重陽の節句

今日9月9日は五節句のひとつ「重陽の節句」、別名「菊の節句」とも呼ばれています。
「陰陽思想では奇数は陽の数であり、陽数の極である9が重なる日であることから「重陽」と呼ばれ」
菊花の香りの酒で月をめでます。
「９」という数字は日本人にとっては「苦しむ」からあまり縁起がいいとはされていませんが、
中国では、一番大きい陽数なのでめでたい数字です。
今日は菊、5月5日は「端午の節句」で菖蒲を飾ることから、
時機を逃してしまっていることを例えて「六日の菖蒲 十日の菊」といもいいます。

今日、12日までとされていた緊急事態宣言が、今月末30日まで延長されることが発表されました。
感染者が減ってきているとはいえ、まだまだ油断できない状況で、
本校でこの週末に予定されていた文化祭「桐華祭」は延期となりました。
それとともに、高校はオンライン授業が、中学校は分散登校を増やしています。

とはいっても、この近隣の緊急事態宣言下は1年前の春の状況よりかなり緩んでいて、
あの頃はすべて閉まっていたスポーツジムも、図書館を含む公共施設も、開いています。
長野県に住む叔父からのメッセージによると、繁華街も商店も人出はかなり少なく、
この先、図書館が当分閉まってしまうので本を大量に借りてきたとのこと・・・
この近隣は、皆さん気を付けながらとは思いますがスーパーや飲食店は多くの人出、
多分ワクチン接種が終わっている人たちで、自分の思うように行動するしかないと思います。
でも、具合が悪くなったらきちんと病院で診てもらえて、重症なら入院できるようになるまでは、
私は気持ちを引き締めたいです。