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19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

本屋大賞2023決定!

2023-04-12 | 図書館
今日、全国の書店員が「いちばん売りたい本」を選ぶ「本屋大賞2023」が決定しました!
(画像は本屋大賞公式HPより)
全国の書店員が年に1度、出版業界活性化のために(切実!)「一番売りたい本」を投票だけで選出し、
第20回目の今回は2021年12月1日〜2022年11月30日の間に刊行された日本の小説が対象です。

記念すべき第20回大賞に選ばれたのは、凪良ゆう 著『汝、星のごとく』(講談社)
第168回直木賞の候補にも選ばれ、昨年刊行された累計発行部数は40万部のベストセラー。
私も候補作10作品の中でも強く心に残り、熱い思いを記事にもしました。
大人が読んでも心に沁みる恋愛小説です。
凪良ゆうさん初の単行本『流浪の月』は2020年本屋大賞を受賞し、映画化もされて、
先日発表された「第46回 日本アカデミー賞」では6部門で優秀賞を受賞しました。
今、とても勢いのある作家さんです!

候補作10作品の結果は以下の通りです。
このブログ記事で紹介している作品にリンクを貼りました。

1位 『汝、星のごとく』 凪良ゆう (講談社)
2位 『ラブカは静かに弓を持つ』 安壇美緒 (集英社)
3位 『光のとこにいてね』 一穂ミチ (文藝春秋)
4位 『爆弾』 呉勝浩 (講談社)
5位 『月の立つ林で』 青山美智子 (ポプラ社)
6位 『君のクイズ』 小川哲 (朝日新聞出版)
7位 『方舟』 夕木春央 (講談社)
8位 『宙ごはん』 町田そのこ (小学館)
9位 『川のほとりに立つ者は』 寺地はるな (双葉社)
10位 『#真相をお話しします』 結城真一郎 (新潮社)

私は全10作品を読了し、4位までの作品はどれも面白かったです。
私としては1位作と甲乙つけがたいほど良かった『ラブカは静かに弓を持つ』は2位でした♪
6位作の小川哲さんは『地図と拳』で直木賞を受賞しましたが、前作との作風の違いには驚かされました。
生徒たちにも是非読んでもらいたい作品が多いので、図書館だよりでも紹介します。