中国と習近平

今日から中国では5年に１度の共産党大会が始まります。世界第２の経済大国で、今地球上で覇権を争ってる２強国の一方ですからね、これからどうなろうとしてるのかには関心があります。ロシアや北朝鮮の現状も中国に大きな関心を起こさせる要因です。さらに国内、対他国で物騒な動きを始めてるしね。
それでいて、報道によると国内の貧富の差がとんでもないらしいじゃないですか。一握りの裕福層の生活は想像をはるかに超えてるものらしい。利益が出るとなれば所かまわず投資して「儲け」をあさってる。日本でも不動産投資を行い、さらなる利潤追求を狙ってると聞いてます。
一方で大半の国民は低収入で、医療保険も無く、昔の「一人っ子政策」の影響で親の面倒看るにも困ってるらしい。おそらく国中に現共産党に対する不満が溜まってるでしょうね。そしてそれを国は力で抑え込んでますよ。こういうのって「長くは続かない」というのが僕の歴史観であり世界観です。現代の変化スピードで考えるとこれから10年のうちには暴動が起きてもいいのだがと考えてるのですが皆さんはどうですか。人間ってそんなに我慢できますか？
どう隠蔽しても真実を知ってしまいますよね。中の不満解消の目的で外交上の敵を作り、そこに勝利する策はとってほしくない。
これまでの任期中にこうなり、これからの５年で解消できるはずがない。むしろ反発が強くなる。そこが解っていても敢えて「歴史に名を残す王」にならんとする習さんの執念が怖いです。「こういう執念の下で国が良くなった例がない」というのも僕の歴史観ですが。
危険な国ですね。怖いですね。隣国なんですよね。　今から確固たる外交を願うだけです。