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電気料金が最高水準に

2022年04月30日 08時50分35秒 | つれづれなるままに
電気料金が全国的に過去最高水準になってるようです。「そうだろうな」の連想は難しくない。ウクライナ侵攻で燃料価格が世界的に上がってる。さらに我が国の場合荒らしのような「円安」に見舞われ、輸入する天然ガス、石炭の価格が上がってしまうのだ。
大手電力10社の家庭向け電力料金は1年前より1~2割高くなっているようなんです。ここでちょっと豆知識なんですが(僕はこんな仕掛け知らなかったので)、家庭向け電力料金は「燃料費調整制度」というのがあって、消費者に通告すること無く、ある限度額までは上げられるらしいのです。10社のうち6社は既にその限度額まであがってるとのことです。ちなみに、東電はまだ限度額に達してなくて、上げる余裕があるのだそうです。この6月から値上げを予定していて、一般家庭の月額が8,565円になり、1年前から1、652円上がるようです。

銀行自動引き落としを使ってる家庭が多く、月額料金の増分を気にしてる家庭は少ないでしょう。そんな環境にしておいて、黙って使用料を上げられるようにしてある仕掛けにも納得できないところですが、 僕がほんとに怒りたいのは「再生可能エネルギー活用が進んでないこと」です。むしろ最近は買取価格が下がったことで、太陽光発電を辞める企業、個人が増加してるじゃないですか。福島原発事故以来「再生エネルギー活用を促進して」(あの当時は原発電力を減らす方向性)発電力の構成を変えていこうの目論見があった。
検証はできないが、あの「運動」をもっと確実に推進してたら、今の化石燃料による発電量は減らせてたのではないか。しいては、今回の燃料価格高騰、円安による高騰 その影響をもっと軽減できたのではないかと考えるのです。 これって甘すぎる発想ですかね。少なくとも「輸入しなければならない化石燃料で電気を作る」という発想、エネルギー構想はもう辞めましょうよ。そうだ、「脱炭素」じゃないですか。 ついでに、「じゃ原発でいいですね」も違うと思います。ロシアはウクライナに「原発にミサイル落とすぞ」の圧力をかけましたね。危険すぎます。
国内の諸問題を解決し、有効に太陽光、風力等の再生エネルギーで電力を供給する手段は可能じゃないですか。「不可能」とする論は聞いたことがありませんよ。
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