脳梗塞友人を励ます

2022年04月26日 08時33分16秒 | つれづれなるままに
昨日 昨年10月に脳梗塞を発症し、2か月入院、頭部手術、リハビリを経て、どうにか自宅生活も落ち着いてきた会社時代の友人を励ます会に参加してきた。
自宅生活に戻った頃に電話で話してはいる。その時は話もうまく聞き取れず、手術もしたという事から、「大分悪そうだな」の印象が強かった。あれから数か月が進み、リハビリと自力回復で良くなってるだろうの期待と、そんな簡単じゃないだろうの不安で会いにいった。
彼の第一声を聴いた時、サーっと「安堵」感が広がった。「元気だよ」がしっかり聞き取れた。右手は硬く固まってる。右足がちょっと不自由そう。でも杖は使わずにしっかり歩くじゃないか。階段だって手摺に頼るものの、自力で上がっていける。食事だって、左手でフォークを使って、綺麗に食べれる。りっぱりっぱ。 家の生活で奥さんの介助が必要なのは風呂だけらしい。トイレも自力でOK。 よくここまで回復したものだ。 こっちまで嬉しくなり、明るくなる。
ここまで回復してるんならで、僕から3つの注文をしてやった。彼のためだし、大いなる励ましのつもりでだ。
一つは毎日の散歩。ゆっくりでいいから表に出て1時間歩こうよ と薦めた。元来が社交的な男で、人と話す事の好きな奴だから、むしろ自分から行っちゃったほうがプラスが多いはず。これには「うん、やってるよ」と返ってきた。今これだけ歩けるのはその努力あってなんだろう。
二つ目は室内でテレビばかり見てないで、何か没頭できる、時間を忘れられる趣味をみつける事。退職後ドライブとゴルフが趣味だった。それはもう無理だ。それに代わる「面白い事」を見つけてほしい。これまでの彼には全く似合わないが、絵描くなんていいんじゃないの。似合わないが故に何かあるかもしれない。
三つ目はカミングアウト。 そりゃまだ「恥ずかしさ」「後ろめたさ」があるだろう。急がなくてもいいが、どこかで昔の仲間に「オレこうなっちゃったよ」と公表することを勧めた。公表してしまえば、会うことにためらいが無くなるだろう。いちいち同じ説明する事も無い。自分が楽になれるんじゃないかな。多分彼なら近々実行するだろうと思う。まだキーボードは打てない。その気になったら、いい紹介文章とその入力、発信くらい手伝ってやろうと思う。

明日自分がこうなるかもしれない。今の彼を見て、自分だったらこうするといろいろ考えておこうと思った。その基本は「くよくよしない」「明るく前向きで」だ。その素養は持ち合わせてるだろうと自分を見てるのだが。
コメント (2)
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