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吉田 博 展を観る

2017年07月12日 16時55分37秒 | 絵画鑑賞
この猛暑の中 新宿 損保ジャパン日本興亜美術館(東郷青児記念美術館)まで「吉田 博」展を観に行ってきた。
3月だったと思うが、Eテレの日曜美術館で吉田氏の紹介があり、7,8月に展覧会があることまで紹介された。その時に「観に行こう」と決めて、スケジュールに書き込んでおいた。

期待通りいい展覧会だった。いい物を観たな。絵を描くべく生まれてきた人だったのでしょう。1876年生まれ、1950年没。僕が生まれた年に亡くなってる。絵の勉強はほぼ独学。水彩から初めて、油彩をやって、木版までやった。外国で勉強したく、それまで描いた絵を大半持ってアメリカに渡り、早速個展を開く。その場で好評を得て、絵が売れ、生活費を得、有名にもなったようです。これが22歳の頃。ところが日本に帰ってくると、当時は「黒田清輝」一派の時代でした。激論もかわしたようです。結局は決別することになったようですが、それをかてに精進もしたようです。
全部いい絵で好きなんですが、特に好きなのは山の絵・木版ですね。実際に登って、テント生活してスケッチを続けたそうです。だからですかね、「力」を感じる絵ですね。 好きです。

       
  
              

  (こんなことしていいのかな? 本を写真撮って掲載しちゃったけど。)
いい絵を見てると、その絵のエネルギーにやられて疲れるんです。今日は疲れました。しかも出展も多かったし。 

       何か記念品がほしくなり、大枚出して作品集を買ってきました。
               僕にしては珍しい行動、過去には草間彌生さんだけじゃないか。
今回の展示は前後半があり、8月にはいると一部作品が交換されると聞いてます。また行きます。
興味持った方は行かれたらいいです。ほんとにいい作品ですよ。新宿駅から徒歩5分ですからね。 
コメント (2)
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