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能ワークショップ 2回目

2012-09-23 | いろいろ
昨日は、能ワークショップの2回目でした。
前回は能についてのレクチャーが多かったのですが、今回はいよいよ舞の体験♪

まずは、前回のおさらいとして「高砂」を謡います。
強吟(つよぎん)なので一音一音を朗々と声高らかに。
それから新しく弱吟(よわぎん)の能「敦盛」を練習します。
私は平家物語巻九の平敦盛と熊谷次郎直実の決戦の場面には並々ならぬ思いがあり、
(過去記事はこちら)、
歌舞伎の「一谷嫩軍記」も観に行きました。

この能ワークショップに行こうと思ったのは能「敦盛」を学ぶとあったのも一因です。
画像は能「敦盛」の謡(うたい)の一節です。
いわば「楽譜」で、言葉の右側にある記号や指示に従って言葉の大きさ、高さ、速さを変えながら謡うのですが、
つい西洋音楽のように歌ってしまい先生から「息の力で音を上げます!」と注意が・・・
難しい!

それから織田信長が好きだった幸若舞「敦盛」の「人間五十年」も謡いました。

「人間五十年、化転(げてん)の内を比ぶれば、夢幻(ゆめまぼろし)の如くなり。
一度(ひとたび)生を得て滅せぬもののあるべきか。」

大河ドラマで信長が謡い、舞っているのを見た覚えがあります。
戦国時代にあっては我が身に実感される、深い言葉だったことでしょう。

その後、楽しみにしていた舞の練習です♪
白足袋に履き替えて、扇を持たせてもらい、立ち方から教えていただきます。
それから足の運び、手の動き、廻り方など、基本の6つの動きで先ほどの「人間五十年」が舞えます。
手に気をつけていると足の動きがわかなくなり、足に気をつけていると手が疎かになり、
皆で苦笑しながらドタドタ、バタバタ、ヨロヨロといった感じです。
でも気分はこのように舞っているつもり♪



上村松園 「序の舞」 本物を見て(過去記事)好きになった松園の絵。

次回はお囃子♪
私、鼓が好きなのですよ~ポポン♪ 楽しみです!

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