。
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仮面ライダーガッチャ―ド 第25話「若きセンセイの過ち」

2024-03-03 09:36:41 | 仮面ライダーガッチャ―ド
仮面ライダーガッチャ―ド 第25話「若きセンセイの過ち」

 本編ではまだアイアンガッチャードに変身したところだというのに、公式でクロスホッパーやプラチナガッチャードの存在が明かされたほか、「このあとすぐ!」や「スーパーヒーロータイム」でもプラチナガッチャードが登場し、果てはライドケミートレカでクロスホッパーが収録。故に割と色々試せてしまうという……登場前なのに出番が多い。

 さてアイアンガッチャードに変身した宝太郎は瞬く間にプテラマルガムを撃破したものの、肉体を使った混合錬成故に、すぐに変身解除に追い込まれてしまう羽目に。その変身には突如姿を現した風雅、さらにガッチャーイグナイターが関わっていました。未来・過去の自分の協力あって生み出されたガッチャーイグナイターを大事に扱ってくれるの、良いよね……
 ところで気になるのは鏡花さんの「どうやってここに」というセリフ。まるで今までどこにいたのか、そこが通常の手段では来られない場所だと知っているかのような発言でした。これまで風雅の居場所に関する言及ってありましたっけ?それか、単に何で自分たちの居場所が分かったのか的な発言なのでしょうか?

 で、ケミーを取り戻す前に、風雅と鏡花は10年前に何があったのかを語りだしました。宝太郎と同じ夢を抱いていた後輩・錫屋や仲間たちグリオンに殺されてしまい、それが自分の選択ミスのせいだと感じている様子。結果論ではありますが、風雅とグリオンの言葉、どちらを信じていたとしても被害は出てしまったのではないかと……
 ミナトは宝太郎たちがグリオンに殺されるのが怖いからこそ戦いから遠ざけようとしているのではないか。そんな思いを横になりながら静かに聞いていた宝太郎、カッコよかったですね。

 その後の戦闘も、敵が現れる前から変身済みという準備万端感や、りんねらアカデミーの生徒のみならず、同じく辛い過去に悩まされながらも克服したスパナ、「俺は先生が思ってるような生徒じゃない!」という熱い宝太郎の叫びは印象的でしたね。ですが、そうした未来を見せられるほどに、かつて失った未来が頭をよぎってしまう様子。果たして如何にしてトラウマを克服するのか。
 また、ミナトが始末されると知って少なからず動揺を見せたのがラケシス。使い物にならなければ処分される。かといって歯向かっても太刀打ちできない。割と八方ふさがり感のあるラケシスですが、果たしてどうなるのやら。

 次回は……え?グリオンそろそろ退場する感じ?お、プラチナガッチャードの前にマジェード新フォーム?……じゃねえな!?お前もそれ使って変身するんかい!?裏面からするにギガバハムとクロアナを使っているのかな?色合い的にはラスボス感が無くもない見た目ですが……黒、金、赤で父親……ゴルドドライブ?


 さて。先日発売されたライドケミートレカを一箱買いまして。上位レアの結果は
 EX:テンライナー、ドラゴナロス
 LP:ダークカブト
 UR:マッハウィール
 L :王蛇、電王ライナーフォーム、鎧武極アームズ、ビルドジーニアスフォーム、アルティメットバイス

 ドラゴナロスは素直に嬉しいですが、ゼロツーが出なかったのは残念……しかし、ゼロツーはまだしも7体のケミー(いずれもR)が出ないとは思わなんだ。一方テンライナーやクロスホッパー、マッハウィール、ダイオーニのRは3枚ずつぐらい出たんですよね……待って、これR枠をおもちゃ同梱カードと新規ケミーで食い合ってるのでは?たまたま私が買った箱が偏ってただけという可能性もありますが……
 おもちゃ同梱カードが通常パックでもお手軽に手に入るのは良いような、おもちゃ購入済みの身としては「手軽に使えるカードが増えた」と思う反面、「新規カードの入手機会が減った」と感じなくもなく……せめて新規ケミーはC枠も用意して欲しかったなぁ。
 ライドケミートレカは毎度、知人のお子さんにダブったカードや未所持カードを差し上げているのですが、今回は私も持っていないカードが多すぎるな……まぁ、コンプ目指してないから良いっちゃ良いんだけれども。
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仮面ライダーガッチャ―ド 第24話「急転直下!禁断の鋼鉄ライダー!」

2024-02-25 09:37:03 | 仮面ライダーガッチャ―ド
仮面ライダーガッチャ―ド 第24話「急転直下!禁断の鋼鉄ライダー!」

 さて、今回はアイアンガッチャード変身!の前に、ケスゾーによって消されてしまったデータを復旧させるという総集編めいた流れから、これまでの戦いやケミー捕獲を振り返り、その中で「そもそも仮面ライダーは錬金術における伝説、かつて暁の錬金術師が名乗ったとされる名誉ある称号」「禁術の辛さ」などが語られていました。
 未来の宝太郎が「デイブレイク」を名乗っているのは、その錬金術師に由来するものなのか、はたまたタイムロードの力で過去に戻った宝太郎こそが暁の錬金術師その人なのでしょうか。

 一方グリオンは待望のワープテラを使って、プテラマルガムを錬成。ワープ能力で次々にカードを奪われ、ホッパー1すらもプテラマルガムのワープ空間に吸い込まれてしまう羽目に。加えて戦闘ではワープ能力を生かして同士討ち……グリオンが待望していただけのことはあり、すっげぇ面倒くさい相手っすね……
 一方宝太郎はスチームライナーのおかげで助かったものの、宝太郎は通常のガッチャードにも変身できない。そこで宝太郎は鏡花のいう「人とケミーを完全に融合させる」禁術を用いてアイアンガッチャードに変身。その変身には次回予告からすると、風雅も関わっていそうですね。自ら名乗れる程度には正気を保てているっぽいので、暴走フォームではなく、負荷が非常に大きい、あるいは制御が難しいフォームかなと。
 にしても変身シーンで建造物を出す……やはりまだ平成は終わっていなかったんだなって(笑。

 レプリユニコンの力が加わったドレッド壱式もなかなかにかっこいいので、アイアンガッチャードに一方的にやられるのではなく、見せ場を作ってくれるといいですね。次回はミナト先生が背負うものが明らかになる模様。
 あ、テンライナー買いました。思いのほか、お高かったです(苦笑。で、何やら謎のボタンがあったので、それを押しながらガッチャードライバーを無理くり操作していたら、テンライナーのカードが傷つきました。無茶な操作、ダメ絶対。
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仮面ライダーガッチャ―ド 第23話「いつも心にズッキュンを」

2024-02-18 09:32:15 | 仮面ライダーガッチャ―ド
仮面ライダーガッチャ―ド 第23話「いつも心にズッキュンを」

 サーベルマンティスマルガムとなったクロトーから一撃を受けて、ファイヤーガッチャードは変身解除……かと思いましたが未だ健在。頼もしさが保たれて何よりです。一方で必殺技までのチャージに時間がかかったことで、サーベルマンティスマルガムに拘束を振りほどく時間を与え、撃破しそこなったようにも見えます。逃げる力を残した、余力のある敵を仕留めるにはあまり適していないのかな?実際、今回のトドメは追撃といった感じでしたしね。

 さて本題のズキュンパイア。世界中の人を救いたいという想いは本物だったものの、一方で自分が人間からエネルギーを吸い取っているとは知らなかった模様。自分の特性を知らないなんてこともあるのか……と思いましたが、そもそも関わった人間との記憶が消されるのがケミーの掟。となれば、人間をズッキュンさせたことで相手のエネルギーを吸い取る、ということも知らなかった、気づけなかったのかもしれません。

 そこへズキュンパイアを利用せんと現れたクロトーを止めるべく、りんねはマジェード・ムーンケルベロスに変身!サンユニコーンよりも更に徒手空拳、物理専門の形態っぽいですね。更に宝太郎はズキュンパイアを説得し、その力を宿したエクスガッチャリバーは意外な効果を発揮。対マルガム戦ではかーなーり有用な能力ですね……相手をメロメロ、行動不能、ミルタンク……うっ、頭が……
 トドメはクロスエックスレックスではなくファイヤーガッチャードとマジェードに譲ったものの、変則的なダブルライダーキック、カッコよかったです。


 ズキュンパイアに夢中なホッパー1の、宝太郎に対する不機嫌そうな「ホパ」が可愛らしかったところで、また次回。次回はアイアンガッチャード登場!「禁術」ってことは、やはり暴走枠っすかね……暴走枠ですよね!?(楽しみにしている声)他でもないスチームライナーが選ばれたのは、レベルナンバー9、レベルナンバー10に最も近い存在だからでしょうか。
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仮面ライダーガッチャ―ド 第22話「愛は刃!ケミー・ストーリーは突然に」

2024-02-11 09:38:34 | 仮面ライダーガッチャ―ド
仮面ライダーガッチャ―ド 第22話「愛は刃!ケミー・ストーリーは突然に」

 お。ライドケミートレカ第3弾(実質4パック目)の情報出てる。今回で100体揃うんかー。思ったよりも早かったなぁ。レプリとデイブレイクもいるのは嬉しいけど、大変そうだなぁ……お!ゼロツーいるじゃん!ゼロワンのLはあるから、ぜひとも並べたいっすね!
 ……あれ、待って。ゼロツーのLは或人ゼロツーっぽいけど、LPは手の位置的にイズゼロツーじゃない?ゼロワンのLPと並べると実質REAL×TIMEってこと!?は!?何そのエモい仕様!ゼロツーをイズ専用にして欲しくは無いけど、こういうのは全然アリ!惜しむらくはゼロワンのLPが当たらなかったってことっすかね……何でセイバー、リバイ、ゴージャスと悉く別のライダーのLPが出やがりますか、あのパック。1パックあたり結構なお値段するんだよなぁとか何とか思ってたら、いつの間にか売り切れてるし。


 とまぁ、改めて色々あったけどゼロワン好きだったなーと自覚したところで、第22話の感想です。

 今回はケミー・ズキュンパイアの魅力に蓮華や加治木、性別年齢を問わずみんな夢中になってしまうことに。バレンタインが近いからこんな感じの話なんですかね?
 一人ひとりの名前を覚えている点は真摯なケミーなのかなと思いきや、信者たちから人間の体力を吸い取っていました。とはいえ、加治木たちのように惚れ込む人間もいれば、宝太郎たちのように憑依されない限り影響の出ない人間もいたのは……誰かを夢中にさせたいという願いの有無ですかね?寂しい人間の心の拠り所になろうとしているのかなと。

 戦闘ではグリオンから力を授けられたクロトーが、カマンティスを吸収してマンティスマルガムに変貌。様々なケミーが仲間にいるのは頼もしいですが、反面戦闘中に奪われる可能性もあるというのは面白い描写だったなと。エクスガッチャリバーとガッチャートルネードとの二刀流も良かったなと。
 加えてバニーパーカーワイルドによって、ズキュンパイアに憑依されたりんねを救うというのも面白かったです。

 ファイヤーガッチャード、マジェード、ヴァルバラドの3人がいれば戦闘は問題ないかと思いきや、クロトーが予想外のしぶとさを発揮。次回はクロスエックスレックスが活躍するようですが、必殺技を連続使用できない点以外でファイヤーとクロス、どのような違いを描くのか気になるところでまた次回。


 ところで、101体目のケミーってなんなんすかね?ガッチャードDBが展開したカードの中にも101体目がいるようには見えませんでしたが、あれは画面内に映っていないだけだったのか、はたまた仲間にしていないのか。案外、未来ではもう失われているから仲間に出来なかったとか?実はりんねや宝太郎の父が101体目のケミーでした!何てこと、あるんすかね?
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仮面ライダーガッチャ―ド 第21話「マッドウォリアー!黒炎のヴァルバラド!」

2024-02-04 09:38:44 | 仮面ライダーガッチャ―ド
仮面ライダーガッチャ―ド 第21話「マッドウォリアー!黒炎のヴァルバラド!」

 さて、エンジェルマルガムを前に悪意に囚われたウィールマルガムと化して暴走するスパナ。しかもエンジェルマルガムがまたしてもスパナの両親を蘇らせるという非道な行為に出てきました。何度も繰り返し両親の死を自覚させられ、目の前で殺されるって……そりゃ精神壊れるわなぁ……しかし何故か両親は死者には使えないはずの錬金術を用いて、自らを破壊……ウィールマルガム=生者の破片を使ったから錬金術を使えたか、はたまた死者とはいえ心までは死んでいなかったという証か。
 そんな彼を止めるために宝太郎は已むを得ずファイヤーガッチャードに変身し、出力を抑えたライダーキックでスパナをマルガム化から解除。ムーンマルガム相手には一瞬の間にはるか遠くまで蹴り飛ばすライダーキックを披露していましたから、今回のライダーキックが如何に出力を抑えていたか、分かりやすいですね。

 一方の三姉妹。ラケシスはグリオンがスパナを猟犬にしたら、自分たちは用済みではないかと不安を顕わにし、裏切りすらも視野に入れていました。アトロポスは裏切る気などさらさら無さそうですが、ラケシスは自分の身のみならずクロトーやアトロポスの身も心配しており、クロトーもラケシスを気遣うような発言を見せていました。アトロポスはともかく、やはりラケシスとクロトーにはそれ相応の仲間意識があるみたいですね。彼女たちは居場所が欲しいだけなのかもしれない。


 スパナを憎しみの鬼とするべく、次に狙われたのは鏡花。宝太郎たちがエンジェルマルガムたちと戦う一方、スパナは鏡花を殺したと発言するミナト先生を前に憎しみの炎を燃やしていましたが……ミナト先生の発言は、どうにかしてスパナ自身を己の力を制御させようとしているようにも見えますね。実際、それが目的だったっぽいですし。今後はラケシスとミナト先生、表向きはグリオンに従いつつ、裏では反旗を翻す時を狙う者として手を組みそうです。まぁ、グリオンにはバレバレで、泳がされてそうですが……

 そんな中、スパナが思い出したのは両親や鏡花から想いや愛情を託されていた事実。失ったことへの憎しみで自身も、相手も焼き尽くすのではなく、残されたものを原動力に己を燃やす。熱き思いにマッドウィールも自身をマッハウィールに再錬成!ガッチャードDBが使っていたケミーたちも、ガッチャードDBに呼応する形で再錬成を遂げた姿なのかな?
 となると、情報が解禁されたテンライナーはスチームライナーが再錬成した姿と思われますが、どことなーく暴走形態っぽいんですよね。ドライバーの片方にしかカードが入っていませんし。ゼロワンのメタルクラスタホッパーよろしく、武器で暴走を抑え込むのかな?と。


 そして誕生する仮面ライダーヴァルバラド!遂に仮面ライダーと鳴ったスパナを感慨深げに見つめる鏡花さん、良いなぁ……戦闘後、エンジェリードの粋な計らいで現れた両親も満足げ。言葉ではなく、表情で全てを語るの、良いよね……
 にしても仮面ライダーヴァルバラド、カッコいいっすね!エンジェルマルガムの攻撃を淡々と受け流しつつ、ヴァルバラッシャーを蹴り飛ばす様は演出含めてめちゃくちゃカッコよかったっすね……


 とりあえず一旦は落ち着いたものの、グリオンは未だ健在。果たしてラケシスは今後どうなるのやら……
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仮面ライダーガッチャ―ド 第20話「微笑む天使、笑えぬ真実」

2024-01-28 09:32:45 | 仮面ライダーガッチャ―ド
仮面ライダーガッチャ―ド 第20話「微笑む天使、笑えぬ真実」

 ヨーヨー研究会……懐かしのお笑い系スピンオフがあれば、そういった姿が見られるのかもしれませんね。

 仮面ライダーとして認めない、素人錬金術師と侮ってきた宝太郎のみならず、りんねも一人前の仮面ライダーとして成長しつつある中で、焦りを覚えるスパナ。そんな彼のためにドライバーを作っていた鏡花は宝太郎たちに協力を求めることに。宝太郎自身はスパナが仮面ライダーになることを素直に喜んでいるのを知ったら、スパナは先に仮面ライダーになった者としての余裕かと怒りそうな気がします。

 で、当のスパナは両親と再会していましたが、彼らはエンジェリードを素材とした生と死を司るエンジェルマルガムによって蘇った死人。ですが何故かスパナは両親と普通に相対していました。その後の描写からするに、グリオンがスパナの中に眠る「黒い炎」にまつわる実験を最高のタイミングで行うために、敢えてスパナの記憶を封印していたのかな?と思いましったが、実際には鏡花の手による記憶消去だった模様。そういえば元々ケミーを見かけた一般人の記憶を消していましたっけ……にしても「記憶操作」って割と大事だと思うんですけど、本作に限っては割と気軽に行われているので、何か認識が来るってしまいますね(苦笑。
 
 エンジェルマルガム相手に成すすべもないうえに、グリオンに両親を捕らわれてしまったスパナ。これまで超A級錬金術師としての誇りを胸に、孤高の戦士として戦ってきた彼が助けを求めるあたり、余程切羽詰まっていたことが感じられます。そんな彼を見つめるミナト先生もどこか辛そうではありましたね……
 そしてスパナの身には異変が発生……ハラハラもさせられましたが、それ以上に仮面を剥ぐ演出に盛り上がってました(笑。鏡花によって仮面の下に封じられていた憎しみが無理やりはがされて変貌した感じ、良いっすねぇ!それでいて仮面を捨てきっていないあたり、まだ元に戻れる可能性があるようにも思えました。あの時、マッドウィールはスパナを心配して駆けつけたのでしょうか?

 「そんなやつ、最初からいなかった……」。錬金アカデミーの頼れる先輩スパナはおらず、最早復讐の鬼と化しつつある彼の運命は如何に……
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