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ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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ミラーマン 第28話「殺し屋怪獣(キーラゴン)からの挑戦状」

2021-12-21 08:05:01 | 特撮
ミラーマン 第28話「殺し屋怪獣(キーラゴン)からの挑戦状」

 毎度毎度、闇に隠れて様々な作戦を進行するインベーダーですが、今回はミラーマンを倒すべく、殺し屋怪獣キーラゴンを差し向けるという大胆な戦法に打って出ることに。インベーダーが喋ったのはこれが初めてではないうえに、京太郎を挑発する作戦だとは分かっているものの、こうもペラペラと喋られると「人の世に紛れて暗躍する宇宙人」感は薄れるように感じます。

 で、インベーダーの見え透いた挑発にまんまと乗り掛けてしまう京太郎を諫める御手洗博士でしたが、その言葉も空しく京太郎は戦いを挑むことに…結果は案の定…といった感じで、ここから気持ちを入れ替えた京太郎とSGMの共闘作戦が始まるのかなーと思っていたら、どうやら彼の意地っ張りなところはそう簡単になおるものではないようで。
 何度言っても聴かない京太郎に対し、珍しく御手洗博士が手をあげる場面も見られ、これでようやく…かと思いきや、それでも京太郎は拗ねた態度を見せていました。こうして見ると、対ミラーマンにおいてはチマチマと裏で暗躍するよりも、こうして直接的に煽った方が如何に効果的かよく分かりますね。インベーダー、恐るべし…

 結局最後の最後まで意地を張り続け、その甲斐あってか新技も編み出したミラーマン。負けず嫌いなところや忍耐力の無さは弱点かもしれませんが、何度破れても相手に立ち向かっていこうとするその姿勢は褒めるべき点なのかもしれません。御手洗博士も京太郎が憎くて言っているわけではなく、彼の身を案じるからこそ厳しく接していたのでしょうし。

 そんなこんなで次回はゴルゴザウルスなどが登場。タロウの超全集を読んで「ゴルゴザウルスⅡ世はいるのに、Ⅰ世いないじゃん!なんで!?」と思っていた頃が懐かしい…
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ミラーマン 第26話&第27話

2021-12-10 07:43:34 | 特撮
ミラーマン 第26話&第27話

 番組も折り返し地点という第26話、第27話は、これまでとは戦いの様相が一変することとなりました。

 まずは第26話「ミラーマン・絶体絶命!-二大怪獣登場-」。幾度もインベーダーの襲撃を受けてきたSGMの基地ですが、今回は冒頭から宇宙大蛇スネークキングにより壊滅的な被害を受け、基地は消失し、更に御手洗博士たちも生死不明という状況に。更にスネークキングに立ち向かうべく、ミラーマンに変身しようとした京太郎でしたが…話の大筋は円谷プロ画報で知っていましたが、てっきり「スネークキングに敗れたミラーマンを捕らえる」ものだとばかり思っていたので、インベーダーがミラーマンの思いもよらぬ隙を突いてきたのには驚かされました。

 インベーダーからエネルギー時限爆弾を埋め込まれたことにより、迂闊に技が使えず、かといって戦いを長引かせるわけにもいかなくなったミラーマン。父が助言してくれなければ、何も知らずにミラーナイフやシルバークロスを使い、訳も分からぬまま殺されていたことでしょう…どうにかスネークキングを追い詰めたかと思った瞬間、地面から突如生えて来る針…強敵スネークキングだけには任せておかず、万が一のフォローも考えているインベーダーは本当に恐ろしすぎる侵略者ですね…


 続く第27話「総攻撃!S.G.M」…サブタイトルからしてバレバレですが、次回予告ではこのサブタイトルが紹介されなかったうえに、サブタイトルが出てから間もなくしてSGMメンバーの生存が確認されていましたから、そこまでのネタバレではなかったかなと。なんなら「SGMが総攻撃を受ける」という風に捉えられなくもないでしょうし。

 新生SGMは新たな戦力として飛行艇ジャンボフェニックスを保有。ウルトラホークよろしく3機に分離・合体するのは良いといて、分離・合体する時の、銅鑼というか中華鍋を叩いたような音はちょっとカッコ悪いような(汗。これまではインベーダーの仕業と思しき事件の調査や、人間に憑依したインベーダーとの戦いが主だったSGMが、巨大戦にも参戦することに。一時は「足手まといになっては困る」などと、これまで散々助けられてきたミラーマンに対し、冗談とはいえあんまりな言い草でしたが…失言だったと訂正されて何よりでした。でも、足手まとい云々のシーンは、事情を知る御手洗博士からも何かしらのフォローが欲しかったところですね。
 あと、個人的にですがSGMの制服は前の方がカッコよくて好き。もう見られないのかと思っていたら、特別隊員に任命された京太郎が来てくれていてホッとしました。京太郎もようやくSGMの隊員として認められて何よりです。

 ジャンボフェニックスのテーマソング?もSGMのものと比べるとだいぶ明るい感じでしたし、番組の雰囲気がやや変わったなーと感じた第27話でした。戦いにジャンボフェニックスも加わることで、画面がだいぶ派手になりそうですね。
 
 …しかし「カラータイマー」っていうから、てっきり胸のあたりにつくかと思ったら…そこかぁ…
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ミラーマン 第25話「怪獣を探す妖精少女」

2021-11-30 08:01:54 | 特撮
ミラーマン 第25話「怪獣を探す妖精少女」

 番組上必要だったとはいえ、Gを手配した人の気持ちは如何ほどだったのでしょうか…

 というわけで今回はインベーダーによる害虫巨大化作戦が進行し、各地に巨大化したハエや蚊、そしてGが出現。その出現を予知した少女・すみれは鳥を亡くしたばかりだったこともあってか、巨大化した害虫たちの出現を予知。鳥を愛する心が彼女の眠れる力を呼び覚ましたのでしょうか。
 彼女を信じる京太郎の一方で、藤本さんは彼女に本当にテレパシーがあるのかどうかを重要視。それは「すみれを信じない」ということではなく「SGMは科学的に信ぴょう性のあるものを根拠に捜査しなければならない」という理念に基づくもの。すみれや京太郎を傷つけることなく、SGMの理念を説くの、めっちゃカッコいいですね…

 で、そんなカッコいい藤本さんも見られる話ではあるのですが…多少デフォルメされているとはいえ、次から次にバカでかい害虫が出現するわ、リアルなGが画面に映るわで、恐らく今回はインベーダーが想定している以上の恐怖を植え付けられた気がします(汗。巨大害虫繁殖による餓死も恐ろしいですが、視覚的に無理ですね…
 最後に登場したのは妖怪怪獣ダストパン。昔どこかで見たことがある気がしますが…まぁ気のせいだな!白い猿と戦っていたことなんて無いよな!すみれがいる建物が近くにあるため、崩壊の危機が迫る中、戦わなければならないという緊迫感がありました。しかし今回の京太郎、害虫退治のためとはいえすみれのテレパシーをレーダー代わりに使ってアジトを突き止めようとしたり、気絶したすみれをその場に置いたままミラーマンに変身したりと、結構ヒヤヒヤする場面がありましたね…かといってどこか遠くに1人置き去りにするわけにもいかないでしょうから、難しいところだとは思いますが。

 ともあれ次回はミラーマン、そしてSGMに最大の危機が訪れる!とのこと。楽しみです。え?もう配信されてる?…ポケモン発売するとね…色んなことが後回しになるよね…(汗。
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ミラーマン 第24話「カプセル冷凍怪獣コールドンに挑戦せよ!」

2021-11-19 07:45:46 | 特撮
ミラーマン 第24話「カプセル冷凍怪獣コールドンに挑戦せよ!」

 今回の敵はカプセル冷凍怪獣コールドン。カプセル怪獣といえばウルトラセブンを思い出すところ。コールドンも普段は銃の中に隠れており、いざとなれば巨大化して暴れまわるという神出鬼没っぷりを披露。また、カプセル怪獣がセブンに使役される側だったのに対し、こちらは使役する側という違いも見受けられました。そういえばセブンも銃の中に入ったことがありましたから、何かとセブンを思い出す怪獣だなーと。

 さてそんなコールドン、冷凍能力でミラーマンを苦しめる!…のかと思いきや、ミラーマンとの戦いではあまり冷凍ガスが役に立ちませんでしたね…専ら銃の中に入っている時の方が活躍していたんじゃないかと思えてしまいます(汗。
 コールドンの目的は、優秀な科学者たちの頭脳。その誘拐方法は「ルパンレンジャーVSパトレンジャー」に出てきたザミーゴを彷彿とさせるものでした。氷漬けにされた村上チーフの顔面にひびが入るシーン、最初はそのまま砕けて死んでしまったと勘違いして、めちゃくちゃ驚きましたとも…

 今回の京太郎はといえば、インベーダーのアジトに潜入したものの、罠にはまっていつの間にやら手を後ろで縛られた状態に…この前のシーンで蜘蛛の巣のようなものを浴びせられてはいましたが、そこから何であんな状態になったのか、ちょっと不思議に思えました。
 また、怪しさを醸し出すためなのか、アジトの前にはカエルがいたのも不思議でした。こういう場面でカエルって珍しいような…個人的にカエルの鳴き声は梅雨時の風物詩なので、怖いどころかちょっとホッとしてしまいました(苦笑。

 ラストのやり取りが印象的だったところで、次回は妖怪怪獣ダストパン登場。次回予告では虫が蠢くような音が何とも不気味でした。
 にしてもダストパン、ミラーマンが初登場だったんだよなぁ…まさか10何年かぶりに、本家本元を見ることになろうとは…あの頃は「誰この怪獣」でしたね…
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ミラーマン 第23話「土星怪獣アンドロザウルス出現!」

2021-11-10 08:07:27 | 特撮
ミラーマン 第23話「土星怪獣アンドロザウルス出現!」

 これまで怪獣への変身やキングザイガーを呼び出してきたインベーダーですが、今回は土星怪獣アンドロザウルスの卵を盗んで地球に放置し、追ってきたアンドロザウルスに地球を襲わせるという手に打って出てきました。本当にあの手この手で侵略を企んできますね、インベーダー。
 しかし地球人も毎度毎度黙ってインベーダーにやられているばかりではない。今回はインベーダー用の特殊な留置場が作られていることが判明しました。残念ながら一時的にしか捕らえることは出来なかったものの、SGMの基地以外でも対インベーダーの設備が整いつつあるというのは頼もしいですね。

 インベーダーの目論見どおり地球にやってきたアンドロザウルスはミラーマンと戦闘。強敵であることを察知したのか、ミラーマンはアンドロザウルスの光線をアロザ戦のように受け流すようにバリアを張って凌いでおり、割と善戦していたように思えます。
 でもこのままだと卵を追ってきたアンドロザウルスを倒してしまうのでは…と心配していたら、ミラーマンはシルバークロスを発射!あぁ、これはバッドエンドかぁ…と思いきや…いや硬いなアンドロザウルス!?シルバークロスを喰らった直後はさすがに意識が朦朧としていたようですが、ダメージはその程度。その後は普通に飛んでましたし…まともにやり合っていたら、ミラーマンのエネルギーがもたなかったかもしれませんね。
 
 登場する怪獣は基本インベーダーの手先であることが多い本作において、アンドロザウルスは貴重な存在だと思います。人間と同じように家族を愛する優しい怪獣。今後はインベーダーに目をつけられることが無いと良いのですが…後々また出番がある?…マジだ…どんな活躍を見せてくれるのか、めっちゃ楽しみです!

 次回はカプセル冷凍怪獣コールドン出現。ところで次回予告では京太郎がバリケードをぶち破るシーンが映ってましたが、アレって今回と同じシーンなのでは…
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「ゴジラVSヘドラ」を見て

2021-11-03 20:50:38 | 特撮
 YouTubeのゴジラ公式チャンネルにて「ゴジラVSヘドラ」を見ました。

 ヘドラといえば「ゴジラ対ヘドラ」で初登場し、多大なる被害をもたらした公害怪獣。後に「ゴジラ FINAL WARS」で再登場を果たした際には瞬く間にゴジラにやられて良いとこ無しで終わっていました…

 そんなヘドラが令和の世にまさかの復活!ということで見てみました。
 「対ヘドラ」のような静かで、ポワンポワンした感じの空気感の戦い(好き)とは異なる、ゴジラとヘドラが真正面からぶつかり合う激しい戦い、ヘドラから生えている管の有効活用、硫酸ミストと思しき気体を浴びて解ける鉄塔、初代を彷彿とさせる逆転劇…と、短いながらも見所が詰まっていました。ヘドラとの戦いではあるものの「対ヘドラ」とは違う「VSヘドラ」を描こうという思いが感じられます。この戦闘をFWの本編中に見たかったなぁ…

 ただ、欲を言わせてもらえれば…もっとぐちゃぐちゃになって欲しいですね!(笑。戦闘中、時折ヘドラから分離したと思しき液体(物体)が飛び散っていましたが、あの表現をもっと増やして欲しかったです。それこそもう、そこら中ヘドロまみれになるぐらいに。ゴジラの足を滑らせたりとか、視界を塞いだりとか、もっともっと厄介な部分を見たかった…!
 でも、やり過ぎると「対ヘドラ」になってしまい、FWゴジラが空を飛びかねないので、これぐらいがちょうど良いのではとも思います(笑。

 ともあれ、ヘドロ成分がやや控えめに感じたものの、短い中でも十二分に見ごたえのある作品でした。そもそも令和になって動くヘドラが見られると思わなかったので、それだけで嬉しいですね。「シン・ゴジラ」や「キング・オブ・モンスターズ」のようなゴジラも良いですが、こういった昔ながらのゴジラもまた良いものです。ありがとうございました!
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ミラーマン 第22話「月面怪獣キング・ワンダーとの死闘」

2021-11-02 06:32:15 | 特撮
ミラーマン 第22話「月面怪獣キング・ワンダーとの死闘」

 京太郎が務める新聞社に届いた一通の手紙。そこには入院中の少年・正幸の「ミラーマンに月の石を取ってきてもらいたい」という願いと、お金が添えられていた。両親を亡くし、一人で入院を続ける正幸。彼のために月の石を取ってきてやりたい気持ちはあるが、ミラーマンにとっても月は未知の世界。その未知の世界に今、月面怪獣キング・ワンダーが侵攻を開始して…

 ミラーマンは宇宙人ではなく二次元人。ウルトラマンであれば宇宙空間や他の星での戦いはよくあることですが、ミラーマンにとってはどれだけ戦えるのか、息は続くのかなど、何もかもが手探り状態。そんな状況で始まったキング・ワンダーとの戦いですが、序盤の猛ラッシュで一気に勝負を決めようとしたものの、引力の違いなどに戸惑い、一転ピンチに…といったミラーマンの焦りや動揺が戦いの中からよく伝わってきました。
 諦めかけたミラーマンでしたが、起死回生のシルバークロスは超カッコよかったですね!いやーこれで後は月の石を持って帰るだけ!…かと思いきや…油断大敵、一瞬でも気を緩めたらミラーマンは月から帰れなかったかもしれません。あれを喰らって動けるってことは、余程タフなのか、それともそれまでの戦いで大したダメージを負っていなかったからなのか…いずれにしろ、月面での戦いはミラーマンにとっては過酷な環境であることが分かった話でもありました。

 そんなミラーマン=京太郎は正幸少年と知り合うことに。手紙にテープで100円玉を貼っているのが何とも健気で…しかもミラーマンへのお礼ではなく、お弁当代っていうのがまた良い味だしてますね…
 京太郎も正幸と同様、今は両親がいない身。京太郎には御手洗博士やSGMの隊員など、彼と家族のように親身になって接してくれる人物がいましたが、正幸は一人ぼっちでの入院。京太郎が今回彼のために奔走したのには、どこか自分と重なる部分があったからなのかもしれません。そうした同情が無くても、あの手紙だけで京太郎が月へ向かう理由には十分すぎるぐらいでしょうけどね。

 中盤、ミラーマンにわがままを言ってしまったことを反省する正幸のシーンも涙を誘います。まだ幼いのだから多少のわがままは言っても良いのに、それでもミラーマンが怪獣退治で忙しいのではと他人を気遣うあの優しさ…終盤、正幸の命が危うくなった時はどうなるかハラハラさせられっぱなしでした。なまじ最近ウルトラマンコスモスの「操り怪獣」を見たばかりだったので…


 最後に、正幸の命が助かったのはミラーマンだけの力だけではなく、明日を信じ、夢を見る正幸自身の想いがあったからこそと締めくくるのも良かったですね。現実にミラーマンはいないかもしれませんが、それでも正幸と同じように病気に苦しむ子供たちにエールを送ろうという気持ちが伝わってきました。


 初の月面戦闘に挑むミラーマンと病気と闘う正幸、双方の命の行方などが描かれた、非常に印象深い回となったところで、また次回。
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ミラーマン 第21話「恐怖の液体怪獣タイガン」

2021-10-26 07:06:11 | 特撮
ミラーマン 第21話「恐怖の液体怪獣タイガン」

 ナレーション「恐怖の液体怪獣タイガン」
 画面上の表記「恐怖の液体怪獣タイガン(「タイガン」の上に小さく「液体怪獣」)
 動画タイトル「恐怖のタイガン(液体怪獣)」
 手元の円谷プロ画報第1巻「恐怖のタイガン(液体怪獣)」「恐怖の液体怪獣タイガン」

 …私は一体どのサブタイトルを書けば良いんでしょうか…

 それはそれとして、今回は前述しまくった液体怪獣タイガンが登場。宇宙船の中のカプセルから出現した液体生物が、動物園で象や虎を吸収し、遂には巨大化。その見た目は吸収した象と虎が融合したかのようでした。「タイガー」と「エレファント」で「タイガン」なんですかね?だとすると名前の象要素が少ない…(汗。
 「液体怪獣/生物」と呼ばれてはいるものの、物理的な攻撃が通用しないということではなく、ミラーマンの攻撃も普通に通用していましたし、何なら思いっきり投げ飛ばすぐらいにはしっかりとした感触がある様子。

 劇中では御手洗博士らがいる研究所を襲っていましたが、あれは単に研究の邪魔をしようとしただけなのか、ついでに御手洗博士らを吸収することで優秀な頭脳を手に入れようとしていたのか…そうなれば倒しにくいことこのうえなかったでしょうね。
 戦闘では牙も鼻も失って戦意喪失した様子を見せていたタイガン。最後の鳴き声が少々哀しく聞こえたのは…吸収された象と虎が意識を取り戻して、せめてひと思いに殺して欲しいと望んでいるようにも見えてしまったからかなぁ…

 また、タイガンのような液体生物だと、ちぎれた部分からまた新たな個体が誕生してもおかしくありませんが、その可能性については劇中で否定されていたのも興味深かったです。


 にしても、今回は計3回もSGMのテーマ曲?が頻繁に歌入りで流れてましたね。良い曲なんですけども、さすがに1話の間に3回も流れるとありがたみが少々薄れるような(汗。

 火花が消える前に、素早くミラーアクションを取る京太郎も印象に残ったところで、次回は月面での戦い。
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ミラーマン 第20話「二大怪獣出現-深海の用心棒-」

2021-10-24 07:50:45 | 特撮
ミラーマン 第20話「二大怪獣出現-深海の用心棒-」

 怪獣の尻尾に二度吹っ飛ばされても生存してる坂上さん、スカウトした方が良いのでは…?

 さて今回は原子怪獣スフェノドンと、暗黒怪獣ダークロン(二代目)が登場。スフェノドンはインベーダーの海底基地のボディーガードの役目を担っており、神経をマヒさせる成分を有するサボテンを食べるようになったがために凶暴化してしまった様子。
 ナレーションでは以前登場したアロザと同様、インベーダーによる策略の巨大化の象徴として語られていました。アロザは目に光物質ガラスをはめられ、スフェノドンはサボテンを食する習性を植え付けられ…未知の存在が襲ってくること以上に、既知の存在が未知の能力を備えて襲ってくる方が対処する側の不意を突けるという点では厄介なのかもしれませんね。

 そんなスフェノドン討伐に執念を燃やす男性・坂上。海上で警戒を促した京太郎たちを初め、病室で襲ってきたインベーダー、そしてスフェノドンと誰彼、所かまわず銃をぶっ放すのは割とヤベー人だと思いますが、銃を突き付けられながらも毅然とした態度で向かってきた京太郎を認めるシーンは良かったですね。また、騒動が解決した後、息子を重ねて笑顔を見せるシーンは憑き物が取れたように良い笑顔をしていました。

 スフェノドンをシルバークロスで倒したのも束の間、ダークロン(二代目)が出現!なるほど!インベーダーはスフェノドン相手に消耗の激しいシルバークロスを使わせて、弱ったミラーマンを倒すつもりなんだな!これはミラーマンが破れて次回に続くか!?
 …え、あの、その、ダークロン(二代目)、スフェノドンより弱くないです?出てきて二回連続で投げられたかと思ったら、マウント取られてボッコボコにされたうえ、腕の先のとがった部分発射したらあっさり投げ返されて絶命…何しに来たんだお前…その後海中のSGMを助けた後の京太郎の消耗っぷりを見るに、体力の消費には一役買ったんでしょうけども…ここまであっさり負けるとは…

 ともあれ次回は液体怪獣ダイガン登場。液体怪獣という名前があまり似つかわしくない見た目ですが、果たして…?
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ミラーマン 第19話「危機一髪!S.G.M」

2021-10-14 08:18:22 | 特撮
ミラーマン 第19話「危機一髪!S.G.M」

 宇宙から地球めがけて発射されたミサイル。その着弾予想地点は何とSGMの研究所!更に所内では謎の植物が蠢いており…と、宇宙と地上、双方からSGMに脅威が迫り来ることとなった第19話。

 SGMの目を宇宙に向けさせておいて、一方で所内からも植物怪獣ビッグアイが行動を開始し、その過程で鏡を曇らせて万が一京太郎と立ち会った際の変身を封じるという徹底っぷり。毎度毎度のことながら、インベーダーの作戦の手の込みようには驚かされっぱなしです。
 また、今回は要所要所で時間を口にしたり、時計が映し出されていましたが、もしかしてこの話ってリアルタイムの放送時間とリンクしていたんですかね?当時は日曜夜7時からの放送であり、劇中でのやり取りも夜7時の出来事でしたし。そうだとすれば、当時から面白い試みをしていたんだなーと。

 そんなこともあってか、いつもならその後の出来事が描かれたり、ナレーションが入ったりするのに、今回はいつもと違った終わり方になっていました。こういう演出もまた良いですね。


 そんなこんなでまた次回。
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