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映画 『ゴッホ 最期の手紙」

2018-03-05 | 映画
映画『ゴッホ 最期の手紙』を観ました。
俳優が演じた実写映像をもとに100人の画家が約6万5000枚におよぶ油絵を手描きし、
アニメーション化するという手法で作られたと知り、そんなアニメ観たことない!と思って観に行ってきました。
昨今、映画はコンピューターで作られる部分も多く、手描きのアニメは少なくなっていますからね。
見始めは、全編ゴッホのタッチの油絵風アニメーションというものに慣れずに戸惑いましたが、
そのストーリー性に引き込まれて、次第に自分がその作品の中にいるような気分になりました。
ゴッホの描いた有名な絵と同じ風景や人物がたくさん出てきて、それが動いている・・・
本当にあったことなのだし、いた人物なのだという思いを新たにしました。

ストーリーは、ゴッホの死の謎を解き明かしていく異色のサスペンスドラマ。
ゴッホを巡る人々の供述が皆違っていて、ゴッホは自殺したとされていますがそれは本当なのか?
その謎は、画家のゴッホが弟テオに宛てた最後の手紙に手がかりが・・・。

この作品はアカデミー賞長編アニメーション賞部門にノミネートされていましたが、
今日の発表では『リメンバー・ミー』が受賞、ディズニー作品が6年連続の受賞となりました。
アカデミー賞作品賞は『シェイプ・オブ・ウォーター』、これは面白そうなので見に行きたいです。

それから、メイクアップ&ヘアスタイリング賞を、
『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』で特殊メークを担当した辻一弘さんが受賞!
日本人初だそうで、素晴らしいことです!!
辻氏は京都府出身、10代から独学で特殊メイクを学び、1996年に渡米、
アカデミー賞には過去2回ノミネートされるなど、卓越した技術と独創性で一躍ハリウッドのトップに!
主演のゲイリー・オールドマンから直々のオファーを受けたそうで、名誉なことですね。

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