演奏会＆祝賀会

高校生の時に入っていた部活の演奏会＆記念祝賀会があり、母校のあるK市へ行ってきました。
猛暑の今日、日本でも有数の暑さのK市の最高気温38.3℃！溶けちゃいそうです。

この演奏会が始まって、今年で50年なのだそうです。
50年間、一度も途絶えることなく、その歴史を紡いできていることに感激します。
私が演奏会の舞台にのったのはもう何十年（！）も前ですが、
同じように男子高と女子高で合同定期演奏会を開き、我が子よりも若い高校生が同じ歌を歌っている、
感無量でした。
会場は満席、2階席にまでお客さんが入っていました！

＜プログラム＞
オープニング　「道」委嘱作品
第1部　女声合唱　「ふるさとの四季」など
第2部　男声合唱　「杏の花」「受け継がれる生命（委嘱作品）」など
第3部　混声合唱　混声合唱　「光る砂漠」より
エンディング　「ありがとう」

オープニングで両校の全部員がステージに立ったのですが、驚いたのはその人数！
多い！！合わせて100人以上います。
特に男子高音楽部は、私たちの頃は1列（15名くらい）でしたが、40人もいるではありませんか！
しかもスーツを着ている…時代が変わったことを痛感しました。
そして、歌が上手い！こういう部になったのですね。

演奏の中で、「杏の花」を久し振りに聞きました。
「杏の木に杏の花が咲くように　この国に明るく花を咲かせたい　～♪」
この歌は、男子高音楽部顧問だった故荒井敬正先生が戦後シベリアに抑留されていた時に作られた歌なのです。
荒井先生のおられた頃は必ず演奏会で歌っていたのですが私たちの代を最後に歌われなくなり、
戦後70年の今年、そして先生の27回忌の今年、演奏会で歌うことになったのだそうです。
新聞記事にもなっています。

万雷の拍手で幕が下りた後、別室で50周年の記念祝賀会が行われました。
そこに、歴代の顧問の先生が皆さまご出席くださいました。
それから、第1回演奏会のOBOGから現役の高校生まで、50歳も年の違う元部員＆現部員たちが大集合！
高校の同窓会だと女子高なので女性ばかりですが、部活は男子高と合同だったので男性もいて面白かったー。
旧姓で呼ばれたのは本当に久し振り！

　

会場にグランドピアノが用意されていて、食べては歌い、飲んでは歌い、おしゃべりしては歌い・・・
久し振りに顧問の先生の指揮で歌うことも出来、感激しました！
いろいろあった高校時代も、この年になるとすべて懐かしい話になっています。
行くかどうか迷いましたが、何十年振りかに会えた方もいて、行って本当に良かったです！！