楽しみにしていた黄金週間も終わって「普通の日」の連続が始まりました。
6月は祝日すら無いし当分は夏休みを待ち焦がれることになりますね。
そのGWは新鋭機FINEPIX-S2500を持って二日間撮り鉄してきました。その失敗報告は次回にして今回は1969年のGWに高徳線・吉野川鉄橋南岸で撮った写真を。
C58の牽く上り貨物列車が吉野川鉄橋に差し掛かったところ。
以前に掲載したような気がして調べて見ましたがモノクロの方だったようです。
ネガにキズや汚れがあって酷い状態ですがカラー写真の中では気に入ってる一枚です。
集煙装置の他に重油タンクも付けたC58の均整のとれた姿が最高です。
この付近は今もあまり変わってないようですが、当時は土手で牛が放牧されていました。
11号線の吉野川橋から海の方にかけても結構放牧されていました。
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一枚目の列車が鉄橋を渡りだしたところです。
汚れているせいか自慢の鳶色に見えませんが右から3両目はワム80000だと思います。ワフには前年のヨンサントウから施行された島内専用の黄帯が巻かれています。いつの間にか無くなっていたので2段リンク改造が施工されたんでしょう。
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暫くするとやってくる下り貨物。以前に紹介した銀河鉄道さんの記事によるとこの列車が387レで先の上りは386レ、大宮で交換していたようです。
場所は吉野川と鮎喰川の間を流れる放水路?に掛かる鉄橋の北岸です。一昨年、阿讃山脈をバックに撮ろうと同じ場所に行ってみましたが木が茂って無理でした。
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最後は眉山をバックに鮎喰川鉄橋を渡る翌日の386レ、牽引機は295号機のようです。
ネガカバーの記録は5月4日となっていましたがどちらの日が4日なのかはわかりません。
フィルムはフジカラーN100の12枚撮りで、カメラはキャノンVLⅡ+コムラー135㎜とキャノン50㎜です。
右側に通信線があるので反対側から撮りたいところですがそうすると逆光になるんでこっち側にしたのか、あるいは反対側では眉山の頂が写り込まなかったからか・・・
吉野川鉄橋を渡る列車を眉山をバックに撮ろうとすると光線状態にはかなり悩まされます。
とはいえこの組み合わせは徳島を象徴する構図だと思うので次回帰省の際また挑戦してみます。