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本番時の感染対策

2021年08月25日 08時45分58秒 | オペラに挑戦
公演まであと10日ほど。そろそろ4日のGP(完全版予行練習)、5日の本番をどう進めるかの話が出始めた。タイムスケジュールはもちろんですが、今年は特別で「感染対策」をどうやるかも含まれてます。
3日までの練習はいままで通り。常時マスク着用、ディスタンス、歌演習と演技練習は別に。
4日、5日はお客さんから見える舞台に立つ時だけマスクを外してよい。こんなこだわった言い方をするのは、3幕で合唱団が舞台の袖(客からは見えない)で歌うんですが、この時はマスクをしてなさい が含まれてるんです。舞台に出る寸前までマスクしてて、はけたらすぐマスクをする。しかも、毎回新しいマスクにしてくださいの要請がでたんです。まっそこまでしなくてもとは思いますが、指令とあれば仕方ない。勘定すると全部で6枚使うことになるんですよ。 裏ではこんなに気を使って公演やろうとしてるんです。
そこで我々側の対応。どうやってこの6枚を身に着けてるかの研究。男性は衣装にポケットがあるから持ち歩ける。女性が大変そうなんですね。ドレスにポケットを隠して作る とか ドレス下のパニエに下げておく とか 僕はその苦労をしないけれど、女性は大変だ。それで気づいたんですが、燕尾服って上着にポケットないんですね。胸に内ポケットはありますが。マスク持ち歩きもどうにかなるでしょう。
昨日の朝、上の指示がでてから合唱団員の中で意見交換が活発です。「厳密過ぎない?」から「指示には従うべき。」まで。そこで解ったのは「コロナ対策の意識レベル」なんですが、どうも僕は日本人の平均以下で、もう少し気を使わないと「失礼」の域に入っちゃいそうということ。これもまた勉強。
それと6枚持ち歩きは不要でしょうの指摘もあった。楽屋に戻る時間があるからそこまでの分さえ持ってればいいはずよ と教えてもくれた。
こんな話が出てくる。緊張感も出てくるし、楽しさの絶頂。でも「もう終わりなんだ」も頭をもたげてくる。
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