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本屋大賞2024決定!

2024-04-10 | 本の紹介
今日、全国の書店員が「いちばん売りたい本」を選ぶ「本屋大賞2023」が決定しました!
(画像は本屋大賞公式HPより)
全国の書店員が年に1度、出版業界活性化のために(切実!)「一番売りたい本」を投票だけで選出し、
第21回目の今回は2022年12月1日〜2023年11月30日の間に刊行された日本の小説が対象です。

きっと…という思いで大賞の発表を待っていたのですが、予想通り本屋大賞は、
宮島未奈 著 『成瀬は天下を取りにいく』(新潮社)に決まりました!
作者のデビュー作ながら「坪田譲治文学賞」や「キノベス!2024」、「BOOK OF THE YEAR 2023」
「埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本 2023」など、数々のブックアワードに輝き、
今回の「2024年本屋大賞」受賞でなんと14冠!!
「成瀬」は本当に天下を取りました。
現時点で、14刷40万部突破を果たす大ヒット作となっています。
このブログでも何回も記事にしているので内容の詳細は省きますが、読後感は最高です!
続編である『成瀬は信じた道をいく』も、同じく面白いです♪

候補作10作品の結果は以下の通りです。
このブログ記事で紹介している作品にリンクを貼りました。

大賞 『成瀬は天下を取りにいく』 宮島未奈 (新潮社)
2位 『水車小屋のネネ』 津村記久子 (毎日新聞出版)
3位 『存在のすべてを』塩田武士(朝日新聞出版)
4位 『スピノザの診察室』 夏川草介 (水鈴社)
5位 『レーエンデ国物語』 多崎礼 (講談社)
6位 『黄色い家』 川上未映子 (中央公論新社)
7位 『リカバリー・カバヒコ』 青山美智子 (光文社)
8位 『星を編む』 凪良ゆう (講談社)
9位 『放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件』 知念実希人 (ライツ社)
10位 『君が手にするはずだった黄金について』 小川哲 (新潮社)

私は10作品のうち8作品を読了し、4位までの作品はどれも良い作品と思いました。
『成瀬』の面白さははずば抜けていて、空気を読まない、正義感に溢れ、真っすぐな気持ちの、
成瀬に会いたいし、話したいし、友達になりたいとさえ思いました。


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