林望氏訳の『源氏物語』を図書館に入れました。
全10巻ですが、現在7巻まで刊行されています。
源氏物語は言わずと知れた日本文学の「古典の中の古典」、日本文学史上最高の傑作とされています。
朝廷に女房として仕えた紫式部の著により、
通常54帖、その分量はおおむね100万文字、400字詰め原稿用紙で約2400枚、
およそ500名余りの人物が登場し70年余りの出来事が描かれた大長編、
800首弱の和歌も含む典型的な王朝物語です。
1000年前の作とは言え、日本文学でありながらそれを原文で読むのは非常に難解です。
特に敬語表現が難しいとされ、しばしば大学入試問題にも出題されます。
与謝野晶子、谷崎潤一郎、等、著名な文学者が現代語訳を出していますが、
それが今やもう古文のようなもの。。。
図書館にも古典文学大系などの原文付き解釈本がありますが、
いかにも「お勉強」としての源氏物語なのです。
読み物として楽しい源氏物語がないものかと探してこの林望氏の訳本にたどり着きました。
まず、ソフトカバーの単行本で手軽に手に取れそう。
「コデックス装」という装本スタイルが採用され、どのページもきれいにパタンと開いてとても読みやすいです。
名訳を超えた「謹訳」!
超翻訳とでもいいましょうか、これなら全54帖を読了出来そうです。
源氏物語はあるランキングによると「いつかは読みたい本第1位」なのだそうです。
来年読む本が見つかりました。
それと同時に、週刊ムック本『絵巻で楽しむ 源氏物語』も図書館に入れ始めました。
朝日新聞出版からの出版で、
現在3号まで出ていますが、1帖が1冊に収められていて、それが54週にわたって刊行されます。
国内外に散逸している絵巻のすべて、人物関係図、出来事年表、用語解説などが入っていて飽きずに読めます。
40ページほどですので、雑誌を見るようにパラパラと見ているだけでも楽しいです。
この2つで『源氏物語』を制覇出来そうですね♪
現在、映画「源氏物語――千年の謎」も公開中です。
この映画もとっても楽しみです。
全10巻ですが、現在7巻まで刊行されています。
源氏物語は言わずと知れた日本文学の「古典の中の古典」、日本文学史上最高の傑作とされています。
朝廷に女房として仕えた紫式部の著により、
通常54帖、その分量はおおむね100万文字、400字詰め原稿用紙で約2400枚、
およそ500名余りの人物が登場し70年余りの出来事が描かれた大長編、
800首弱の和歌も含む典型的な王朝物語です。
1000年前の作とは言え、日本文学でありながらそれを原文で読むのは非常に難解です。
特に敬語表現が難しいとされ、しばしば大学入試問題にも出題されます。
与謝野晶子、谷崎潤一郎、等、著名な文学者が現代語訳を出していますが、
それが今やもう古文のようなもの。。。
図書館にも古典文学大系などの原文付き解釈本がありますが、
いかにも「お勉強」としての源氏物語なのです。
読み物として楽しい源氏物語がないものかと探してこの林望氏の訳本にたどり着きました。
まず、ソフトカバーの単行本で手軽に手に取れそう。
「コデックス装」という装本スタイルが採用され、どのページもきれいにパタンと開いてとても読みやすいです。
名訳を超えた「謹訳」!
超翻訳とでもいいましょうか、これなら全54帖を読了出来そうです。
源氏物語はあるランキングによると「いつかは読みたい本第1位」なのだそうです。
来年読む本が見つかりました。
それと同時に、週刊ムック本『絵巻で楽しむ 源氏物語』も図書館に入れ始めました。
朝日新聞出版からの出版で、
現在3号まで出ていますが、1帖が1冊に収められていて、それが54週にわたって刊行されます。
国内外に散逸している絵巻のすべて、人物関係図、出来事年表、用語解説などが入っていて飽きずに読めます。
40ページほどですので、雑誌を見るようにパラパラと見ているだけでも楽しいです。
この2つで『源氏物語』を制覇出来そうですね♪
現在、映画「源氏物語――千年の謎」も公開中です。
この映画もとっても楽しみです。
私は瀬戸内寂聴さんの文庫版を読み終え、あちらの家に置いてきました。
昨日久し振りの集まりに参加する前、集合場所が映画館のすぐそばでしたので、「源氏物語・千年の謎」を見てきました。
なぜ紫式部があの物語を描いたのか、との問いから描かれた今回の作品。これからもその謎は、話題となっていくことでしょう。
ずいぶん豪華キャストでした。華麗なシーンが次々登場。衣擦れの音が、十二単では随分大きいのだなどと思ったり。
御息所の生霊が葵上の命を奪おうとするシーンですが。手術をし、何日も身動きもできなかった時に、全く同じ経験をしたことがありました。
全身が異様に青黒い人影が(おそらく女性)、天井付近から、どさっと落ちてきて、非常に苦しいでした。
どうもその点が、印象に残ってしまいました。(興ざめですね)
でも、お勧めできる作品です。
私は全部を最後まで読んだことがないので(コミックの「あさきゆめみし」は読了しましたが)、
来年は全巻読みたいです。
映画も早速ご覧になられたのですね。
六条の御息所の怨霊の場面は有名ですが、それと同じ体験をされたなんて!!
怖いです~~~。
同じ金縛りでも、三谷監督の「ステキな金縛り」は楽しそうですが。。。
今日は「源氏物語・千年の謎」の映画とどちらにしようか悩みましたが、どこかのブログで連続浮気映画という書き込みを見たので、この映画はやめてタンタンの冒険にしました。
今更、文字の多い本を読む気力は残っていませんが、週刊ムック本『絵巻で楽しむ 源氏物語』には食指が出ますね。
あの時代は恋愛がかなり自由だったこともありますが、
光源氏が多くの女性を渡り歩いたのはイケメンでもてたことと、
彼にとっての永遠の女性、桐壺の更衣(実母)への思慕による「マザコン物語」だと密かに思っております。