近くの「こだま千本桜」が一部ライトアップされているというので、夜に見に行ってみました。
小山川の両岸に、約5kmにわたって1100本の桜が植えられていてとても見事なのですが、
その始まりと終わりを確認したことがなく、ライトアップされているのは南の端でした。
午後6時からライトアップされますが、まだすっかり暗くはならない午後6時半ごろ到着、
この木が5㎞にわたる千本桜の南端の木で、とても大きくて立派です。
徐々に空が暗くなり始め、幻想的な桜の姿が姿を現し始めました。
桜は満開で、ライトを透かして見ると一面に桜柄のレースが広がっているように美しいです♪
ライトアップされているのは500mほどですが、平日ということもあって人も少なく、
妖艶で幻想的な感じがして、坂口安吾の小説『桜の森の満開の下』や、
作家の野田秀樹さんの戯曲による
歌舞伎『贋作・桜の森の満開の下』を思い出しました。
「桜の木の下には・・・」アレが埋まっていると考えると、ちょっと不気味に見えてきます。
日中は、いつもの公園で花々を楽しみながら久々のウォーキング。
こちらのソメイヨシノは満開を過ぎていて、児玉より少し暖かいようです。
ソメイヨシノの他にも各種の桜があり、1週間前はこの種類の桜が満開でした。
今は、八重咲の枝垂れ桜や普通の八重桜が満開です♪
お祝いの席の桜茶が八重咲きの桜の花で作られるのは、花びらが華やかでピンク色が濃いからでしょう。