有朋自遠方来

友人ご家族が遊びにいらして下さいました。
遠く京都から「朋有り遠方より来る」！

30年近く前、私たち夫婦が新婚旅行でオーストラリアへ行った時に、同じツアーで知り合ったご夫妻です。
そのツアーは新婚旅行の方々が多く、みんなで仲良くなりました。
自由な時間が多かったので、誘い合ってオプションを組んだり、2夫婦でハイヤーを一日チャーターしたり…
帰国後も連絡を取り合ったり、年賀状のやり取りをしたり、
このご夫妻はTDLへの旅行と絡めて、我が家へ泊りに来てくれたりもしました。

その後、それぞれ子どもが生まれると、次第に疎遠になってしまいましたが、
ひょんなことからfacebookでまた連絡を取り合うようになり、ついに再会となったのです！
都内へ就職した息子さんに会いがてら、我が家へ息子さんも一緒にいらしてくれました。
ブルーベリーが大好きなので、摘み取りもしてみたいと♪
はるばる京都から！

あれから30年近く、それぞれ歳を重ねました。
オーストラリア旅行のアルバムをみんなで見て、「若いー！」と一番驚いていたのが息子さん。
懐かしい写真でした。
写真の数々を見ながらあれこれ話していると、すっかり忘れていたことを次々と思い出しました。
あの頃は、本当に若かった。
心身ともに…

時には昔の気持ちを思い出すのもいいのかもしれません。
でも、あの頃はああだったのに、どうして今はこうなったの？と思うこともままありますけど。

あれからの30年分の話は、子ども（姉弟で同じ！）の事や、仕事のこと、趣味（S〇AP）のこと…etc…
いつまでも尽きることがなく、別れ難かったです。
「またきっと会いましょう！！」の約束、きっと果たします！

『論語』で孔子の言う、「朋あり遠方より来る、また楽しからずや」
（人生の最高の楽しみの一つは、仲のよい友人とともに酒をくみかわし、歓談することである）
その通り！

演奏会＆祝賀会

高校生の時に入っていた部活の演奏会＆記念祝賀会があり、母校のあるK市へ行ってきました。
猛暑の今日、日本でも有数の暑さのK市の最高気温38.3℃！溶けちゃいそうです。

この演奏会が始まって、今年で50年なのだそうです。
50年間、一度も途絶えることなく、その歴史を紡いできていることに感激します。
私が演奏会の舞台にのったのはもう何十年（！）も前ですが、
同じように男子高と女子高で合同定期演奏会を開き、我が子よりも若い高校生が同じ歌を歌っている、
感無量でした。
会場は満席、2階席にまでお客さんが入っていました！

＜プログラム＞
オープニング　「道」委嘱作品
第1部　女声合唱　「ふるさとの四季」など
第2部　男声合唱　「杏の花」「受け継がれる生命（委嘱作品）」など
第3部　混声合唱　混声合唱　「光る砂漠」より
エンディング　「ありがとう」

オープニングで両校の全部員がステージに立ったのですが、驚いたのはその人数！
多い！！合わせて100人以上います。
特に男子高音楽部は、私たちの頃は1列（15名くらい）でしたが、40人もいるではありませんか！
しかもスーツを着ている…時代が変わったことを痛感しました。
そして、歌が上手い！こういう部になったのですね。

演奏の中で、「杏の花」を久し振りに聞きました。
「杏の木に杏の花が咲くように　この国に明るく花を咲かせたい　～♪」
この歌は、男子高音楽部顧問だった故荒井敬正先生が戦後シベリアに抑留されていた時に作られた歌なのです。
荒井先生のおられた頃は必ず演奏会で歌っていたのですが私たちの代を最後に歌われなくなり、
戦後70年の今年、そして先生の27回忌の今年、演奏会で歌うことになったのだそうです。
新聞記事にもなっています。

万雷の拍手で幕が下りた後、別室で50周年の記念祝賀会が行われました。
そこに、歴代の顧問の先生が皆さまご出席くださいました。
それから、第1回演奏会のOBOGから現役の高校生まで、50歳も年の違う元部員＆現部員たちが大集合！
高校の同窓会だと女子高なので女性ばかりですが、部活は男子高と合同だったので男性もいて面白かったー。
旧姓で呼ばれたのは本当に久し振り！

　

会場にグランドピアノが用意されていて、食べては歌い、飲んでは歌い、おしゃべりしては歌い・・・
久し振りに顧問の先生の指揮で歌うことも出来、感激しました！
いろいろあった高校時代も、この年になるとすべて懐かしい話になっています。
行くかどうか迷いましたが、何十年振りかに会えた方もいて、行って本当に良かったです！！